3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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帰国後…小学校再開

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帰国して2週間、無事に自宅待機期間を終えてスムーズに翌々日から小学校へ転入しました。

 

転入時面談

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区役所で手続き後「小学校で面談があってその後正式に転入確定となります。」と言われ「もしや拒否されるってこともあり得るのか?」と一瞬ビビりましたが形式的なものでした。
入学時に書いた緊急連絡先やアレルギーの問診票などの書類を諸々説明がてら渡される面談でした。

  1. 副校長先生と必要な書類の確認(入学時に渡されたものと同じようなもの、緊急連絡先など。こちらであたらに用意するものはなし。しかも一部残しておいてくれたらしい♪)
  2. 担任の先生と顔合わせ(去年と同じ先生)&教科書の受け渡し

と30分くらいで終了でした。
副校長先生は代わっていましたが、担任の先生も途中でちょろっとあった校長先生も去年と同じ先生だったので話が非常にスムーズでした。

我が家は去年1学期だけ通っていた小学校へ戻っただけだったのでかなりスムーズでしたが、これが初めて通う学校であれば制服、体操着、ランチョンマットなど必要物品の説明やら準備やら登下校のルートの確認、放課後子供教室の説明など入学時にされた説明を一からされる感じだったでしょう。
兄助が帰国時にお友達など困らないように…と思い夫には最初単身赴任をしてもらって、後から追いかけるように子どもたちと一緒に移住しましたが、結果的には親にとっても色々と好都合でした。

心配していた海外帰国者の受け入れの雰囲気

私は「海外帰国者の受け入れ」について結構敏感になっていました。マレーシアにいた時からそれはもう心配していました。

 

皆が皆そうではないと分かりつつも

  • 荷物を持って来てくれた宅配業者さんに消毒液を吹きかける
  • 咳をしただけで周りから白い目で見られる
  • 公園で子どもが遊んでいると通報される

など、極端な「自粛警察」の話を聞いていたのと、日本に比べるとかなり子どもに対して寛容なマレーシアという国に慣れてしまったために、日本に帰国してからの周囲の雰囲気に対して心配していました。

 

私や下2人の子どもは街を歩いても帰国者だとしられる機会は多くないのでいいのですが…夫も大人なので自分でどうにかできますが…心配の種は小学校へ戻る兄助。。
彼は出国前に「行ってらっしゃいの会」を開いてもらっていて海外に行っていたことは明白…しかも帰国後はずっと同じ集団の中に所属することになるとなれば…いじめとか起きないかな、いじめないにしても嫌な思いをしないだろうか…と心配していました。

 

そのため小学校に戻るにあたり、クラスメイト・その保護者の方たち向けにお手紙を準備しました。内容としては

  • 帰国してきました
  • 空港での検査は陰性でした
  • マレーシアは日本に比べると感染者数の少ない国でした
  • でも厳しい外出制限があってずっと家にこもっていました
  • 今日まで私たちは何の症状もなく元気です
  • また仲良くしてね

といった感じです。

 

これを面談時に副校長先生、通りがかりの校長先生に「必要がありそうならクラスメイトの子たちに配布して欲しいのですが…」と相談しました。

結果は「全然いらないよー」ということで配布することはありませんでした。

校長先生がいうには「1ヶ月前なら自粛も厳しくて気にする人もいたかもしれないけど、ちょうど小学校も通常通り(全体登校)になったところだし、県をまたいでの移動制限も解除されたところだし。今は気にする人はいないと思うよー」とのこと。

このタイミングで帰国できたのは良かったのかもしれない、と思いました。
作ったお手紙は日の目を見ることはありませんでしたが、「私が気にしている」ということを先生たちに伝えられたのでよしとします。

 

実際の転入後の様子

お友達との様子

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以前と違う学校生活なので、みんなでワイワイ!という感じではないようですが、とりあえず大きな問題なくクラスにまた馴染んでいるようです。

休み時間に仲の良かった子1人2人とおしゃべりをして過ごし、給食はみんな各机で前をむいて静かにして食べる。なんだか寂しい気もしますが、今のスタンダードがそうなので、仕方ないですね。

久しぶりに帰ってきた、というハンデは差し当たり現状問題になっていないようなのでそれだけで安心です。

 

勉強の様子

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算数・漢字に関してはむしろ進んでいる状態で帰ってこれたので、こちらも問題なく授業に入ることができているようです。

幸いにも他の子たちも学校が再開したのが6月頭、そのためドリルなどの宿題関連も遅れが2−3週間分程度で済んだので、休日などを使って追いかけているところです。良かった。

 

国語は以前は苦手科目だったようですが「久しぶりに国語をやったら楽しかった」とちょっと苦手意識がとれた…かも?

英語もインターではどうしたって喋れない方だったし、内容も結構難しく苦手意識が強い科目でしたが、日本では「むしろできる方(そりゃそうだ…10ヶ月英語漬けの学校だったんだから)」というので自信を持ちつつあります。そこで満足していては…とは思うけど、まずは苦手意識を取り除くところからですね。

 

周りの保護者の様子

お迎えに行ったりしないので、数人にしか会えていませんが、私の顔を覚えていてくれたようで親しげに声をかけてくれて安心しています。

「戻ってきたんだってねー」

「またよろしくねー」

それだけだけど、過剰すぎるほど心配していたので、普通の対応をしてくれることに安心します。

 

おまけ:街中の様子

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自粛が色々解除された段階で私たちの自宅待機も終わったので、自粛中の町の様子がわからないので比較しようはありませんが…

兄助が学校へ行っていている午前中は下2人を公園へ連れて行きます。
たしかに以前に比べると子どもの数は少ない気がする…でもそうは言っても常時2−3組は遊んでいるし、近くの広場には日向ぼっこだったり休憩だったりしている大人も距離をあけつつも結構な数を見かけます。

 

子どもを連れてお散歩をしたり公園で遊ばせていることに嫌な顔をする人は今のところ見かけないし、以前と変わらず「可愛いね」とか「元気だね」と声をかけてくれる通行人や笑顔で子どもたちを見ている人も多いので安心です。

変わったことといえば「みんなみんなマスクをしている」というところだけでした。

私の心配は杞憂だったようです。その点では本当によかった。

世界はまだまだコロナの脅威にさらされている国が沢山ありますし日本も第二波が騒がれているので他人事ではありません。でもこれ以上経済活動なり子ども達の学校生活に制限をどんどんかけるのはかなりしんどいな、と言うのが正直なところ。

手洗いうがいの基本を守りつつこれ以上締め付けが厳しくなりませんように。