【海外生活】6歳男児インターナショナルスクールへ行く
移住の一つの大きなイベントである、我が家の長男・兄助のインターナショナルスクール通学。先日、早速初日を乗り越え、今は平日毎日通っています。
インターナショナルスクールを選び、見学をし、入学試験を受け、学校に通える住居を探し…と準備もなかなかに大変な項目でした。そして今やっと本章スタートと言うわけです!
インターナショナルスクール入学直前準備@日本
入学試験を済ませ、入学金や最初の授業料を無事振込を済ませ、順調に入学準備を済ませてきたのですが、それ以降ちっとも連絡はありませんでした。知りたいことは、聞きたいことは諸々あるのに…
- 制服はいつどこで買うのか
- 教科書もいつどこで買うのか
- 始業日は知っているけど、初日はどうすればいいのか
- というか、ウチは始業日にはまだ日本なので遅れていくのだけどどうすればいいのか
何も連絡がなく、こちらから連絡(メール)してみたところで返事も来ず…
仕方ないので、学校見学の時にもらった先生の名刺に乗っていた先生の個人電話あてにWhat's Appでメッセージを送ってみると聞いた質問への最低限の解答だけ得られました。
- 制服と教科書→校内の本屋で購入
- 初日→親も一緒に行ったほうがいい
以上!
※後からわかったのですが、この連絡を取った先生…実は今年度はもう他の学校に引き抜かれていて、うちの子の行く学校の先生ではなくなっていました。なのに、質問答えてくれてたんだ…
一応、以前入学試験の際に渡された説明の中に、本来であれば入学試験の日に渡さなければ行けなかったけど、ウチは試験が唐突過ぎて用意できていなかった書類の準備だけはしておきました。
- パスポートサイズの子どもの顔写真(入学後のICカードに使ったりするみたい
- 子どものBirth Certificateのコピー
- 子どものパスポートのコピー
- 子どものビザのコピー
- 両親のパスポートのコピー
- 両親のビザのコピー
- 直近3年分の成績証明書(英語)
- 在学証明書(英語)
パスポートサイズの写真は何かと必要になることがあるかも…と思い、念のために子どもも私も余分に用意して持ってきました。
今は安価に写真も用意できるので、持っていて損はないです!
2のBirth Certificateは日本語に訳すと出生証明書になってしまうのですが、いわゆる出生証明書と言われるものは日本では出産した後に病院から発行されて、区役所などに提出する書類なので、これとは違います。
これは、戸籍謄本を日本大使館に持っていってお願いすると、Birth Certificateと言うものを発行してくれます。(有料。クアラルンプールの日本大使館では45RMでした)
ビザは今私たちは観光ビザしかないので、入国の時のスタンプでとりあえずOK。
7,8は直前まで通っていた日本の小学校でお願いすると書いて貰いました。必要な方は英語表記であることをお願いし忘れないように!学校側も場合によってはこれらの書類を発行することになれてない場合もあるので、そういう場合には「海外子女教育振興財団」のホームページ上にフォーマットがあるそうなので、それを利用してもらうといいかも、だそうです。
登校前の準備
メールやWhat's Appでは詳しい情報をなかなか得られないので、私たちが渡航する前に夫に学校に直接電話をして色々聞いて貰いました。
マレーシアではメールやWhat's Appよりも電話が確実!
どうやら校内の本屋は夕方や土曜日も空いているというのがわかったので、渡航後時間を見て夫と兄助で学校の本屋さんに行ってもらって、入学前に制服を教科書を買ってきてもらいました。
上はポロシャツ、下は半ズボンの制服をお勧めされるがまま3着セットで買ってきて、教科書も1年生のセットを買ってきました。
教科書が結構重かったので、やっぱり夫に行ってもらって良かった。私が3人子連れで行ったらちょっと大変だったろうな…
- 英語の教科書2冊
- 算数の教科書2冊
- でっかいファイル1つ
- 薄っぺらいファイル7つ
- 大小様々なノートが10冊ほど
教科書とノートは250RM、制服は3着セットで230RMでした。
いざ、登校!
初日はまだスクールバスの登録も済ませていないので、また提出しないといけない書類もあるので、下の子どもたちも連れて私が一緒に登校しました。
朝7:30始業開始で、学校までは車で20分ほど。じゃあ6:45くらいに出ればいいかな?と思っていたら甘かった…。
朝は結構混んでいるみたいでなかなかGrab タクシーがつかまりませんでした。
結局3回くらいトライして何とかタクシーを捕まえることができ、出発したのはすでに7:20!
もちろん遅刻。
でも、ちょうど1時間目がPEで、皆はPEの先生と授業をしている間に担任の先生と話しながら受け渡しができたので良かったと思おう。
登校した後は、事務所に行って今日が初日であることを伝えました。
すると事務所から書類を渡され、それを後日担任の先生に提出するよう指示されました。
そして、事務のお姉さんに連れられて担任の先生のところへ。
上述したように丁度担任の先生が手が空いている時だったので、1対1で先生に兄助を紹介し、持ってきた教科書の確認などをし、持ってきたお弁当の置き場の確認やカフェの利用について聞かれました。
そして不安げな兄助を先生に預けて、私はまた事務所へ戻り、日本で用意してきた提出書類を出したり、何時に迎えに来ればいいのかなどを確認して、またGrabタクシーを3回くらいトライしながらやっと捕まえて、帰路につきました。
兄助:学校初日の様子
お昼過ぎに迎えに行った時には、担任の先生から「大丈夫だったわよ」と受け渡しされましたが、本人に聞いてみるとやはり大変だった様子。
学校のご飯のこと
まずランチタイムとスナックタイムと食べる機会が2回あるのですが、とりあえず買っておいた菓子パン的なものと水筒と10RMのお金を渡しておきました。
学校にはカフェテリアがついていて、適宜子どもたちは自分でお昼を買うこともできると聞いていたので、そのほうが衛生的にもいいのでは?(朝作ったご飯をずっと常温で置いて多くのが心配…)と思ったので。
先生にはランチタイムはカフェテリアで購入して、スナックタイムに持ってきたパンを食べさせて、とお願いして、先生も「初日だからカフェの使い方を教えるから大丈夫よ」と言ってくれたので安心していたのですが…
私「お昼何食べたの?」
兄助「…持ってきたパン」
私「え?だってスナックタイムにはカフェで買えないから、ランチタイムに買わなかったら…スナックタイムはどうしたの?」
兄助「何も食べてない。」
私「カフェでどうして買わなかったの?」
兄助「だって…先生すぐ行っちゃったし、どう買っていいのかもわからなかったし…」
なるほど。
多分先生は簡単に「ここで買えばいいのよー」的な説明しかしなかったのでしょうが、メニューがどこに表示されているかも、どこで注文するかも、何て言えばいいのかも、どこでお金を払うのかも全てわからないのです…。
仕方ないので、迎えに来たその時もまだ若干カフェは開いていたので、私が一緒にカフェで実際に買って手順を教えることに。
- メニューの場所を確認(兄助はまだ読めないので写メって家でメモを作成)
- 注文するカウンターを確認
- お金を支払う場所を確認
もう半ば店じまいの状態だったので、買えるものも限られていたし、支払いの場所も若干いつもとは違うようでしたが、何となく兄助と一緒に確認して、明日は何とかなるはず…!
お友達ができた!…お友達なのか?
ご飯は苦労したようですが、兄助から「でも友達2人できたよ」と言われ、初日から2人も友達を作るなんてすごいじゃない!と思ったら…
何となく席が一緒でごはんを食べただけ???
私「なんていう子なの?」
兄助「知らない」
私(まぁ、外国人の名前って聞きなれないから覚えられなかったりするよね)
私「じゃあ何話したの?」
兄助「何も話してない」
私「ん?…友達になったの?」
兄助「うん、一緒にご飯食べたから」
友達になったのか?なってないのか?…よくわからないけど。
とりあえず兄助の友達のハードルは結構低いということはわかりました。
それと、何だか不思議なことが。
兄助がなぜかだれかから1RMもらったというのです。その子が同級生なのか、どういうシチュエーションでもらったのか、何も兄助の話からは分からないのですが、「なんかくれた」と。
お昼を買えないお金ない子だと思われたのかな?…全く分からない。
授業のこと
授業は何とかついていけているようで安心しました。
まだ1年生の初っ端なので英語と算数だけのようです。
英語は
兄助「ooはmoonだとウーだけど、cookとかだとウッになるんだって。あとはねーngはングなんだよ。ringとかkingとか」
と言った感じで、アルファベット表記とその発音について学んでいるようです。
あとは算数。
算数は1年生の最初は世界共通ほぼ同じです。数の数え方を覚え、実際に数える。
兄助は4月から日本で小学校1年生の算数をすでに経験済なので、こちらは無問題。
one,two,three,four…と英語の数字も20くらいまでは覚えているので大丈夫です。しいて言えば、英語の数字の綴りまでは覚えていなかったので、そちらが若干問題ですが…話す分には問題ないので大丈夫でしょう。
担任の先生との連絡の取り方
日本の小学校では昔ながらの「連絡帳」と言うシステムで担任の先生と連絡を取っていました。
一応、時代の流れ的に連絡網はなくなったようなので、連絡網で伝えなければいけないような連絡は学校からのメール一斉送信システムが使われていましたが…
学校お休みの連絡も、電話は受け付けてもらえず、近所の誰かに連絡帳を託すというシステムで、それを聞いた時には閉口したものです。
一方、こちらのインターナショナルスクールではどうかと言うと、同様に連絡帳的なシステムもありました。
年間のお休みなども書かれた大きいスケジュール帳のような連絡帳を入学早々事務所で渡され、そこに時間割や先生からのお知らせやら宿題などが記入されたり、保護者からも書いたりできるから、と渡されました。
で、ここ数日はそちらに学校からのプリントがホチキス止めされていたりして、連絡事項を受け取っている感じです。
しかし、こちらのインターナショナルスクールでは「class dojo」というアプリが主に先生と保護者間の連絡ツールとなるようです。
実際にはまだクラスページに招待してもらえていないので、使ってはいないのですが、どうやらお知らせやクラス内の写真を共有したりすることができるようす。
欠席の連絡などもこちらからすればいいようです。
このアプリは特別、うちの子が通う学校で開発されたわけでもなく、世界中で今や使われているとか。
Dojoって道場なんだなぁ、とか思ったり。
スクールバス
スクールバスが停まるコンドミニアムで探したので、私たちが住んでいるコンドミニアムはもちろん停まってくれるわけですが、何時に迎えに来て何時に送り届けてくれて、コストはいかほどで、明日から来てほしいんだけど…と言うことを連絡・確認しないといけません。
ここは自分で頑張ってももちろん良かったのですが、インター校を探すのを手伝ってくれたエージェントさんがもう1回何かお手伝いすることができますよ。と言ってくれたので、確実な方法である電話で話を勧めてもらったほうがいいと思ってお願いしちゃいました。
What's Appなどのアプリでの文章でのやり取り、もしくは対面して手振り身振りならまだ何とか頑張れるけど…電話は正直まだまハードルが高いです…。
しかし、結局エージェントさんが一緒にいてくれる時間内は運転手さんが運転中だったため、とりあえず「明日から来てほしい」と言うことと朝の具体的な時間だけ確認してくれました。
そして詳しくは、今日の巡回が終わった後、夕方に直接会いに来て私(保護者)と兄助(子ども)の顔を確認がてら、説明をしてほしいという約束まで取り付けてくれました。
直で会えれば私も何とか頑張れます!
直であってこちらが確認しなければいけないことは以下の通り↓
- 運転手さんの顔と連絡先
- 乗るスクールバスの外観とナンバー
- 迎えの時間と送りの時間
- 費用
- 遅れた場合、どれくらいなら待ってもらえるのか
バスのナンバーはエージェントさんの助言に従い、写メっておきました。間違って違うバスに乗り込ませたりしたら大変…。やはり誘拐なども注意しなければいけないので…。
タクシーであれば20分くらいの距離でしたが、途中沢山のコンドミニアムで子どもたちを集めるためか、始業時間の1時間前とかなり早朝となりました…。帰りも同様に道々で子どもたちを下ろしていくため、学校出発後1時間してウチのコンドに到着するようです。
意外と通学だけで大変そう…。
費用は1セメスター、つまり半年で2000RMでした。
タクシーだと1往復で約40~50RM。1日で朝と昼過ぎと2往復しなければいけないので、1日で80~100RMかかる計算になります。するとそれだけで1月約1600~2000RM。費用的にもスクールバスはかなりお得だし自分で送り迎えするとなれば下の子たちを引き連れて移動しなければいけないので、その負担がないから最高です。
遅れたら…と言うのも一応聞いておきました。
もちろん遅刻はしないつもりですが、なんせ下に二人いるのでいつでも迅速に行動できるわけではありません。
運転手さん「んー…3分くらいなら待ってあげられるよ。それ以上だと難しいかな」
と言われました。
これまでの遍歴
インター入学までの記事をまとめて載せておくので、インターをこれから探す方などの少しでもお役に立つと幸いです。
↑ タイトル通り、インター校を探すときのポイントについて。
↑インター校に限らず子連れで海外移住をするなら聞いておいて損はない無料セミナーです。
↑実際にインター校を見学に行った際の準備編①
↑インター校を見学に行った際の準備編②
↑インター校を見学に行った時の様子
↑学生ビザ・保護者ビザについても載せました。
↑インター校とスクールバスを考慮しての住居の決め方
↑インター校に行こうとも日本語教育も大事。
↑インター校に入学金を振り込む(意外と時間がなかった)