3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

MENU

【マレーシア生活】Deepavaliの準備色々

多民族国家であらゆる文化を尊重しているマレーシア。
それってとても素敵なことなのですが…ただ眺めている分には楽しいのですが…いかんせん子どもたちがそれぞれ学校などに通っているとイベントに強制参加となります。

マレーシアに来て初めて知ったDeepavaliというイベントの準備についてご紹介します。

 

Deepavaliって何?

Deepavali、もしくはDiwaliというこのイベントはヒンディー教のお祭りです。

ディーワーリー[注釈 1](ヒンディー語: दीवाली, dīwālī、サンスクリット語: दीपावली, Dīpāvalī)は、インドのヒンドゥー教のお祝い。別名「光のフェスティバル」とも呼ばれ、ヒンドゥー暦のカールッティカ月の新月の夜(グレゴリオ暦では10月から11月)に祝われる。
ジャイナ教では同じ日を開祖マハーヴィーラがニルヴァーナを得た日(命日)として祝う。 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ディーワーリー - Wikipedia

マレーシアはイスラム教国家ではありますが、国民の約1割弱がインド系の方達でその方達の多くはヒンディー教です。

10月というと日本だと最近はハロウィン旋風が巻き起こっていますが、マレーシアではまずこちらのDeepavali、もしくはDiwaliと言われるイベントが先のようです。
大きなモールなんかではDeepavaliの飾り付けがされています。

f:id:mw3mom:20191011001124j:image

あ、もちろんハロウィンもないわけではなくて、スーパーなどでカボチャの入れ物やコスプレグッズが売られていたりもします。

イベントに忙しいマレーシア!

子どもたちはそれぞれの場所で強制参加

で、これが仮に私単品であれば、街中のイルミネーションを見たりして「ふーん」と楽しめていいのですが、それぞれインターナショナルスクール・プレスクール・ナーサリーに通う子どもたちは強制参加になります。
となると、その親である私は初めて知ったこのイベントの準備に大忙しなのです。

インターナショナルスクールの場合

兄助の通うインターナショナルスクールではDeepavali周辺が土日挟んで5日くらいお休みになります。私たちにはなじみがないとは言え、ヒンディー教の方達にとっては新年のお祝いですから、新年のお休みかーと思えば納得。

ただ、その1週間前に学校で保護者参加でDeepavaliにちなんだライスアートをやることを急に通知されました。

…この国の人にとっては当然のイベントなのかもしれません、もしかしたら。でも知らない人間からしたら「え?急に何?学校に来いって?え?アート?」って感じです。
もちろん行きますけどね。仕事もしてませんしね!

ただ持ち物に戸惑います。

  • ライスアートに使う米・コーン・豆など
  • ノリとかボンド
  • 大きい紙
  • あればインドの伝統衣装を着てきてね♪

「米」としか言われていないけど…ただの白い米を持っていったら失敗しそう…。
学校からの指示をそのまま鵜呑みにして、兄助にうっかり恥をかかせてしまったことがあったのでここは慎重にならなければ…。

ライスアートをネットで検索すると色鮮やかに染色された米で作られた絵が出てきます…。絶対に白オンリーではだめだ…。

f:id:mw3mom:20191011001415j:image

と言うわけで、ネットで「Deepavali How to make」と検索して米の染色を学び、準備して持っていくことにしました。

それ以外にもDeepavali後に学校が再開してから保護者参加で夜Deepavaliイベントをするそうです。チケット制で希望者のみらしいですが…まぁマレーシアにいる今だけしか体験できないだろうと思うと、行くしかないっすね!行きます!

プレスクール・ナーサリーの場合

ネーネとチビ助は同系列のプレスクールとナーサリーに通っています。
こちらはブリティッシュ系の学校なので何となく「ハロウィン?」と思っていましたが、しっかりDeepavaliもやるようです。

Deepavali前にDeepavali用の衣装を着てファッションショーをさせるから、衣装を着てきてね♪と言われました。

え?どこで買うの?どんな服?

インドの服と言えばサリーしか思いつかないけど…ネーネがはたしてそんな巻き付けて過ごせるのか謎だし、そもそも着せ方もわからないし…というかサリーでいいのかもわからないし!

で、ネーネのことで頭いっぱいになっていたら、チビ助の先生からも「あ、この子もよ」と言われました。

え?男子なんて余計にわからない!

全くイメージがわかないけれど、とりあえずリトル・インディアに行けばいいか、と行って探してきました。

マレーシアには中華系・インド系の人たちも結構いるので、クアラルンプール内に中華街とインド街がそれぞれあるのです。しかも駅近なので結構行きやすい!
案の定行けばわかりました。というか、リトル・インディアは当然この時期Deepavaliフェア的な感じになっていたので、店員さんに説明するまでもなく所狭しと並んでいました。

f:id:mw3mom:20191014104515j:image

インドの服可愛いです。キラキラしていて華やか。私も着たくなる。

f:id:mw3mom:20191014104436j:image

もっと素敵な男子服もありましたが、結構生地が硬いし、着慣れないものをチビ助が着ない恐れがあったので、刺繍が素敵な比較的薄めのシャツにしておきました。ズボンは新品のスパッツをユニクロとかで買ってくるのでいいか。しっかりした生地は履かないし、多分。

間を開けずにハロウィンの準備も差し迫ってます!!

ほぼ同時期にハロウィンも迫っています。

ネーネとチビ助の学校の方からは既に「仮装してきてね♪保護者参加だよ!」と通達されています。
わかってはいたけど、チビ助も仮装が必要なのか…何なら着てくれるだろうか…と頭が痛いです。

兄助の学校からは通達は何もありませんが、仲良くなった3年生のお友達から「去年はスパイダーマンの格好をして、顔だけ怖い感じにしたんだ」という情報を兄助が仕入れてきたので、多分あるようです。早く言ってほしい…。

正直色々準備するものが多くて、予想外の出費多めで家計が火の車です…。
Deepavaliは初めて尽くしだし、インドの服とか持ってないので購入するしかなかったけど、ハロウィンは手持ちのものもうまく使って乗り切りたいなと頭をフル回転中です。

めっちゃ異文化体験中

でも、日本にいたらこんなにイベントに参加する機会はなかったな、って思います。
Deepavaliはもちろんのこと、ハロウィンも日本では参加したことありませんでした。
思えば日本にいた時もひな祭りや七夕など日本伝統の行事にちゃんと参加するのも自分が子どもの時か子どもたちが生まれてからだったな、と思い出しました。

子どものお陰でこういう行事に参加ができるのかも。

思う存分親も楽しんでやろうと思います!