3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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【海外生活】子どもの生活をフォローする

それなりに順調にマレーシア生活を送っておりますが、それなりに問題は起きています…。
今日は子どもたちの生活の諸々の問題とその対応についてお話しします。

 

兄助:インターナショナルスクールにて

思った以上に順調にインターナショナルスクールに馴染んでいる兄助です。

 

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 それはそうなのですが、小さな問題もありました。

ICカードが来ない…

兄助のインターナショナルスクールでは子どもたちは皆自分の写真入りのICカードを首からぶら下げているのですが、それが入学して1か月たつのに一向に発行されないのです。

そもそもICカードが必要なことも入学当初は知りませんでした。兄助自身が「皆カードを持っているのに、僕はないんだよー」と言うので気が付きました。そういえば、入学書類の中に顔写真2枚があったから、それかな?とかふと思ったり。
入学して1週間で「こないなー」と思ったので、担任の先生に連絡帳で聞いてみました。「ICカードがなくて、兄助が心配しているんだけど、いつもらえますか?」すると先生からは「本当?そしたら事務の方に聞いておきますね。」とのこと。

が、一向に発行されず2週間過ぎ、3週間過ぎ…
でも、実は夫もマレーシアの職場で彼の職場でのICカードがなんと4か月も発行されていなかったので、「マレーシアって割とそういう国なのかも」とかお気楽に構えていました。

ところが、入学してしばらくしてから、学校からの学生規則的なものが送られてきたのですが、その中に「生徒は校内に居る時は必ずICカードを首からぶら下げること」との規則がありまして…
そして実際に兄助は先生(多分通りすがりの先生)から「どうして君はICカードがないんだ?忘れたの?ダメだよ!」みたいな注意を受けているというのです。

そんな殺生な!

兄助は日本語でならもちろん「だってまだもらってないんだもん!」と反論できるでしょうけど、英語では反論できません。「持ってない」と言うのが関の山。それが「発行されていないから持っていない」のか「忘れたから持っていない」かは先生に判別できるわけがありません。。

そして更に、最近入学してきた子がすでにICカードを持っていると!

えぇ!うちの子より後に来たのに?

これはちょっとゆったり構えている場合ではない。注意をされたり、後から来た子が持っていたり…ちょっと言ってやらないと!
と思ってとりあえずまずは連絡帳にその旨を書いたら「まだもらってないの?申込書は書いたのよね?」と。。

えぇ!申込書って何よ?

と思って、もはや連絡帳で担任の先生とのやり取りを待ってはいられない!と思い、入学当初にもらった事務統括の人の名刺に載っていた電話番号からWhat's Appで直に連絡しました。

ICカードのもらい方を知らないんだけど、私何したらいいの?って。

そしたらやっとこさ、どこで申請書を手に入れて、それをどこに出して、そうするといつ頃ICカードが発行されるのかが明らかになりました。

知らなかったよ!教えてよ!これって入学に必要な手続きじゃん!

保護者参加のパーティー…だから知らないって!

マレーシアでは中秋の名月を月餅を食べてお祝いするそうです。
もはや日本におけるバレンタインデーなんかと同じくらい商業戦争(?)が起きているようで、
今年は中にペーストを練り込んだのが流行だとか
有名ホテル、有名レストランの月餅だとか
スタバでもスタバマークの月餅が販売されていたりとか
熱心に「月餅フェア」が行われていす。

学校でもこのお祝いがあるそうで、数日前に学校からClass Dojoという学校連絡アプリ経由で「学校では金曜日にお祝いをするから、マレーシア人の子はマレーシアの伝統衣装を着用のこと、他の国の子も自分の国の伝統衣装を着てきていいよ」というお知らせが来ました。
へーそういうのがあるんだなぁ、と思い、ウチの日本男児には持ってきた甚平を着せて学校に行かせました。

帰ってきて「どうだった?皆色んな服を着てた?」と聞くとあんまり浮かない表情…

  • 伝統衣装を着てきた子は皆でファッションショーをしたんだけど、僕は最下位だった。
  • 皆お父さんやお母さんが来てたのに、僕は1人だった。
  • お父さんやお母さんが一緒に来てる子は月餅食べていたけど、僕は食べられなかった。

何それ!?

ファッションショーは良いけど、最下位まで順位を決めるなよ、先生。。
というか、皆きらびやかなキラキラピカピカした伝統衣装だったようです。
そうねぇ、それに比べたら甚平はキラキラした伝統衣装じゃないから…仕方ない。っていうか、そういう伝統衣装じゃないといけなかったのか!
でも、どうせ持ってないし…日本の伝統衣装、特に男児でキラキラした伝統衣装ってないかも。七五三の袴も多分そこまでキラキラしてない。負ける。

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そして保護者参加なんて知らないよ!
もうその話を聞いてから何度も学校からのお便りやアプリでのお知らせを穴が開くほど確認して、何なら夫にも確認してもらったけど、どこにも「保護者参加」の案内が見つかりません。
なんで…どうやって皆は「今日、保護者参加の日だ」ってわかったの?
かわいそうすぎるよ…想像するだけで胸が痛むよ、兄助。

しかも月餅一人食べられず!悲しさの上塗り…なんでー?

多分情報がちゃんと漏れなく集めきれてない

全部連絡ミスだと思います。
ICカードのこともわかっていたら兄助が無駄に注意されることもなかったし、
パーティーのことだってわかっていたら、甚平は仕方ないにしても、一人寂しい思いをさせなくて済んだのに…。

そして困ったことは、皆は伝わっているのに私には伝わっていないこと。
私としては兄助が持ち帰ったプリント類はきちんと読み込み、アプリからの連絡ももれなく読み込み、英語力に不安はあるけどもそれなりに間違いのないように、兄助に不便がないようにと努力しているつもりなのに…
多分どこかからの情報が私に伝わってないんだと思う。

それを直接学校に行って、先生に相談してこようと思います。
そういえば私、保護者会も参加できてなかったし…情報の漏れはそこかもしれないし…

ネーネ:プレスクールにて

ネーネも自分で行きたいと言ってプレスクールに通いだしましたが…
予想はしていましたが、開始1週間で「行きたくない」になりました…。やっぱりね。

 

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涙ポロポロ「行きたくない」

わかってはいましたが、最初の1週間はそれでも「英語話している友達が出来た」とも言っていて、言葉がわからなくても友達が出来るもんなんだな、と感心していました。

ところが、1週間たって、朝は機嫌よく制服に着替えて、足取り軽く弟とプレスクールの入り口まで来て…そこで「行きたくない」になりました。

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急に

  • 先生が何を言ってるのかわかんない。わかんないけど沢山話しかけてくる。
  • 小さな子も話しかけてくる。でも全然わからない。

と。
そりゃそうだよねー、だってネーネは本当に全く英語の勉強を準備してこなかったから。

でもせっかく、わからないけどお友達が出来て、先生も優しいようで、慣れてきたプレスクール。あとは、すでに1か月分の安くはない月謝を支払い済。
どうしようかな…と考えているとネーネは「英語を勉強してからまた来たい」と。
自分から英語を勉強したい、とはあっぱれ!
そこで妥協案を提案しました。

  • 今9時ー5時のプレスクールを9時-1時の短い時間にしてみる
  • オンライン英会話を一緒にやってみる

それですんなり納得し、ポロポロ泣いていた涙も止まったので、プレスクールの中に入って行けました。
あぁ良かった。

短時間保育で様子見&オンライン英会話を検討する

多分9時―5時と兄弟の中で誰よりも長時間行くのも疲れていたようなので、時間を調節したのは良かったようです。
たまたまですが、これにより

  • 兄助:早朝起きてからスクールバスに乗るまでの時間(30分)
  • ネーネ:プレスクールお迎えから兄助帰宅までの時間(1時間前後)
  • チビ助:ネーネがプレスクールに行ってから本人がナーサリーに行くまでの時間(1時間弱)

と、子ども達それぞれと二人だけの時間がちょっとずつできました。
その分私が朝から昼まで出たり入ったりお迎えに行ったりと結構こまめなスケジュールになりますが…仕方なし。

さて、ネーネの希望でオンライン英会話を始めますが、それを聞いて兄助も「僕もやりたいよ」と言いだしました。
そうだよね…今まで少しは勉強してきて、何とかやっているとは言え君こそもっと英語力必要だよね…。

二人とも似たり寄ったりとはいえ、レベルも少々違うのでそれぞれ検討していく予定です。

連絡系統はどうなってるんだ?

さて、兄助のインターナショナルスクールでは一応連絡ツールがしっかりあって、まぁそれでも若干情報が拾い切れていなくて…と言う状況ですが、ネーネの方はと言うと、全く中の様子がわかりません。

チビ助の同系列のナーサリーは年齢が低いので連絡帳が簡単ながらあり、食事や排せつ状況などを教えてくれます。
先生のWhat's Appも登録済なので、たまーに保育中のチビ助の写メが送られてきたりもします。

でもネーネは連絡帳なし。写メもなし。
プレスクールからの全体へのお知らせ的なものはメールで送られてくるのですが…個別的なことは載ってないし…というか、今後のお知らせばかり。お休みはいつだとか、課外活動希望者はいくら振込とか…

もっとプレスクール内でネーネは泣いてないのかとか、今日は歌を歌ったとか、お絵かきをしたとか、そういうことが知りたい!
でも肝心のネーネは全く教えてくれない。
「んー…忘れちゃった。」
それは日本の保育園時代から変わりなく…。

お迎えの時に突っ込んで聞きたいのに、「ネーネのお迎えで…」というと「あぁ!待ってて」とすぐ中に入ってしまい、そして次出てくるのはネーネのみ…。聞けない。

これもどうにかしないとなぁー。

子どもたちが頑張っているんだから私も頑張らないとね

 トラブルはありますが当の子ども達と言えば、
兄助もICカードで注意を受けても、ファッションショーで最下位になっても、お母さんが自分だけ来てくれなくても、負けじと(?)学校に行き続けています。
私ならへこたれそう…行きたくないなーなんて思ってしまいましたが、今のところ「行きたくない」とは言いません。
無理やり頑張っていやしないか?と思ってちょいちょい「学校どう?」と聞きますが、「そーだなー。僕だけが質問に答えられたときとかは嬉しい!僕、日本でもう算数やってきたしね!でも日本では図工好きだったけど、マレーシアではあんまりかな。体育の方が好き。」と特に嫌なわけでもなく、すごく無理しているわけでもない感じの解答。普通そう?
ネーネも短時間にして以来、朝もすんなり行きますし、帰りに「今日はどうだった?」と聞くと、「んーとねー、ケチャップライスがおいしかった」と。
ネーネは特に頑張って無理するタイプでは全くないので、「どう?」と聞いて真っ先に嫌なことが上がらないのは、多分それなりには大丈夫な証拠だと思っています。
朝もすんなり行くし。(日本の時はそれはそれは大変だったので…)
チビ助はといえば、彼は言葉の壁もほぼないので特に心配していませんでしたが、やはり心配いらなそうです。
たまに泣いて「マンマ―」と涙のお別れの日もありますが、そこは先生も手慣れたもので「皆そうだから」とささっと奥に連れて行ってくれます。
たまに泣くけど、それ以外は意外と「バイバイ」と私に手を振って先生と仲良く奥の部屋に入っていくこともあり、迎えに行くとまた満面の笑みで「マンマ―」と駆け寄ってくるところを見ると、それなりに楽しんでいそうです。(初日、2日目はさすがに場所にも人にも慣れていなくて、お迎え時もすごくかたい表情だったので。お迎えの時に笑顔なのは良い証拠!)
それぞれ子どもたちが新しい環境で適応しつつ頑張っているので、私もイヤイヤせずに先生たちとのコミュニケーションを頑張っていきたいと思います。
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