【海外生活】インター校生、1か月の冬休みの過ごし方
日本の学校もそろそろ冬休みに入るかと思いますが、日本だと大体クリスマス前後から1月7~10日前後位までが冬休みでしょうか?20数年前の私の記憶だとそんな感じ。
それだとせいぜい冬休みって2週間くらいで、冬休みの宿題も書初めとかちょっと面倒だけど、夏休みの宿題の量に比べれば圧倒的に大したことなかったよなーとか思い出しました。
が、我が家の7歳兄助は今インターナショナルスクールに通っています。
彼の冬休みはなんと、1か月!
さて…この長いお休みをどうしたものか…。
長期休みの心配
日本でも長期休みだと親たちは「早く学校始まらないかな…」と思うことはままあると思うのですが、その学校再開を強く望む理由は
- 子どもの生活リズムが崩れる→自分たちのリズムも狂う
- 昼ごはんの準備が面倒
- 遊べ、どっか連れていけ攻撃が辛い
辺りが思い浮かびますが、インターナショナルスクールに通う子どもを持つと他にも大きな問題があります。
それは
語学力低下の心配!
兄助は持ち前の社交性で英語ほぼ話せない状態の中で友達を作り、先生からの指示も徐々にわかるようになり、やっと最近ではたどたどしくも話せるようになってきました。
オンライン英会話レッスンで、「No, I don’t have…あ、ちが…No, I didn't have it.」と自ら時制を直せるくらい英語を身に着けました。
やっぱり、4ヶ月半くらいですが、毎日案だけもまれると英語って多少は身につくものなんだな、と感心します。正直、私たち親が日本で習ってきた英語学習法(例:文法をしっかり習う等)とはここの英語学習法(少なくとも主語がどれとか述語は動詞だからこれだとかは彼は理解していない)は全然違うので、どうやって身に着けているのか想像もできませんが、でも結果として身についています。
話は多少脱線しますが、3か月プレスクールに通った5歳児ネーネも最近日に日に家でチビ助に対して英語で話すことが増えてきています。し、スクールで先生が何を言ったかも今まで以上に説明をしてくれるようになったことから英語の理解度がかなり上がっているのだと思われます。
話を戻しますが、やっとのこと身についてきた英語も丸々1か月使えなかったら…きっとあっという間の逆戻りです…。
あとは、ついでに言うなら、意外と好成績をたたき出しているMandalin(北京語)も1か月経ったら成績がた落ちしてしまうかもしれません。
1か月の冬休み…油断できません。
語学力低下防止対策
お金にゆとりがあれば、ウィンターキャンプとかホームスクールに通うとかという手もあるのですが、3人分の学費を払うだけで結構いっぱいいっぱいな我が家にはちょっと経済的に厳しいし、頑張り続けている兄助にまたまた負荷をかけるのもちょっと気がひけます。
お友達が近所に居ればよかったのですが、学校から結構離れてしまっているのと、結局兄助の仲のいい日本人以外のお友達のママとは繋がれていないので友達と遊ぶという手も使えません。
なので我が家でとれる対策は
- オンライン英会話
- アプリ
- 図書館
になりそうです。
オンライン英会話
オンライン英会話は以前から兄助とネーネ交代で受けさせていましたが、最近ネーネの登園時間が伸びてきたことと相変わらずネーネは集中力が続かないのでレッスン中はほぼつきっきりで訳したり励ましたりしなければいけないことから、やらない日が増えてきました。
ならば、と思い兄助に
「お休みの間は毎日、英会話レッスンを受けよう!」
と提案してみたところ
「そうだね!」
と快諾してくれたので、基本毎日オンライン英会話を受けさせることにしました。
1日たったの25分ではありますが、何もないよりましです…。
正直私もオンライン英会話以外、スーパーでちょろちょろと買い物するときに2,3話す位しか英語を使わない日もあるので、まぁ良いかと思っています。
英語とMandalinのアプリ
英語は学校から「これを授業で使っているのでお勧めです」とお達しが来たので、そのまま指示に従うことにしました。
兄助も既に授業で使ったことのあるものなので、こちらから説明する必要もなくて楽です。
こちらのアプリは無料版と有料版になっています。
はっきり言って無料版は本当にどんな感じに学習するのかを確認する見本程度なので、有料版でないと使えません。
Apple storeで1220円でした。
安い!というほどではないけど、既に授業で使っているものだから今後も復習がてら使えそうだし、何ならネーネも使えばいいし、と思えばそこまで高い出費ではありませんでした。
無料版で感触を確かめられるのでご興味がある方は見てみると良いかと思います。
それぞれの音のページで発音やその音を含む単語や音の紹介など説明やクイズがあった後、最後に短い歌がついてきます。
兄助は授業で使っていたのもあって、どの歌も既に覚えているようでアプリとっ所に歌っています。歌って言語を覚えるうえでやっぱり効果的なツールなんですねぇ。
Mandalinに関してはなんと、学校の先生が独自に作ってくれているようです。
ただ、先生が作っているので、先生の作成スピードが追いついていないのか最近やった単目に関しての項目が内容で、兄助はブーブー文句を言っています…。
「もうWeatherはたくさんやったから飽きたー。こないだ授業で習ったRestranがやりたいのに」
先生…頑張ってください!
どちらもそうですが、最近はi Padなどで簡単に子どもたちも学習ができるので便利ですね。
音ももちろん出るし、動画やクイズなんかも動きが合って子どもが飽きません。(飽きている部分もありますが)
私たち親はMandalinなんてかけらも知りませんが、兄助はメキメキ実力を伸ばしていけそうで安心です。
図書館や本屋さんで本探し
子ども図書館の位置と行き方を確認したので兄助を連れて行ってみようと思います。
ネーネやチビ助など小さい子ども連れならタクシーで行くしかないような場所ですが、兄助くらいなら駅からいい運動と思って歩いて行けそうなこともわかり、ネーネ達がプレスクールに行っている間にでも行ってみようと計画を立てています。
Jolly Phonicsのお陰か、意味は分からないけど自分で発音できる、音読できるようになったので、絵本を借りてきて一緒に読み解く練習をしたいと思います。
今までも学校の図書館から時々面白い本を、そして時々つまらない本を借りてきていました。これらは先生がその子のレベルと見て、レベルのあった本を選んでくれていたようです。
ただ、レベルがあっていても内容が面白くないと、やっぱり本としての魅力は半減ですよね…
ここは1対25と大ぜいを相手に頑張っている先生だよりにせず、1対1で向き合える親の私がレベルもあっていて、かつ彼趣味に合う本を探そうではないかと意気込んでいます。
宿題ももちろんあります
と、語学力低下を心配して真っ先に計画をたてましたが、学校からの宿題もそれなりにあります。
英語は教科書の音読とその内容に関する問題。
算数は四則計算とお金の計算などのプリント。
英語は、以前も言いましたが、結構難しい教科書を使っています。
正直今の私でも「え?知らない…」と思う単語が若干は含まれています。音読する話自体も長いので、始める前から兄助はげんなりしています。
算数は、そう小1相当の学年ではあるのですが、既に掛け算引き算までやっています。ただ出てくる数としてはまだせいぜい30前後くらいまで(4×8=32とか28÷7=4とか)なので、そこまで苦労せずできています。
お金も日本だと最小単位が1円でそれ以上大きくなっても「円」であることに代わりませんが、マレーシアではRM1の下に「セント」という単位が、他の国でも1ドルの下に「セント」があるので、それについても勉強しています。
こういう計算に関する問題はサクサクこなしていく兄助ですが、時々「下の図(リス4匹とどんぐり20個が書かれている)を見て割り算の問題を作りなさい」など文章を作る問題はやっぱりまだ英語力が及ばないので手伝ってやっています。
日本の勉強に追いつく
算数に関しては遅れを取らない…何なら先に進んでいる部分もありますが、やはり国語「日本語学習」はインター校ではすることができないので、しっかり押さえていかないといけません。
なので、日本から持ってきた、もらってきた
- こくごの教科書 上・下
- さんすうの教科書 上・下
- しょしゃの教科書
をしっかりこなしていきたいと思います。
さんすうの教科書は1人でやれるでしょうが、こくごの教科書は音読と漢字の学習をきっちり見ていかないと行けないなと思っています。
漢字に関しては補強として「うんこ漢字ドリル」も勢力的にやってくれているので、きちんと覚えられるようにテストでも実施するかな、と計画中です。
冬休み感も忘れずに
とはいえ、勉強だけで1か月が終わってしまったら可哀そうなのと、ただのがり勉に仕上がってしまうので、色々と計画しています。
- コンドミニアムのプールで水泳教室
ネーネやチビ助がいると指導までできていなかったのでこの機会に! - ペトロサインスで科学の勉強
スリアKLCCにあるペトロサインスという科学博物館的な場所の年パスを購入しました。子ども3人連れだと、それぞれのブースの説明よりも位置の把握ばかりに気を取られていましたが、兄助だけならじっくり説明しながら取り組めそう - お手伝いの強化
家事力も鍛えていこうと思います。トイレ掃除と米研ぎ、食器洗いを修行中です。 - ボードゲームで頭の体操
最近ボードゲームセットを購入ました。チビ助がいるとついついオセロなども駒を勝手に取りがちなのですが、彼らがいない時間なら安心して遊べます。
それ以外にも家族旅行などの予定も立てています。
親子ともども有意義な冬休みにできるよう頑張りたいと思います。
目下、食器洗いの修業は始めて正解でした。兄助洗う→私すすぐで家事がスムーズに進むようになりました。私がすすぎ担当だと、洗い残しもすぐに指摘できるのでほぼ問題なしです♪