マレーシア移住から早一年
ふと去年の今頃の記事を見たら丁度マレーシア移住直後について記事にしていました。
今日はそれを振り返ってみたいと思います。
そしてそこからコンドミニアムを選ぶときのポイントを私なりに考えてみたいと思います。
去年の記事
こちらが見返してみた去年の移住直後の記事です。
読み返すと色々な思い出が湧き上がってきます。時には前書いた記事を読み返すのもいいものですね。
どうでもいい話ですが、日本に帰ってきて「あれ?いつも使っていたドライヤーないな…マレーシアに持って行ったんだっけ?んー???」と思っていましたが、上記の記事を読んで思い出しました。
マレーシアに持って行って、コンセントの口は変換器で変えたものの変圧器をつけずに使って爆発させたのでした。。その後マレーシアで改めてドライヤーを購入したものの、結局向こうではあまりドライヤーを使わない生活をしていた…とそのせいでドライヤーに関する記憶がすっぽり抜け落ちていました。
皆さん、海外生活の際には電圧にも充分お気をつけください。
私が暮らしたコンドミニアムのいいところ
たった10ヶ月だけでしたが、暮らしてみて良かったところを挙げてみます。
- 本当にあの虫が出なかった
- オーナーがいい人でしかも同じコンドミニアムに住んでいた
- セキュリティやマネジメントがフレンドリーだった
- 規模が大きすぎないので住民が把握しやすい
- スーパーと駅とバス停留所が近かった
- 近くに屋台がよく出ていた
では以上6点についてちょっと細かく書いていきます。
「あの虫」が出ない!
これは南国で生活をしていたのに非常にラッキーでした。
いいコンドミニアムを選んでくれた夫とそれに協力してくれた不動産屋さんには頭が上がりません。
ここ最近、日本の自宅でも見てしまったので、余計に「あの虫」への恐怖心が大きいです。
マレーシアは南国ですし、衛生面も日本に劣るので「あの虫」は確実に存在しています。
そして尚且つマレーシア人にはあんまり気にしていません。居ていいとは思っていないでしょうけど…スーパーやドラッグストアなど害虫駆除コーナーに行くと蚊・蟻・ネズミ・「あの虫」対策グッズが売られていますが、蚊と蟻が幅を効かせている印象を受けました。
確かに蚊は彼らにとって非常に問題です。デング熱などの怖い伝染病を媒介する可能性のある高い虫なので、蚊への対策は非常に大切です。
蟻も非常に多いです。我が家は14階でしたが見かけましたし、20階の友人宅でも対策をしないとすぐ出るという話を聞きました。玄関のドアやベランダのドア、各部屋のドアにしてもピッタリ閉まらないことの多いマレーシア(少なくともうちのコンドミニアムだけではなかった…)では、侵入されることがしばしばです。
そんな蚊と蟻に比べると「あの虫」は気配を察知すると逃げる習性があるので、もしかしたらマレーシア人にとってはあまり深追いする必要のない虫なのかも…どうかな?
私の住んでいたコンドミニアムはマレーシア人以外の住人、オーナーも多かったので「あの虫嫌い」が多かったのかも?だから月1で徹底対策をしてくれていたのかも?なんて考えたりしています。
あきらめないで探せば、マレーシアにも「あの虫」と出会わなくて済む家はあります!
よくよく不動産屋さんに伝えましょう!
オーナーがいい人で近所
マレーシア移住前に、マレーシア在住の知人から教えられた教訓の一つに「マレーシアのコンドミニアムはオーナー次第」というのがありました。
今になってそれはよくわかります。
マレーシアに住んでいる間、オーナーに相談することが何度もありました。
- トイレが使えない
- 部屋の扇風機が使えない
- うっかり鍵を中に置いたまま鍵を閉めてしまった(オートロック的な)
- オーブンが使えない
- 乾燥機が壊れた
- 契約より早めに帰りたい(コロナのせい)
日本にいたら1年弱でこんなにトラブルに見舞われることはそうそうないでしょう。
マレーシアはトラブルだらけです。
友人宅もクーラーが壊れたり色々あったそうですが、なんせオーナーがアメリカ在住だったそうで、なかなか修理の話が進まなかったそうです。
一方私たちのオーナーは同じコンドミニアムの上の階に住んでいたので、どんなトラブルの時も「助けてー」というとすぐに、早ければ即日返信をくれましたし、壊れた箇所も見に来てくれた上で「あー確かに壊れてる。これくらいの予算ので新しいの買おうか?」と相談に乗ってくれました。
※入居直後のトラブルは全面的費用オーナー持ちでしたが、それ以降は折半だったり、こちらの全額負担だったりしました。そこもオーナーと相談。
実際にはタイミングが合わず行けなかったけど、旧正月の時に食事に誘ってくれたり、とてもフレンドリーなオーナーでした。
最後の時も私たちのことを心配してくれ「何か手伝えることが有ればぜひ言ってくれ!」と優しい言葉をかけてくれました。
セキュリティやマネジメントがフレンドリー
オーナーとは別にコンドミニアムを管理するマネジメントやセキュリティもとてもいい人たちでした。
子ども達に優しかったし、日本で言うなら「ちょっとお節介」な位なところもありましたが、でも英語の辿々しい私や子どもにもよく声をかけてくれて親切にしてくれました。
兄助が学校からスクールバスで帰って来る時、本来であれば私が1階のロビーで待ち受けて部屋まで連れ帰るのが普通でしょうが、マネジメントが「ロビーで小さい子と一緒に待っているの大変だろうからいいよ、私たちが連れて言ってあげるよ」とスクールバスで帰ってきた兄助をロビーで迎えるのを私の代わりにしてくれるようになりました。
しかも、なんならタイミングが合わず私の外出中(ネーネやチビ助のお迎えと被ったり)に兄助が帰宅すると、マネジメントの部屋でおやつを与えながら待たせておいてくれました。
その間兄助はおやつをもらいながら、辿々しい英語でおしゃべりを楽しんでいたそうです。
住民が把握しやすい
私の住んでいたコンドミニアムは一つのフロアに5部屋×20階で100世帯。でもフルにはなっていなかったので、せいぜい60〜70くらいかも。
私自身は「あーこの人よく見かけるなー」と言う程度で全く把握はできていませんでしたが、セキュリティはバッチリ把握していました。
私たちが入居して1週間足らずで、私たちが何階の住人なのかをバッチリ覚えてくれていました。※私たちの住むコンドミニアムのセキュリティの人は手が空いていればロックのかかっている外扉を解錠して、手で開けてくれるし(大体はロックだけ解錠)、そしてエレベーターのボタンまで押しておいてくれたりしました。
時々カードキーを持つのを忘れて外に出てしまった時も「鍵忘れちゃった」というと家の階のボタンを、何階と言う前に押してくれました。
それはウチだけでなく住民全体を把握しているようでした。
なので住民以外の人間をすぐに見つけて「どこの誰にでも何の用?」と確認してくれて、セキュリティ面でも安心でした。
あまり、そこを信用しすぎてもいけないのですけど…でもセキュリティと住民がお互い仲が良くて、お互いを顔をよく知っているというのはいいことです。
スーパー・駅・バス停が近所
まずスーパーは近所にあってくれるのがやはりベストです。
私の印象ですが、マレーシアは暑いからこそ冷蔵機能は非常に重要なのに、コンドミニアムに設置されていた冷蔵庫はクオリティがかなり低めでした。
あんまり冷えてない…?
もしくはドアの締まりがイマイチ…?
なので長期保存はしないのがベストです。
食材はこまめにスーパーで購入して(そのスーパーでも時々すでに腐っているものを売っていることもあるので購入時はよく注意する)、テキパキ使い切るのが鉄則です。
となると、買い物頻度は多くなるのでやはりスーパーは近所にあったほうがいいでしょう。
ネットスーパーアプリも使ったことがありましたが、痛い目を見たので私はもう信用していませんし、コロナでLockdown時には使いたくても全然使えない…と言う状況だったようなので、やはり自分で買いに行くのが最も確実な方法です。
マレーシアはそもそも駅が日本、特に東京などの都心のように発達しているわけではないですし、バスも全然時間通りに運行していないので、一番使い勝手がいいのはGrabなどのタクシーですが、とはいえ駅やバス停が近所にあると選択肢が増えるのでさらに出かけやすくなります。
そして活動制限令・MCO中にはタクシーに二人以上の乗客で乗らないように、と言うお達しがあり子ども3人・大人1人と言う我が家には致命的な状況だったので、やはりタクシー以外の移動手段があって良かったなと思います。
屋台が嬉しい
私は屋台のご飯が大好きでした。通勤の人達(ホワイトカラーの人たちや近所のショッピングモールの店員さん達)がよくそこで朝ごはんを購入して賑わっていました。
マレーシアに来たなら是非屋台のご飯を試して欲しいな、と思います。
味は美味しいといつも思う屋台でも時々「え?嘘?」と思うくらいはずす日もたまーにあったりしますが、どローカルのご飯をローカルに混じって楽しめるのは、楽しいと思うんですよね。
値段も驚くほど安いです。毎朝RM2(約50円ちょっと)でお腹いっぱいになっていたなんて日本では考えられないです。
懐かしきマレーシアでの生活
帰国して早2ヶ月経ってしまいました。
すっかり日本での生活を取り戻し、マレーシアでの日々が懐かしいです。
ナシレマ食べたいな。
セキュリティやマネジメントの人達にもまt会いたいなー。