【海外移住】日本から持って来た絵本
子ども連れの移住には多少なりとも絵本やおもちゃが必須ではと思いますが、今回は我が家が持ってきた絵本をご紹介してみようと思います。
- ラインナップ
- 永遠のベストセラー「はらぺこあおむし」
- 絶対外さない・日本昔ばなしとイソップ物語
- 国旗のえほん 戸田シリーズ
- ふたりはともだち
- まだ自分で本を読めない子どもも楽しめる音の出る絵本
- その他
ラインナップ
- はらぺこあおむし
- 国旗のえほん
- 6つの色
- はっけん!こどもはじめてずかん たべものどっさり
- 風の子しりとり
- ぞうさん
- おしっこちょっぴりもれたろう
- ふたりはともだち
- おかあさんといっしょ おうたでげんき!
- どうぶつもようでかくれんぼ
- ね、おはなしよんで
- 1日1話・読み聞かせ新日本昔ばなし1~3
- 読み聞かせイソップ物語
このうち6冊はお友達や親せきからの餞別としても贈り物でした。
家にあるお気に入りの絵本はもちろんですが、とはいっても大きい子たちには新しい本も読みたいところだったので、すごく素敵な贈り物でした!
実はこれ以外に兄助が自分であと2冊ほど恐竜の本を持ってきましたが、そちらは「絵本」というカテゴリーにはもはや入らない代物なので割愛。
永遠のベストセラー「はらぺこあおむし」
言わずと知れた、永遠の名作★ベストセラー「はらぺこあおむし」
1家庭に1冊くらいの勢いで、どこの家でも見かけますが、同じ本でも皆色々なパターンのあおむしをもっています。
布製のソフトブック、飛び出る絵本、ポケットサイズ、歌付き…もろもろ。
そして我が家のあおむしは「英語でもよめるはらぺこあおむし」です。
兄助時代に義両親から頂いたものです。英語表記と日本語表記が同時に乗っているだけなのですが、それを見比べると「和訳のほうがイケてる!」と見比べて味わうこともできます。
今は1歳半のチビ助が大好きで、しょっちゅう「あーむしー」と言いながら絵本を持ってきます。そして、ただ読むだけでは納得してくれません。
歌わないと納得してくれないのです!
昔からはらぺこあおむしのことは知っていましたが、はらぺこあおむしの歌の存在は兄助が保育園に入るまで知りませんでした。
皆さん知っていましたか?
始めて知った時は4回曲調が変わるので、難しい歌だなぁと思っていましたが、母歴7年目にもなり子ども3人に歌い続けてきただけあって、今では持ち歌の一つになるほどです。
育児関連時間少なめの夫ですら、もうマスターしています。
最近はチビ助も一緒に歌い始めました♪
はらぺこあおむしのいいところは、色鮮やかな絵とわかりやすいお話しだけでなく、教育的にも有効だということです。
- 曜日がわかるようになる。しかも土曜日の後にまた日曜日が来るということまで含めてくれている。
- 数がわかる。小さい子供にとっては5までわかれば十分。
- 果物が沢山出てくる。他にも食べ物が沢山出てくる。名前を覚えるのに良い。
- 食べ過ぎるとお腹を壊すことを伝えられる。
- ちゃんと食べると大きくなって蝶になれる(かっこよく、素敵に変身できる)と言うことが伝えられる。
ウチの上二人はあおむしによって、曜日や5までの数を覚えました。そしてきっとチビ助も。
ただ両親も影響を受けすぎて、「今日は金曜日か。オレンジが5個だな」とわけわからない確認をしてしまったりします、時々。
絶対外さない・日本昔ばなしとイソップ物語
昔話系はあおむし以上に昔から親しまれているので、絶対にはずしません。
そして今回持ってきた日本昔ばなしとイソップ物語は、私が子どものころに読み聞かせをしてもらった代物で、2世代にわたって大活躍です。
しかも、桃太郎などの見慣れた話ではなく、ちょっと見慣れない地方の昔ばなしなので大人も初見の話が多く、興味深いです。1冊に25話載っていて、それが3冊あるので早々飽きません。
そして昔ばなしと言うのはたいてい教訓が含まれているので、その点でもまた教育的だなぁと感心します。
時々、正直だと得をする!という結末もあれば、うまくトンチを使えれば怠け者でも大成する。という結末もあり…全部そのままに子どもたちに「こうあれ!」とは言い難いですが…。
イソップ物語も私の実家から持ってきたのですが、さすがに全く同じものはAmazonでは見つかりませんでした。古いしなぁ。
私の持ってきたイソップ物語は30話収録、聞いた話もあれば聞いたことない話も含まれています。イソップ物語のほうが日本昔ばなしに比べて、動物が主役になる話が多い気がします。
チビ助は話の内容はわかっているのか怪しいところですが、動物が出てくると嬉しそうに「ちゅーちゅー」とネズミのマネや「がおー」とライオンのマネをしてくれたりします。
そして、短編集なので上の子たちは自分で読書をするのにちょうどいいみたいです。
長い話を読むにはまだまだ集中力がないので、せいぜい4-5ページのお話は読みごたえがありつつ、読み切れる量でちょうどいいみたいです。
国旗のえほん 戸田シリーズ
マレーシアはタイ、シンガポール、インドネシアと接していますし、それ以外にも東南アジア諸国が日本に比べるとグッと近づきます。
ので落ち着いてきたら海外旅行も、日本から行くよりも安く近く行けるので、どんどん行ってみたいなと思っています。
そして兄助はインターナショナルスクールに通っているので、アジア系がほとんどではありますが、いろんな国の子ども達、先生達が集まっています。
せっかくぐっと世界が近くなったこのチャンスに国名、位置、国旗を覚えない手はないでしょう!
以前国旗のぬりえで子ども達が遊んでいたこともありましたが、あれもあれで面白かったけど、こちらは全ての国旗が載せられているのでなおよし。
そして、この国旗のえほんは戸田デザインというところが出しているのですが、シンプルで洗練されていてデザインがいい!好き!
私自身ここの戸田デザインの本を知った時に「これはいい!贈り物にもいい!」と思っていたのですが、頂いちゃいました♪
「6つの色」と「風の子しりとり」も戸田デザインの本でセットで頂きました。
6つの色―色彩えほん〈1〉 (こどもの色彩感覚を育てる絵本シリーズ)
- 作者: とだこうしろう
- 出版社/メーカー: 戸田デザイン研究室
- 発売日: 1985/01/01
- メディア: 単行本
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この配色、いいですね。エリックカールの鮮やかで画面いっぱいの色も大好きだし、この色の数を絞って余白をたくさん残しつつ一つ一つの色の美しさを引き出す感じも好き。
絵本はやはり「絵」の本ですから、絵が、配色がきれいでないと!
ふたりはともだち
- 作者: アーノルド・ローベル,三木卓
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1972/11/10
- メディア: ハードカバー
- 購入: 12人 クリック: 196回
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このかえるくんとがまくんのお話は私と夫、大人が大好きすぎて、兄助が赤ちゃんの時から読み聞かせています。
国語の教科書に「おてがみ」という話が載っていたのを覚えていらっしゃる方もいるんじゃないかと思います。
文体が素敵なんです。訳者の三木さんに盛大な拍手を贈りたいと思います。
※三木卓さんはご自身の作品でも有名な方だったんですね…無知な私は全く知らず。恥ずかしい。
このかえるくんとがまくんシリーズは全部で4冊あり、もちろん元々がアーノルド・ローベルさんというアメリカの作家さんの作品なので英語もあり、英語でも全て読み聞かせをしました。
英語バージョンも素朴でシンプルな素敵な文体で、英語を覚えはじめた子向けに最適な本として評価されています。
私達大人が好きすぎて読み聞かせしすぎたのと、私自身の英語の音読練習もあって英語でも読み聞かせし過ぎたので、既に子ども達の間ではお腹いっぱい感があって、今やあまり人気無さげですが…結局私が好きなので持ってきてしまいました。
まだ自分で本を読めない子どもも楽しめる音の出る絵本
ボタンを押すと歌や音が出る絵本は小さな赤ちゃんでも楽しめる絵本ですね。
特に私は音痴なので、こういう正しい音程で歌ってくれる絵本は大歓迎です!
こちらの本もまたお友達に餞別として頂きました。
素敵!圧倒的センス!全く外さない!さすが同年代の子どもを持つ母たち!
この本に収録されている歌のラインナップは
- おまめ戦隊ビビンビ~ン
- ぱんぱかぱんぱんぱーん
- とり
- べるがなる
です。正直どの歌もちゃんとしらなかったのですが、我が家のチビDJが延々とかけ続けてくれたお陰でしっかり覚えました。
ウチのチビ助は「からだダンダン」が大好きで、機嫌が怪しくなると私が全力のアカペラでからだダンダンを歌い、踊り、機嫌を持ち直しています。そしてからだダンダンの後はセットでべるがなるを歌う流れだったのですが、最近はこの歌ってくれる絵本お陰で私の歌う時間が短くなって幸いです。
ただし音の出る絵本は公共の場では使うのがためらわれるので、飛行機の中では使えないのが残念。
家で楽しむの専用ですね。
その他
他は子どものお気に入り、お友達からの餞別の絵本です。
上で紹介した本は思い入れが強かったり特にお気に入りですが、他の本ももちろん読みこまれています。
子どもたちにとっても、今テレビがまだ使えない状態なので、家で楽しめる娯楽が絵かか折り紙か、時々私が許可して見せてやるアンパンマンの動画くらいなので。(テレビは一日30分!と決めているので。)
絵本に親しむことで大人になってからも活字に苦手意識を持たずに済む!そう両親から私達夫婦はお互い刷り込まれ、そして次世代へまた刷り込んでいく感じです。
少し読めそうになったら英語の絵本も買ってくるかなー。