家族の語学教育
夫は約1年海外で仕事をし、兄助も約1学年分の期間をインターナショナルスクールに通いました(後半コロナでオンラインだったけど)。
私も10ヶ月間海外で生活をして、特にこれといって現地の人たちの中に深く入ることはありませんでしたが、それでも生活のアレコレやら子どもたちの学校の生活にまつわるアレコレで日本にいた時よりは英語の使用頻度が増えました。
そして帰国してきました。
せっかく鍛えてきた英語力。今後どう維持していくか、というのが家族の課題です。
小学2年生 兄助の場合
兄助はインターナショナルスクールで日常的には英語、そして第二外国語(兄助的には第三外国語)として中国語Mandarinを勉強してきました。
英語
兄助は実はかなり英語に関して苦手意識を持っています…。
というのも、インターで英語での授業に慣れたもののインターのクラスメイトの中ではどうしたって英語ができない部類に入ってしまいます。
それでも男子だからか?お友達とは体を使った遊びで仲良く過ごせていたので学校自体は嫌いではなかったようです。でも授業はやっぱりよくわからなかったし、幸いなことに勘のいい子なので周りの様子を見て真似して課題を終わらせる…という手法で乗り切ってきました。
英語への劣等感が強いのです。
オンライン英会話レッスンの様子を見る限り、1体1であればそれなりに話せるし、もともとおしゃべりな子なので英語でも冗談を言って見せたり楽しそうに会話できます。
Kiminiのオンライン英会話レッスンを受けているのですが、今は中学生コースをやっていて特に問題も無さそうです。
文法などには弱いけど、そこをうまく中学生コースで学んでいけば英検5級くらいは行けそうなんだけどな…賞状とか何か彼の英語を肯定するものがあれば苦手意識がどうにかできないかなーと思いつつ、今はオンラインレッスンのみで様子見です。
あれこれやらせて、ますます苦手意識から嫌悪感へ繋がっていくのは避けたいところ。
せっかくできるようになったのだから維持してほしいなあ。
中国語Mandarin
むしろインターではこちらの方が得意だったようです。中国人のお友達も多かったようで、あとは漢字辞典にハマったのも影響したのかも。
とはいえなかなか優先度は高く出来ず…まずは日本での普通の国語・算数などの小学生の勉強が基本で、それに追加して英語も一応という感じなので、中国語は後回しになってしまいます。
でもな、せっかく得意教科だったのに。アドバンテージなのに。
と思っていたら彼自身がEテレのテレビ中国語講座を自ら発見しました。週に1回の30分の番組で時間的に負担は大きく無さそう。そして私にはさっぱり…な感じでしたが彼は「簡単ー」と分かるようなので、まあいいかも。
と言うわけで、それでうっすら継続してみる感じ。
時間があればオンラインで中国語をやってもいいけど…そこまでは難しいかな。
年長 ネーネの場合
ネーネも一応インターナショナルスクールのプレスクールに半年通っていました。
最初のうちは抵抗が激しかったので、時間をかなり短くして途中休みも挟んだりして、なんとかかんとか通わせていました。
それがどうにかこうにかフルタイムで通えるようになったのが3ヶ月目。
結局ちゃんとフルで通えたのは3ヶ月だけでした。
その後彼女もオンラインレッスンのお誘いはありましたが、なんせ30分とか40分とか座っていられない…しかも目の前では兄弟が遊び呆けている…となれば全然授業なんか受けられません。
と言うので、閉鎖になった3月以降彼女は英語に全く触れていません。
せっかく育った耳ももうダメか…と思っていたのですが、先日兄助の英検を検討していたら英検Jr.なるものを発見しました。
この英検Jr.は英検と違いリスニングだけで構成されている試験になります。これならひらがな・カタカナがまだやっと読めるようになったばかりで、英語なんて全然読めないネーネでも耳だけで受験できます。
一応3ヶ月間はフルで英語だけのインターで生活をしてきたネーネです。自分からペラペラ喋ったりは出来ないけど、プレスクールで授業も受けてきた身なので、基本的な会話は理解できます。
模擬テストもネット上から受けられるので試して見たところ「こんなの分かるよー」と問題ない様子♪
ネーネもこれを受けることでちょっとでも自信を付けて、勉強しようかな?と言う気持ちになってくれたらいいな。。
勉強する気になってくれたらオンラインレッスンとかまた受けられないかな…難しいかな…。
もしくはお金がちょっと張るけど、兄助が以前通っていたKids Duoに通わせるか…。でも人見知りだからな。。
2歳 チビ助の場合
彼もインターナショナルスクールのナーサリーにネーネと同じく半年間通いました。彼の場合はそもそも日本語もやっと喋れるようになってきたくらいなので、英語がどうとか…と言う問題ではないのですが。。
なんとなく家に英語の本が増えたのでそれを読み聞かせしたり、テレビもチャンスが有れば英語のものをつけたりする程度です。
彼のいいところは苦手意識も何もないところ。だって日本語も習得し始めたところなので、どっちが得意もどっちが苦手も無いのです。上二人はもちろん日本語をそれなりに習得してからのマレーシアだったので日本語>英語で、英語の本を読んだりするだけで「えー日本語で読んでよ」と言っていましたが、彼はそこら辺は一切文句を言いません。英語で読んでも「コレ、カワイイネ」など日本語でツッコミを入れて来るものの、英語であることに文句を言いません。
そうやって日常に少し少し溶け込ませておくことにします。
まあマレーシアに行く前から下二人に関しては「チャンスがあれば英語に触れる機会があるといいけど…多分習得までは無理。なんなら兄助も期間が短いから慣れる程度かな?」と言う意識だったので、予想通りの状態かなと思われます。
我々夫婦の場合
夫婦共にほぼ毎日のオンライン英会話レッスンを継続中です。
夫はDMM英会話でがっつり(もう一番上のレベルのレッスンを受けたりしているらしい)、私はKiminiの平日日中の最安コースで子どもたちの邪魔をなんとか躱しながら細々と続けている感じです。
あとは夫婦間の会話を英語にしよう!と決意したものの…結局楽な日本語での会話が主体になってしまいがちです。
ただし、子どもがいるけど子どもに聞かせたくない話(例えば次の誕生日プレゼントだとか、子どもが嫌がる次の歯医者の予定だとか)なんかは積極的に英語で話しています。What's app上の会話も英語でしています。夫に比べると圧倒的に語彙の少ない私でも、What's appでなら検索できるのでそれなりに会話できます。
それ以外にはNHKのニュースを副音声で聞いたりしています。流石の夫さんは、もうニュースの内容くらいなら耳でちゃんと追えると言うので脱帽。。
夫はひょんなことから本業とは全く別に、海外の友人に頼まれてビジネスのお手伝いをちょろっとしたり…色々世界が広がっている様子です。
私はというと、せめて英語での読書くらい続けるかと頑張っていますが、マレーシアに行く前に買って読んでいなかった英語初学者むけの本を発見しました。
最近話題になっていましたが、実はまだ読んだことのなかった「風と共に去りぬ Gone with the wind」
去年は同じラダーシリーズのほかの本を一生懸命なんとかかんとか読んでいましたが、今はありがたいことにスラスラ読めるようになりました。しかも何より、このラダーシリーズだと知らない単語にぶち当たった時に巻末にWord Listがついているので検索も楽々で本当に楽に読めます。
マレーシアで日々学校からのお知らせを読んだり、業者とメールのやりとりをしたり、本も何冊か読んでいたお陰で読む力はついてきていると思われます。
私自身も嫌にならない感じでとりあえずオンラインレッスンとその他英語に触れる時間を維持していければそれでいいかな。