【海外生活】プレスクールに入って2か月
我が家の長男兄助はかなりスピーディーにインターナショナルスクールに慣れ親しみましたが、一方でなかなかてこずる人もいます。
今日は我が家の真ん中5歳児ネーネのプレスクール事情についてお話しします。
基本的にウチのネーネは
日本にいた時は0歳10ヶ月から保育園に通っていました。兄助は途中引っ越しが合って保育園を3つ渡り歩いたのに対して、ネーネは0歳の時からマレーシア移住の直前まで一貫して同じ保育園でした。
慣れ親しんだ先生と同級生に囲まれて、母から見ると安心できる環境だと思っていましたが…
ほぼ毎朝、泣き叫んでいました。
「行きたくない。お母さんといっしょがいいー」
と、言葉がわからない時期から達者にしゃべれるようになってからも。。
なので、マレーシアに来てからも、どうせ嫌がるんだろうな…とは思っていました。
更に付け加えるなら、ウチのネーネは本当に全く何も英語の準備をせずにやってきてしまいました。これは相当嫌がるぞー…と不安いっぱいの母。
ネーネのプレスクール
ネーネのプレスクールはモールの中にあります。インターナショナルスクールを名乗っており、どうやらブリティッシュ系の様です。学年としては0歳児~小学生くらいまではいます。
そしてインターナショナルスクールと名乗ってはいますが、兄助の通うインターナショナルスクールとは違うようです。
これは、以前兄助の学校探しを手伝っていただいたエージェントさんに教えていただいたのですが、マレーシアにはいくつか学校の種類があるようです。
- インターナショナルスクール:主流は英国式だけどIB、アメリカン、オーストラリアン、カナディアンなど色々あります。
- ローカル公立校・私立校:基本的にマレーシア国籍を持つ人しか入れません。※一部例外あり
- 日本人学校:正確にはマレーシアでは日本人学校はインターナショナルスクールの1つになります。
- ホームスクール:日本でいうフリースクールで、学生ビザはおりません。私立や教会が運営していたりと色々な母体があるようです。
兄助は日本人学校以外のインターナショナルスクールになります。
そしてネーネのプレスクールは、インターナショナルスクールと名前はついているけどどうやらホームスクールに該当しそうです。スクールの入り口にかけられている看板を見るとどうやらイギリス?に母体となる学校があるようで、そこはちゃんとインターナショナルスクールっぽいのですが、マレーシアではホームスクールみたいです。
学校の形態や雰囲気も結構違うので、それについてもいずれお話ししたいと思いますが、今日はとりあえずネーネのこの2か月の様子についてお話しします。
ネーネの変化
初日「楽しかったー。ここに通う!」
ネーネのプレスクールは「来たかったら明日から来ていいよ?」というほどあっさり入学できるプレスクールだったので、話を聞きに行って翌日早速連れていきました。
体験入学とかはないけど1日料金があるというので、それで申し込み。
ダメだったら、またほかの施設を探すかー、と思って迎えに行くとすごい笑顔!
「楽しかった!ここのプレスクールにする。ここに通う!」
と言うので拍子抜け。
何度確認しても
「ここがいいー♪」
とご機嫌の様子なので、翌日からは1か月分の料金を支払って本格的に通うことにしました。
1週間たっても「楽しい」
そこから1週間。毎日くどいくらい「どうだった?」と確認しましたが毎日
「楽しかったー」
というネーネ。英語もわからないのに…本当か?と思いましたが
「友達できた」
ともいうので、何だ…意外と大丈夫なんだ、良かったー。と安心してしまいました。
1週間後から…朝のイヤイヤ始まる
ところが安心したのもつかの間。朝着替えて、プレスクールに行くまでは足取り軽いのに、入り口の前に着くと
「やっぱヤダ。…だって英語わかんないんだもん…」
と毎朝嫌がるように…
やっぱりそうなったか!と思いましたが、既に1か月分の料金を支払い済。何とかなだめすかして、最終的に9時―5時のところを9時ー1時の短時間にすることで納得させてプレスクールの中に押し込む日々が始まりました。
最近の様子
Deepavaliやハロウィンなどイベントごとがある時には足取り軽く入っていくときもあるのですが、週に3日は「やだ。おかあさんといっしょがいい」と相変わらずグズグズすることが多いです。
ところがその一方で、お迎えに行くといつもご機嫌。「どうだった?」と聞くと必ず「楽しかった」と答えます。彼女は「楽しい」以外の答えだって持っているはずなのに、必ず「楽しかった」と答えるので、これは本当に楽しいみたいです。
今ようやっと9時ー2時まで延ばしたのですが、「楽しいなら、もうちょっと伸ばしてもいいかな?」と相談すると嫌がります。うっかりお迎えが遅くなっても、ひどく怒ります。
楽しいけど、時間は厳守しなければいけないようです。
ネーネの話
ネーネのプレスクールは兄助のスクールに比べて連絡が全くありません。中の様子を知る手段がネーネに聞くか、先生にアポを取って直接話を聞きに行くしかないのです。
一度先生にアポを取って話を聞きに行きましたが、直接話を聞くと中の様子はよくわかるし、こちらの不安も伝えられていいのですが…いかんせん他の子たちがみんな帰った後の5時以降に、私の場合は3人の子供を連れて話を聞きに行くのは結構しんどかったので、なかなかできません。
じゃあネーネに直接話を聞くしかないのですが、最近やっと中の様子を話し始めました。
最初の時は「楽しかった」と言うものの「何が?」と聞いても「…」。もっぱら話すのはスクールバスでどこを通ってきたかということばかり。(ネーネの通うプレスクールは1駅先。同系列のチビ助の通うナーサリーが家の近くにあり、そこにチビ助と一緒に朝送ると、バスで1駅先のプレスクールに送ってくれるシステム)
それが最近やっと先生の名前やお友達の名前が出てくるようになりました。「Ms.○○は優しい」「Ms.△△は時々怒ると怖い」「マリー(仮)はバスが一緒」「メイ(仮)と一緒に踊りの練習をした」など。「お絵かきをした」とか「英語を読むゲームをした」「今日はダンスの練習だった」とプレスクールの中で何をしたかも徐々に話してくれるようになってきました。
とりあえず様子を見ていこう
日本にいる時に、海外移住で子供の英語への慣れ方について話を聞きました。
そこでは
最初の1週間を乗り越えれば何とかなる。
3か月経つと大体の英語の指示がわかるようになる。
でも英語が身に着くのは1年はかかる。
と聞きました。
ネーネは今やっと英語での指示がわかり始めたところなのかもしれません。
毎朝相変わらず嫌がってはいるけど…少しづつわかってきたかな?
我が家の兄助は準備をしていたお陰と彼自身のキャラクターによってあっさりインターナショナルスクールでの生活に馴染みましたが、抵抗だらけのネーネの姿もまた海外移住でよくある子供姿の一つなのかもしれません。
どうか少しずつでいいから慣れて、朝戦う頻度が減りますように。