【海外生活】インターナショナルスクールに入って1か月
今週のお題「夏を振り返る」
今年の夏は家族大移動・生活大変化でした。夏を振り返る…といっても範囲が広すぎるので、我が家の長男兄助に焦点を絞って振り返ってみたいと思います。
兄助本人はもちろんのこと、日本の小学校とは色々違うなーと親も戸惑っておりましたが、それも慣れてきました、多分。
- 朝がとにかく早い!
- そしてバスの移動時間が長い
- スクールバス…ん?今日は車?
- 学校連絡アプリ・ClassDojoはすごく便利
- 中国語もわかるんだ。英語わからないのに。
- 保護者会は夜開催
- まとめ:大丈夫やっていける!
朝がとにかく早い!
日本の小学校は朝8時に登校(到着)でした。
ウチの兄助は学校がずいぶんと楽しかったのか、しばしば徒歩5分ちょっとの学校へ7:40くらいに家を出るので「そんなに早く出て大丈夫なの⁉」とよく心配していましたが、そうやら同じく早くに学校に来ている子たちと玄関前でわちゃわちゃしていたようです。
日本の小学校時代も「結構早いな」なんて思っていましたが(私は8時過ぎに保育園児たちと出発していたので)、今はもっともっと早いです!
まず1時間目の開始時間が7:20!
これはウチの子の通うインターナショナルスクールだけがとびぬけて早いのではなく、結構どこの学校も7時半前後に開始になっていました。
そしてさらに言うなら、マレーシアの朝7時台はまだ暗い!せいぜい薄暗い。
こんな薄暗さの中子どもたちはわらわらと集まり、授業前には日本の学校と同じように校庭などで遊んだりしているのですが、この薄暗さなので当然と言えば当然ですけど、照明がついている。。なんだか、この光景だけ見ると「放課後?」とか思っちゃうほどです。
でもそんな生活もやっと慣れてきました。
眠たい目をこすりながら起きて、朝は穏やかに…そう心穏やかに、優しい声で兄助を起こします。起きて寝ぼけている兄助には力いっぱいのハグをして、朝からいい気持ちでスタートできるようにと。
簡単なお弁当を作って、ついでに作ったサンドイッチを食べさせて、兄助のテンションを少しでも上げようとおやつの時間に食べるスナックは、家だとなかなか食べさせないチョコクッキーなど虫歯になりやすそうだけどおいしいもの。ついでに朝ごはんの時に日によっては、他の子がまだ起きていないのをいいことに、アイスのおまけをつけたりもして、彼が楽しい気分で学校に行けるようにと少しだけですけど気を使っています。
朝だけは兄助と二人だけの時間なので、怒らないように、怒鳴ったりしないように…と気を付けて過ごしています。
本当のところまだまだ甘えたい兄助なので、すり寄ってくるのもそのまま受け止めています。昼間だとどうしても下の子たちが「自分も自分も」とやってきて、結果私の膝の取り合いになり大げんかで、最終的に私も怒鳴ってしまう…ということが多いので、二人きりの時間はむしろゆったり過ごせて私にとってもいい時間です。
そしてバスの移動時間が長い
朝早い時間を母と長男の心温まるひと時として過ごせたとしても、それにしたって朝は早すぎるし、そのわけはスクールバスの移動時間が長いせいなのです。
これは自分たちの住む場所と学校の距離の問題ですし、スクールバスを使わずに自分で送れば移動時間はそう長くはならないのですが…
家から学校まではタクシーで行けば約15分の道です。家が都心なので、比較的郊外方面にある学校へは道も混むこともないし、大体一定して15分で行くことが可能です。
ただバスは他の子どもたちもピックアップして、そのうえで7時に学校に到着できるよう計算しているので、我が家には6時~6時半に来ます。
正直その時間帯は本当に真っ暗!完全に夜です。
行きが長けりゃもちろん帰りも長い。
大体お昼過ぎに授業は終わるものの、結局我が家に帰宅するのは3時前後。
本当…お疲れ様です。
でもそれにすら兄助は慣れてきた様子。
クラスに一人だけいる日本人の女の子が時々一緒にバスに乗るようで、そうなると日本語で話せるので嬉しいみたいです。
とはいえ、そんなにぴったり気が合うわけでもないので、時々イライラ愚痴をこぼしたりもしていますが…まぁ男女差もあるしね。
だれも居なくても「バスはゆっくり寝れるからいい」とか言っちゃたりして、そんなに不自由は感じていないようです。
スクールバス…ん?今日は車?
あとはスクールバスをAというおじさんと契約をしておじさんの黄色いスクールバスに乗って通っていたのですが、
ある日おじさんAの助手席におじさんBが出現。
「あぁ補助の人的な…?」
そして翌日はおじさんBが運転しておじさんAが助手席。
「そうだよねぇ、疲れるから交代して運転しているのかな?」
すると翌日はおじさんB一人で黄色いいつものスクールバスでお迎えに!
「Aいないやん!でも、Bも運転手さんなんだもんね、いいのか。」
すると翌日はおじさんBが全然違うセダンで迎えに!さすがに
「え?今日はバスじゃないの?」
と聞くと
「子どもが多すぎる時は時々こんな感じなんだ」
と。はぁ…。
そしてまたおじさんAが一人でスクールバスを運転して迎えに着たり、と思うとおじさんBだったり、車だったり…
そうこうしているうちにおじさんCが助手席に座っていたり、おじさんDがおじさんAの横で運転していたり…と。
わからない!
おじさん増えすぎだよ!
覚えられないよ!
誘拐防止のためにも運転手さんの顔を覚えて、乗り込むスクールバスの番号も控えておくといい、と最初の時にインターナショナルスクール探しを手伝ってくれたエージェントさんに言われて、顔を覚えて、車のナンバーを控えて、としていましたが。。
おじさん増えすぎ…急に車できたりしないでよー
今のところ、知らないおじさんが一人で来るということはな一人く、知っているおじさんと来て、一応顔を確認したのちに新たなおじさんが一人でも来たりするので、苦労しながら顔を見分けて、
「この人はこないだの人だから大丈夫なはず」
「いつも先に乗っている女の子もいるし大丈夫なはず」
と思いながら乗せていますが…
もうバス運転手の一覧表を見せて頂戴!
変わる時はWhat's Appで連絡してほしい!
学校連絡アプリ・ClassDojoはすごく便利
学校との連絡のやり取りのツールとして「Class Dojo」と言うアプリを使っています。
こちらはウチの学校独自のアプリではなく、結構使われているもの見たいです。
日本の学校でも使ってくれたらいいのにーと思うほど便利♪
日々の様子を送ってくれる
担任の先生から日々の授業の様子を送ってくれます。
個々人当てではなく、クラスメート全員当てなのでさっくりですし、日によっては「ウチの子見切れてる笑」みたいな日もありますが、それもご愛敬。
授業で何をしているのか、グループ活動の様子や出来上がった作品を手に写真を撮ったり、作品だけとってくれたりします。
日本の学校では、きれいに並べられた席に座って正面を向いて、授業を受け、適宜挙手をして答えたり、前の黒板のところに行って回答を書いたり…というのが私たちの時代から(その前から?)一般的ですが、インターナショナルスクールは日本とは少し違います。
とりあえずウチの子の通っているインターナショナルスクールでは机は1つに4-5人が座り、更にその席は固定ではない様子。先生の送ってくれる写真を見ると、毎日ちょっとずつ違うメンバーで作業をしています。
お友達もできているのか心配だったけど、肩を組んで二人で作ったレポート(お絵かき?)を見せている写真を見ると一安心です。
学校からのお便りはアプリから
学校からのお便りも日本では連絡帳に挟まって紙ベースで受け取っていましたが、ここではアプリを通じて送られてきます。
来週の月曜日は〇〇の日で学校はお休みですよ。
来週の火曜日から学校再開ですが、火曜日は月曜日の時間割で準備してきてください。
とか。
子どもに聞いても多分理解しきれていなくてあやふやになりそうな、でも肝心な内容は理で送ってくれるので、連絡ミスの心配もないし、プリントをなくしたりする心配もなくて安心確実です。
先生との連絡もアプリで
基本的に連絡帳的なものもあり、私はアプリをどんな感じで使えばよいのかよくわからなかったので、とりあえずその連絡帳的なノートで原始的に先生にあれこれ聞いていたのですが、連絡帳は担任の先生しか見ないツールのようです。
なので、音楽の授業に関する質問をしたら、担任の先生から
「それに関しては音楽のMs.〇〇に聞いてね」
と言われ、え?どうやって…?電話?
と思っていたら、アプリには兄助が関わる全ての先生とのチャットが一覧になって出ているのに気が付きました。
チャットの中から先生に教えてもらったMs.〇〇を見つけて連絡をして、ようやっと疑問が解決しました。
チャット一覧の中には担任の先生以外に音楽・体育・中国語・美術など沢山の先生がいて、どの先生とも直でやり取りができるというのは有難いです。(まだ誰が何の先生かわからないけど)
欠席連絡もアプリで
私は担任の先生とは連絡帳で連絡を取り合っていますが、もちろんアプリの中に担任の先生もいます。
なので、もし風邪など体調不良で急きょお休みするときには、アプリのチャットから先生に連絡をすればいいのです!
日本は未だに連絡帳文化…欠席の日は欠席の旨を書き記した連絡帳を近所の子に託して、担任の先生に渡してもらうという原始的方法…。
さすがに、ここでは近所の子もいないし…、良かった。
ちなみにお休みもなかなか厳しいです。
ちゃんと出席日数が足りなければ進級することはできません。なので、もし病気でお休みの場合には長期になるならきちんと診断書を提出すること!となっています。
うちの子はすでに入学時点で5日遅れて入学しているので、気を付けなければ…。
中国語もわかるんだ。英語わからないのに。
今のインターナショナルスクールでは中国語も勉強するようです。
ちなみにネーネが全く別のインターナショナルスクールのプレスクールに通い始めましたが、時間割表を見ると彼女も中国語を勉強するらしいです。
そもそも英語だってきちんとわかっているわけではないのに、どうやって勉強しているんだろう?と不思議でしたが、家では兄助が嫌になるくらい中国語を話しています。
そしてどうやら、それなりに意味が分かっている様子…。なんででしょう?彼がわかっているのは日本語だけで、英語も知らない単語だらけなのに…どうしてその状態から中国語がわかるんだ…?
そして中国語は発音なんか純日本人で中国語の勉強なんて一切したことのない私にはわかるわけもなく、どうすれば?と思っていたら、中国語の先生がアプリを使って、中国語の練習ソフトを送ってくれました。
兄助は現在それを使って、聞いたり読んだりクイズをしたりしながら中国語を覚えています。
あまりにも兄助が家で同じフレーズを言いまくるので、どうやらネーネも覚えてきているようです。
時々兄助から中国語クイズを出題されるのですが、私解答できず…代わりにネーネが正解する、と言うことが出てきています。恐るべし子どもの記憶力。
保護者会は夜開催
早速保護者会が開かれたのですが、開催時間が夜でした。
その頃はネーネもチビ助もまだ保育園にも通っていなかったし、大体夜だし…
日本の保護者会なら無理くり子どもたちを連れて参加するというのもしたかもしれませんが、なんせインターナショナルスクールですから英語でのお話だし、そもそもインターナショナルスクールの保護者会の雰囲気もわからないし、一人で行きたいと思っていました。
ところが、平日夜なので夫は仕事が早く終わるか皆目見当つかない、と言うので仕方なく欠席の届を出しました。
ところがところが、その数日後に保護者会の様子が学校のfacebookにあげられて、そこに移っている写真を見ると、全然小さな子連れで参加している人沢山いるし!何なら夫婦で参加しているからもちろん子どもも一緒に来てるし!みたいな家庭がゴロゴロ映っていて衝撃的でした。
座って前に立った先生からの今学期の教育目標を聞く、みたいな雰囲気は日本の保護者会と似た感じでしたが、最後の方はごっちゃまぜの歓談時間みたいになっていて、食べ物はないけどまるで立食パーティーみたいな雰囲気でした。
なんか…子連れだと集中して英語聞けないし…って思ってたけど、、行けばよかった。行くべきだったな、と後悔。
少なくとも先生に「小さい子供を連れて行っても大丈夫?」くらい聞いてみればよかった、と大いに後悔しました。私は貴重な交流のチャンスを失ったのかも…。
次のチャンスがあれば必ず行こう!と固く決意しました!
まとめ:大丈夫やっていける!
多分家族の中で誰よりも変化が大きかった兄助でしたが、無事1か月を乗り越え、学校生活に馴染んできました。
時々先生から褒められたりすることもあるようで(計算ができたとか、絵がうまくかけたとか)そんな時には嬉しそうに報告をしてくれたり、お友達と楽しかったこと嫌だったことも日本の小学校にいた時と同じように話してくれます。
1か月では言葉はまだまだ身についていません。
先生の身振り手振りや周りの子の動きを見て、何とかわからないなりに生活を送り、授業を一緒に受けていますが、英語を身に着けるにはまだまだ時間がかかりそうです。
ただ…さすが小学生男子。。ふざけた調子の何だかよくわからないけど、多分下品の類何だろうなーと思われる日本語ではない歌を友達に教えてもらったのか、それは嬉しそうにニヤニヤしながら家で良く歌っています。。もっと大事なことを先に覚えてほしいのに…。
英語が身につくには1年はかかる、と出国前の子女教育セミナーで言われたのを肝に銘じ、語学力は気長に、まずは楽しみながら学校生活を送っていけるように見守っていきたいと思います。