3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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【海外生活】何が普通かわからない

海外だと文化が違うためか何が普通なのか、どれくらいが妥当なのかわからない…ってことがよくあります。
自分の身の回りの生活であればそれは大した問題ではありません。自分が気まずいだけですし、自分のことなら「いやーこういうのが普通だって知らなくって」って苦笑いしてごまかすこともできます。

でもインターナショナルスクール、子どもが通う場所でうっかり「普通」から外れてしまうと子どもが気まずい!それは非常に申し訳ない。

 

Quater1終了ー

兄助、1年生の4分の1が終わりました。そして成績表をもらってきて、1週間の秋休みに入りました。
日本風に言うなら「できる」と「よくできる」で埋められた成績表を持って帰ってきました。言葉のハンデを抱えながらよく頑張ったと大いにほめてあげました。早速日本にいるジジババにも写メって送りました!私は彼を誇りに思います!

Quater1終了イベント:持ち寄りパーティー

さて、兄助たちは学期の終わりにクラス皆で持ち寄りパーティーをすることになっていました。※この通達もイベント開催1週間前。いやまぁ準備できますけど…でももっと早く言ってくれてもいいじゃない。
先生からは「伝統的なご飯やお菓子、飲み物などを3-4人分持ってきてください」と言う連絡をもらいました。

何だろう…伝統的なご飯って…私たち日本人ならおにぎりかな?でも早朝出発する子どもに持たせるためには更に早朝に起きて作らないといけないわけじゃん?私やれるの?

何が正解だったんだろう…

心配していましたが、何とか朝…というかもはや丑三つ時に起きだして、お赤飯の小さなおにぎり4つとお稲荷さん4つほどをタッパーに詰めて持たせました。
だってみんなが本当にがっつり3-4人前持っていったらとんでもない量になりますもんね?3-4人でシェアできるせいぜい2人前分位かな?と思ってこの量にしました。
ついでに昨日沢山買っておいたフルーツ、イチゴとブルーベリーとブドウもタッパーに入れて持たせました。

何とかやり切った!と思っていましたら…帰宅時持たせたタッパーにはお稲荷さん3つとお赤飯のおにぎりが4つ残っているではありませんか!フルーツだけ完売。
せっかく朝早くから起きて作ったのに、誰もおにぎりもお稲荷さんも食べなくて、兄助が一つだけお稲荷さんを食べたというのです。兄助も他の子のホットドッグを食べたらお腹いっぱいでおにぎりまでは食べられなかったと…。
母がっかり。
まぁでも日本食になじみは薄いだろうし、仕方ないよね。フルーツは皆食べてくれてよかったと思うか。

なんか皆、話が違うじゃない?

なんて自分の苦労が報われなかった、ということしか考えていなかった私でしたが、翌日担任の先生から学校連絡アプリ越しに持ち寄りパーティーの様子が送られてきてびっくり!

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お菓子やジュースがてんこ盛り!ホットドッグや食事系のものも3-4人分と言うかそれぞれ20人分くらいありそうな勢いです。。

 え?皆それぞれ20人分持ってきたの?

小さめホットドッグ20人分、ホールケーキを20人分くらいにカットしたモノ、ヤクルト的ジュース20個以上、市販のお菓子山盛り…

そういうこと⁉

明らかにウチの持って行ったおにぎり4個達がTop of 貧相。インスタ映え感0。そりゃこれだけ魅力的なものたちの前で誰も手に取らないわけだわ…。むしろ兄助済まなかった。せめてフルーツを持って行って本当に良かった、と思いました。

正解をわかっていなくて辛い。(きっと兄助がもっと辛い。ごめん。)

誕生日のこと

少し前の話になりますが、兄助の誕生日の時も私はやらかしました。

 

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 ここでは我が子の誕生日に、親がケーキとかをもって学校に乗り込み、ケーキなどを配り、尚且つプレゼントをクラスメイトに配るという文化がある(これはマレーシア特有の文化というより、インターナショナルスクールの文化っぽいけど。知り合いのマレーシア人に聞いたら知らんって言われたので。)のをギリギリで気がついて乗り切りましたが…

兄助には朝「お母さん、お昼ご飯の時に持っていくからね!」と言いました。

その後ネーネとチビ助を順次預け、クラスメイト用のドーナツを買い、プレゼントの山をカバンに詰めてサンタクロースさながらの状態でタクシーに乗り込み学校に向かいました。

学校到着は11:40。「丁度お昼前でいい時間ね。」と思っていたら…先生が玄関まで迎えに来てくれて「あぁ良かった。お昼ご飯にいらっしゃらなかったから兄助君はちょっと泣いちゃって。でも来てくれて良かった!」と…

え?ちょっと待って、お昼ご飯って何時?

先生「ええっと、9:40ですよ?」

マジで!

ごめん、兄助…

そりゃ泣くよね…

教室に着いたらそれはもう嬉しそうな顔の兄助でした。
帰宅後も兄助に謝罪をしました…兄助は「僕もお昼ご飯が何時か言ってなかったからなぁ」と納得してくれました。が、確かに…朝6時台に起きて学校行って14時過ぎに帰宅する子どもです。First Break(これがお昼ご飯)とSecond Break(これがおやつ)があるとしたら、お昼ご飯が12時前後なわけないじゃない!と気が付くべきでした…。

私が到着したのはSecond Break前後だったようでおやつとして皆にドーナツを食べてもらえたのはよかったのかもしれませんが…。

今後も不安が目白押し

今後も不安が目白押しの予感です。
まず、秋休みの真っただ中に「来週Deppavaliの保護者参加イベントをするよ」と通達が来ました。

何なんでしょう…イベントは良いのですが通達が1週間前って…仕事してたら来れなくないですか?いやマレーシアはこんな急にでも休みは取れるものなのかな?
このイベントの持ち物も何が正解なのか不安が押し寄せてきます…。
聞けばいいのかもしれないけど、聞いても正解がわからないことがあるから…。

兄助のことばかり構ってもいられません。
ネーネとチビ助がそれぞれ通うプレスクール・ナーサリーもイベントは目白押しで、Deppavaliの衣装を着てきてねと軽く言われました…。

なに、それ?

ネーネとチビ助のところはハロウィンもやるようでその仮装も指令が届いています…。どうしよう、聞いても「怖い衣装よ!」としか言ってくれないし。

さらにこのハロウィン、兄助の学校からは何の通達も来ていませんが、上級生から聞いた情報だとあるらしいです。
言ってくれよ、そんなコスプレなんていつも用意しているわけじゃないんだから!

 

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 学校の先生にガンガン連絡を取って、というのは以上の記事での出来事以降心がけているのですが、それでも何となく周りと違う、ずれてるということが出ています。
他のクラスメイトのママさんと仲良くなれたらいいのかもしれないけど…誰ともつながれていないボッチ母です。

ある程度は「いいよね?だって文化が違うんだから!違うのは当然じゃない!」とか開き直ってもいますが、子どもたちに肩身の狭い思いはさせたくないな…。