マレーシアの気候について(あくまでも個人の体感に基づいた感想)
マレーシアの気候なんてきっとネットで検索するなり旅行ガイドの最初の方のページを見ればしっかり載っていると思います。
なのであくまでも、私個人の体感に基づいた感想を述べたいと思います。
結論:日本の夏と大差ない
いきなり結論から入ってしまいますが、日本の夏と大差ないです。
私はずっと東京生まれの東京育ちだったので、東京の夏と大差ないと思っていただければと思います。
日本も暑いですよね。しかも湿度が高いから、日陰に行っても大して涼しくない…どこに行っても逃れられない、と言うのが辛い時もあります。
そして、夜も風もなく、昼間の暑さも逃げきらず、辛いこともありますね…。日本の我が家ではリビングにしかクーラーがなくて(買えよ!って話)寝苦しくて何度リビングに民族大移動を繰り返したやら…。
それに比べるとマレーシアは割と過ごしやすい、とすら感じてしまいます。
暑いことは暑いけど、湿度が日本ほどしつこくないような。日陰に来ると、日が陰ると「それほどでもないか」と思えるようになります。
私個人だけでなく、身長100㎝程度で尚且つ暑さに非常に弱い5歳児ネーネも、日本では「暑い暑い…キー!!」と怒り出していたのが、「ねぇ、どうしてマレーシアはそんなに暑くないの?暑いってお母さん言ってたじゃん。」とか言い出す始末。良かったね、そんなに暑くなくて。
室内、室外でもお店など人の集まるところは暑くない
後はどこもかしこも、クーラーであったり、クーラーがなくとも巨大扇風機がガンガン回っていたりと涼しい工夫がされている気がします。今住んでいるクアラルンプールでは。
ショッピングモールや電車の中では寒いくらいに冷房が効いていますし、オープンなお店(壁がなくオープンテラス?テラスではないけど…と言うようなお店)や電車の駅などでは扇風機があっちからこっちから回っているので結局暑くない。涼しいくらい。
日本でもショッピングモールなんかは冷房ガンガン効いていますが、この扇風機の数には多分負けると思います。
巨大扇風機の効果
この巨大扇風機、街中のものと形は違えど家の中にも設置されています。
そう、天井の巨大ファン!
2LDK+物置部屋の部屋数はそんなに多くないマレーシアの我が家ですが、リビング・2つのベッドルームそれぞれに天井巨大ファンが設置されています。
これが非常に快適です。夜もクーラーはつけず、扇風機だけで過ごせます。
と言うか、一日を通してクーラーをつける時間はごくごくわずかです。
リビングの窓が大きいので、お昼過ぎサンサンと日が照っているタイミングではやはり部屋が暑くなるので、カーテンを閉めてちょっとクーラー。でもしばらくすると落ち着くのでクーラーは消してしまいます。
夜皆でエクササイズするときも、皆の発熱量が増えるので一時的にクーラーをつけますが、終わって30分もすればもう必要ない感じ。
天井からの風なので、扇風機の前を争う子どもの姿もありませんし、指を突っ込んでケガをするんじゃないかとヒヤヒヤすることもなく、安心です。
日本の家にも天井から扇風機を付けたいくらい!
あぁでも日本の我が家はこんなに天井高くないから無理か…。
スコール:ザっと降ってスッキリ
スコールのようにざっと降る雨も勢いはかなり激しいけどその後少し暑さが和らぐような。
ほぼ毎日のようにスコールは降りますが、勢いが強く長くても2-3時間すると終わっているイメージです。
子どもたちはその感覚にまだ慣れないのか、朝雨が降っていると「今日はプール行けないの?」「今日はお出かけなし?」とすごく残念がります。
すぐやむから大丈夫だよ、と言う言葉も聞かず、せっせとテルテル坊主作り。
案の定雨はすぐ止むのですが、すると「わーい、テルテル坊主のお陰だー」と大喜びしています。笑
可愛いのでしばらくこの調子でいいかな。
ただ、勢いは本当にすごいです。
先日、コンドミニアム内のプールで遊んでいたら途中でポツポツきたので
「雨が降り出したからもうプールはおしまい!」と言って、うちの子たちにしては聞き分け良く、てきぱきと片付けたり、着替えたりし始めたのですが、
ほんの2,3分であっという間に強風と大雨に早変わりし、プールサイドの椅子が吹き飛ばされるわ、浮き輪を片付けて戻ってきた兄助が転ぶわ大変でした!
あれは大変!
幸い転んだ兄助も他の子もケガはなく、お部屋に戻って「ね!雨がポツポツしだしたらすぐ帰らないとすごく危ないね!」と再確認できてよかったです。
雨が止んだ後の街は、今はヘイズの時期なので、空気が洗われるのか少しきれいに遠くまで見える気がします。
室内にいる分には激しい雨もその後も晴れ間も大好きです。
日照時間が違う…調子がちょっと狂う
東京とは結構緯度が違うので、日照時間も違います。
朝7時でこんな感じ。
兄助はこれより早く学校へ出発します。一度スクールバスに乗り遅れて、慌ててネーネとチビ助をたたき起こして、子ども全員連れてタクシーで学校へ送っていったことがありましたが、まだまだ街中は暗くて、ネーネは「お兄ちゃんは夜学校に行ってるの?」と言っていました。
気持ちはわかる。
そして夜の7時でこんな感じ。
やっと夕焼けの時間って感じです。
こんな感じなので、まだ日本の日照時間になれている子どもたちとは若干話がかみ合いません。
「お兄ちゃんはすごい朝早くに学校に行っているんだよ」→ネーネ「え?夜でしょ?夜だったじゃん。」
「もう夕方の5時だから、今からお出かけはできないよ」→「まだ明るいじゃん!昼だよ!」
「さあ7時だから夕ご飯だよー」→「まだ明るいから昼ごはんじゃないの?」
気持ちはわからなくもないが…いちいちそこを説明したり説得するのが面倒くさいです…。
でも、まぁ、日本と違って赤道に近い国なので、この日照時間は一年中変わることがありません。ので、そのうちには慣れるかしら。