かえるくんの意志力のクッキー
唐突ですが、私はかえるくんとがまくんのお話が好きです。
昔小学校の国語の教科書で「おてがみ」という話を読み、その時から「かえるくんとがまくんはなんていい友達なんだ」と思い、
夫もやはり教科書で「おてがみ」を読んで感銘を受けた口で、0歳の長男兄助に初めて買ってやった本がこの「おてがみ」が入った「ふたりはともだち」という本でした。
さてかえるくんとがまくんのお話はシリーズ化されていて、計4冊出ています。
それぞれ1冊に4つのお話が入っており、全てもちろん読み聞かせをしましたし、何なら英語版でも読み聞かせしました。(「英語わかんなーい」と不評でしたが…)
今日はそのうちの一つのお話を紹介したいと思います。
クッキー(「ふたりはいっしょ」より)
がまくんがクッキーを焼いたのですが、それがとてもおいしいのです。
二人はもりもりとたくさん食べてしまいます。
あまりにたくさん食べてしまったので途中でもう食べるのをやめなければ、とお互いに話し合います。(話ながらもクッキーに手が伸びてしまう…)
「僕らには意志力が必要だ!」
とかえるくんがクッキーを箱に入れたり、箱を縛ったり、更に高い場所に置いたりします。
でも箱を開けちゃうんじゃないか、縛った糸を切ってしまうんじゃないか、梯子を持ってきて高いところから箱を下すんじゃないかと、そして結局クッキーを食べてしまうんじゃないかとがまくんは心配します。
かえるくんもそうかもしれない…と思います。
最終的にかえるくんは箱を下ろし、糸を切って、箱を開けて、そしてクッキーを
外に置いて鳥たちに全部あげたのです。
僕たちの意志力の勝利だ!とかえるくんは喜びます。
がまくんは「新しいお菓子を作ろう」といいます。
そんなお話(確か。)
なんで突然かえるくんたちの話をしたかというと
私の意志力が弱いという話につながります。
お家に籠って子どもと一緒にできることもそう多くないのでYou Tubeでダンスをするというのが日常化しているのですが、そしてそれとは別に筋トレとストレッチも習慣化してきていい感じなのですが…
おやつも止まらないのです。。
せっかく筋肉がついてきているように見えるのに…腹直筋の上にある皮下脂肪…とれない。おちない。
せっかく運動しているんだから、あとはおやつを辞めるだけで私いい体型になれちゃうんじゃない?と思うのですが、
おやつがやめられない。
子ども達は間食が必要な生き物なので仕方がないのですが、彼らのために市販のお菓子や手作りお菓子を用意すると…もれなく私も食べたくなってしまう。。
しかももうすぐ日本に帰るので通い詰めたスーパーのポイントを使えるだけ使っていくべきだよね、と思ったら…チョコと交換してしまった。しかもリンツ。ちょっといいチョコ。子どもにはもったいないなと一人でちょこちょこ食べてしまう。
これダメだ!一人で隠れてチョコ食べて、なおかつ子ども達と一緒におやつも摘まんでしまうとかダメの極みだ!
今こそ私の意志力を発揮せねば!
と、
リンツのチョコを子ども達に解放しました。
一瞬でなくなりました。(泣)
みよ、私の意志力!
でもね、ポイントがまだ残っているんですよね。もう一回チョコ、交換できちゃうんだな…がまくんの再来。
かえるくん達の生活を見事に体現した出来事だった
絵本から学ぶことは沢山あるな、と思った出来事でした。
結構運動はしているので、今のところブクブク太る…とまではいかなそうですが、でも忙しくなったら真っ先に時間を削られるであろう運動習慣。。
そして短時間でも続けられてしまうおやつ習慣。。
早く私の真の意志力を発揮しないといけないな…。