3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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【マレーシア生活】Deepavaliのrice artの準備

先日マレーシアで初めて知ったヒンディー教のイベントDeepavali(Diwali)についてお話ししましたが、今日はその中でもお米を使ったアート(rice art)、正式名「ランゴリコーラム(Rangoli kolam)」を学校でやるというのでその準備について紹介します。

 

 

www.mw3mom.work

 

 「ランゴリコーラム(Rangoli kolam)」って何?

染色したお米をきれいに並べて作るアート作品のことのようです。こんなのや↓

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こんなのが↓ 

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Deepavaliが近づくとモールなどに出現します。
これらは床にお米が並べられているだけなので触ったりしたら大変!立ち入り禁止とランゴリの周りはぐるっとポールで囲まれていますし、何ならいたずらされないように警備員さんが見張っていたりします。

で、これを学校でやるという通達が来ました。

学校でやるランゴリの準備

学校では保護者参加でこのランゴリを作るというのです。
ただし学校でおチビさん達がこんな繊細なものを作れるはずも、Deepavaliの日まで誰かが警備するわけにもいきませんので、紙にボンドなどでお米を張り付けて作るようです。

  • 米や豆など
  • ボンドとかのり
  • 大きな紙

を持ってくるように言われました。(オプションでインドの伝統衣装もあれば着て来てね♪と言われたけど持っているわけもないので無視)

ここで言われる「米」。上のランゴリの写真からわかるように、ランゴリで使われるのは色鮮やかに染色された米です。スーパーで買ったただの白い米を持って行っていいのか?…分からない。。

ただ学校から言われた保護者の参加時間からしても、米を紙に張り付けるだけで多分いっぱいいっぱいで、米に色を付けて~からはできなさそう。
となると、ここでいいう「米」は既に色が付いた「米」に違いないと判断しました。

先生に聞いてもいいんですけどね…実は先日、学校からの指示通りに準備したら他の人たちとかなり大きな開きがありすぎて愕然としたことがあったので…。
※というか、早くクラスメイトのお母さんと連絡取れるようにしたほうが早いのかもしれない…。ボッチ母…。

米の染色をしてみる

というわけで、米の染色をしました。どうやらランゴリ用に染色されたお米も売っているらしいのですが(そりゃそうですよね、ニーズありますよね。あとは米というか粉が売られていることもあるそうです。なんだと米粉?)、染色された米を買うより買った米に染色するほうが安いので(それもまた当たり前)やってみました。

お米もったいない!という意見は聞きません!今回はそういう行事なので!
郷に入っては郷に従えですよ!
(ちなみに夫に言われました。)

 準備をするのは以下の通り。

  • できるだけ安い米
  • 絵の具
  • ジップロックか袋
  • レジャーシートか大きな紙
  • ざる

割れちゃったクズ米を売っているお店もあるらしいのですが、残念ながら近所になかったので極力一番安いお米を買ってきました。そして自分たちの普段食べているお米が割と安いお米だったと知ってびっくり。。最近我が家はジャポニカ米を卒業してマレーシア産のタイ米を普通に食べています。美味しくない、って噂を聞いたけど全然大丈夫。美味しい。タイ米は5㎏でRM15位(日本円にして550円位)です。※ちなみにマレーシア産カルロール米(ジャポニカ米に一番近いのかな?日本でもカルロースは売られています。)は5㎏RM35位(900円ちょっと位)

それにこれまた安い雑貨屋さんで買ってきた適当な絵の具12色セットRM8(200円位)で色付けしていきます。

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 ①ジップロックや袋に絵の具を入れます。 

 適当に水もいれます。この時水の量は多すぎず少なすぎず…って難しいですね。つける米の量に比して変わってきますが、薄くなりすぎない程度に、でもそれなりに絵の具が水に溶けてコメ全体にいきわたるのをイメージします。水が多すぎたら米を増やせばよいです。絵の具が薄くなりすぎないように注意します。

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②絵の具と水を適度に混ぜたところに米を入れていきます。水が全体に行き渡るのをイメージして量を調節していきます。水は全体には行きわたるけど、最終的にはちょっと底に見えるくらいがいいかと思います。あまりに水が多いと後で乾かすときが大変です。

 コーラムでどんな絵を描くのかによって必要な色・量は変わると思うのでそれもイメージしながら作ってください。
 私は全く何も学校から指定はなかったので、ただなんとなく絵の具に入っていたほとんどの色をそれなりに作っていこうという曖昧なイメージのまま作っています。。 

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③袋を破かないように優しく上下左右にゆすったり回したりして、絵の具がお米全体に行きわたるようにします。
 子どもたちにやらせましたが、一番最初に兄助がやった時に案の定袋を破いてしまいました…。「だから優しくって言ったでしょうがー!」と注意して、その後は優しく振り続けていました。汚れても床が掃除しやすい場所などで振らせるといいでしょう。

④ネットで検索した情報(マレーシア人の方のブログ)によると浸けておけば浸けておくだけ濃く染まる、という話でしたので一晩寝かせました。

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 が、こんな感じに常温で放置してはいけませんでした!

 米+水+常温→腐る

 は、当然の図式でした…。幸い水の量がちょうどいい感じだったのか?ほとんどの米は給水してほぼカラカラという感じだったので、腐らずに(多分…臭くなかったし)済みましたが、紫だけが何となく臭い…何となく粘り気が少しあるようなないような、になってしまいました。

 浸しておく間は冷蔵庫保存が望ましいです!

⑤朝、子どもたちが居なくなってから、せっせと染色をした米を乾燥させる作業に入りました。
 お米をジップロックからざるに移します。水が多い時にはここで水気をきってからレジャーシートなど広げられる場所へ運びます。色が混ざるとどうにもならないので1色ずつ。スペースがあれば2,3色同時にできていいんですけどねぇ。
 レジャーシートも持っていなかったので、deepavali用に大量に買ってきた模造紙を2枚ほど重ねてシート替わりにしました。

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 こんな感じに広げて太陽光と天井の扇風機の力を借りて干していきます。

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 段々興に乗ってきたので、遊びながら乾かしていきます。 

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 クジャクはランゴリでもよくある図みたいです。お魚は多分ない。 

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 花はよくあるみたい。
 ネットの情報だと2日は干したほうがいい!とありましたが、1色ずつ干しているし、結構最初からドライ気味だったりもしたので、適当に触って感触を確かめて適宜2~5時間くらいで次々と干していきました。
 扇風機の真下に置いたのも良かったのかも。
 ちなみに腐りかけていた(?)紫はしっかりと長めに干して、粘り気はなくなっていました。臭いも多分…大丈夫でした。多分。

※追記※
やっぱちゃんと干さないとだめでした!
懸念していた紫は大丈夫でしたが、この乾燥作業終了後にジッパーに戻して放置し更に3日後、チラッと見たら黄色と青と緑がかびていました…!
結果的に白含めて7色持っていけたので問題はありませんでしたが…かなりしっかり乾燥させないとやはりだめです。

じゃあ腐るのが怖いから冷蔵庫に…と言っても、今度は冷蔵庫から出した時に温度差で結露してしまうんですよ。。難しい。

適宜様子を見て過剰なほどに乾燥させたほうがよさそうです。

米完成!さぁどうなるのか

なんとか学校のイベント日の前に赤・ピンク・黄色・黄緑・緑・水色・青・紫・黒・白(これだけそのまま)と10色の米が出来上がりました。
というか多分作りすぎた…。模造紙にそれぞれの色がそこそこ広げられていたので多くとも半分以下の量で良かったかも。そう今回5㎏全部使いました…。
いいや、なんだったら、来年用として取っておきます。

実際のランゴリ作りはどうなるのでしょう?

こうご期待!

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