3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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【インターナショナルスクール】コロナウィルス対策

連日コロナウィルスに関するニュースが流れています。

日本でも警戒態勢下と思いますが、マレーシアももちろん警戒態勢です。

今日は子どもたちのインターナショナルスクールのコロナウィルス対策について。

 

 

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マレーシアのコロナウィルス・新型肺炎の状況

マレーシアはもともと中華系の人も多く住んでおり、それ故に街中の公用語の一つとして中国語表記も多くみられます。そして当然中国人の観光客も日本よりもずっとずっと多いのです。(2019年1月~5月の5か月間で1億3300万人の中国人観光客が来馬したとか。日本は2019年1年間の中国人観光客数は959万人。)

そして旧正月明け…日本人と違ってあまりマスクをしないマレーシア人もマスクをする人が増え「これは…!」と思っていました。
我が子たちのインターナショナルスクールでも旧正月以前から「中国には極力いかないこと!」「手洗いうがい厳守!」などなど連絡がジャンジャン来ていました。
そして現在、すべてではないけど一部の大きい病院などでは入り口に検問があって、受診者・付き添い・お見舞い全員検温したり問診したりを受けているところもあるそうです。

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gisanddata.maps.arcgis.com

しかし、ジョンズホプキンス大学のコロナウィルス感染者数の世界地図を見ると意外とマレーシアは日本よりも少ないみたいです。意外…。
とはいえ、中国に次いで感染者数の多いシンガポールの隣で、今もガンガン沢山の人が行き来している状態でしょうから油断はできません…。

 

兄助のインターナショナルスクールの場合

 各学校それぞれ対策を頑張っています。

Decralationの提出

 旧正月明けは全校生徒Decralationを提出しないと校内に入れさせない!というお達しが旧正月のお休み中に回ってきました。
Decralationの内容は

  • 最近14日以内に中国に渡航したか
  • 最近14日以内に、最近中国に渡航してきた親戚友人などに会ったか
  • 体調不良はないか
  • 家族に体調不良者はいないか

でした。

急な決定だったみたいで、何度も連絡が来ました。

  1. メールに添付された用紙を印刷して親が提出すること
  2. 印刷できないなら同じ内容を他の紙に書いて、提出でもいい
  3. 親が一緒に来れないならメールで担任の先生に送り返すでもいい
  4. スクールバスで来ている子は、親じゃなくて生徒自身が提出でもいい

など何度か訂正が来ました。多分、他の保護者から問い合わせがあったんでしょうね。

更にDecralationを提出して、体温チェックをしてからじゃないと校内には入れない!というお達しも来ました。

正直スクールバスで行って、うっかり熱があったらスクールバスで送り返してくれるのかな…?と不安でしたが、下二人を連れて送るのは嫌すぎたので、朝平熱なのを確認して送り出しました。

保護者参加のイベントの中止

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 また旧正月明けに、学校で保護者参加の旧正月のイベントをやるというので非常に楽しみにしていたのですが「これって集まって大丈夫なのかなー?」と思っていたら、案の定「保護者の参加はなし!」と連絡が来ました。

正直、兄助の学校のイベントを楽しみにして…そしてこのイベントでは保護者も赤い服かチャイナドレスを着用するよう指示をされていたので、それ用に赤いチャイナドレスを買っていたのに…着る機会をなくしてしまい残念無念です。。

 

保護者の参加はなくなりましたが、子ども達はライオンダンスを見たり、みかんをもらったり、演奏会を楽しんだりと、旧正月を味わったようです。いいなー。

Google meetを使った学習発表会

 そして学期ごとに行われている学習発表会。
こちらは一体どうするんだろう…これも中止かな?と思ったら、これはなんと文明の利器を使って実行するみたいです。

Google meetというテレビ電話的な?テレビミーティングですかね?を使って、保護者をその場に集めずに発表会をするようです。

 

そういえば、秋のヘイズがひどすぎて休校した時もGrade4以上の学年の子ども達はこのGoogle meetを使って遠隔授業をしていたようです。

最近の学校は進んでいるなぁ。

 

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ネーネ・チビ助のインターナショナルスクールの場合

 兄助の学校に比べると比較的緩くて、むしろ大丈夫か?と思っていたネーネ達のインターも本腰を入れて対策をしてきました。

今まで無断欠席をしても何も気にしていなかった先生たちが、遅刻したり休んだりすると「なんで休んだの?理由は?」と次々と追及してくるようになりました。
そうだよね、それくらいの気概を見せてほしい!

午前午後、1日2回の検温実施

 あとはチビ助たち小さい子どもは登校時にいつも検温をする決まりがあるのですが、今は大きい子も全員登校時に検温、更には午前・午後に1回ずつ検温をしているようです。

もちろん先生たちスタッフも一緒に1日2回検温をしているそうです。

保護者参加イベントの中止

 あとは、こちらもバレンタインデーの保護者参加イベントがあったのですが、前日に急遽中止となりました。

ネーネ達のインターは結構ゆるゆるだからやるだろう…と思っていたのに、そこも対策して来たのでちょっと驚きです。

海外渡航後14日間の出席停止&診察後登校許可

そして、更にはマレーシア国外に出た場合、その後14日間の自宅待機も命じられました。そして登校する前には医師の診察が必須となりました。

正直そういう学校もあるという話も聞いてはいたのですが…ゆるゆるインターがそこまでするとは。。

 

正直これには困っています…。

というのも私たちの観光ビザが3月にまたまた切れてしまうのです。そしてまた夫不在私一人で子ども3人かかけて国外に脱出しなければならないので、コロナウィルスのことを考えるとかなりリスキーだけど、それ以外の治安などの面から考えると一番安心なシンガポールに行くつもりなのです…。

夫がいてくれるなら、近いのに全然コロナウィルス感染者の出ていないインドネシアに行くという選択肢などもあるのですが…一人で3人連れて初めての土地には行けない。し、シンガポール以上に便利な場所もない。

 

もちろん、かなりハイリスクなので、今回も完全旅行なし。
前回は空港で子どもたちをがっつりあそばせましたが、今回は空港自体も長くとどまるのはハイリスクなので、ほぼホテルに缶詰め状態のつもりです。空港滞在時間は最小限に!

 

そして帰国後は言いつけ通りに14日間自宅待機をします。

 

が、それだとちょっと月謝がもったいないなぁ、とか思っちゃったりして。
ネーネ達のインターはデイリーで使うことも可能なので、料金についてはちょっと交渉するかと思っています。チビ助は月極料金でいいけど、ネーネの方が日割りの方が安いので。

 

そして、感染のリスクはもちろん怖いのですが、そうでなくとも自宅待機14日間に今から恐れおののいています。
怖い…耐えきれるだろうか…発狂しそう…。

 

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