うちの可愛い1歳児
我が家には3人の子どもがいるので、1歳児は3回目のはずなのですが、ちょこちょこ「あれ?もうこんなことできるの?」「これくらいの時期お兄ちゃん、お姉ちゃんはどんなんだったっけ?」と忘れてしまうことも多々あります…。
今日は我が家の1歳児にスポットを当てて、思い出を残しておきたいと思います。
人タラシのスマイルボーイ
とにかく笑顔の多い子です。誰彼構わず目があえば「ニコォー^ ^」と満面の笑みを向けてくれます。
保育園の先生や他のお母さん達、お店の人など会う人会う人に「いい笑顔ねぇー」「癒されるわぁ」と言わせる人タラシボーイです。
正直、兄助はいつも眉間にシワの寄った赤子だったし、ネーネは小さい時からヒステリックガールだったので、ただただニコニコしている子は初めてなので「え?何?こんな子いるの?」と嬉しい驚きでした。
今はもうニコニコしながらも激しい自己主張もするのでいつもご機嫌とはいきませんが…。
育てやすい子、手がかかる子っていうのは親がどうこうってよりも子どもの性質だなぁとしみじみ思ったものです。
食事介助をされることで食事介助をされる側の気持ちを知る
もっと小さい時には私や夫、その他大人や場合によってはお兄ちゃん、お姉ちゃんの気まぐれな手を借りながら、チビ助の食事介助をしていました。
そんな彼が最近は私に食事介助(?)をしてくれます。
私がご飯を箸で持ち上げたその手を、彼ががっつりつかんで私の口まで誘導してくれるのです。
そして次はおかずでも…という私の意志に反して、彼はがっつりつかんだ私の手をさらにご飯のところへ持っていき、さらにご飯を食べるよう強要します。
そろそろおかずが欲しいと思っても頑なにご飯!
これによって私は食事介助をされる側の気持ちを知ることができました。
こちらとしては良かれと思って、食べる順番を勝手に決めていたけど、きっと不満もあったんだろうな…だから途中でご飯を放棄することもあったのかな…と思いました。
うん、わかったから!わかったからおかず食べたい!
物まね上手 姉の背を見て育つ
1歳児のチビ助は物まねがどんどん上手になってきました。
最近のお気に入りは「からだ★ダンダン」
NHK「おかあさんといっしょ」の新しい体操です。ブンバボーン大好きがゆえに新しい体操をなかなか受け入れられずにいた私でしたが、チビ助が頻繁に踊るのを見るようになって、新しい「からだ★ダンダン」も大好きになってきました。
曲が流れたら必ず踊るし、気分が乗っている時には「ダンダン♪」と自ら踊り始めて、私に歌うことを強要してきます笑
保育園児の5歳のネーネと一緒に踊っています。兄助は小学生だからちょっとスカしてるので最近は踊りません。
そう、家の中では一番年が近いせいかお兄ちゃんよりもお姉ちゃんの真似をすることが多いです。
- お姉ちゃんのワンピースやドレスを着たがる
- お姉ちゃんのリボンやヘアアクセをつけたがる
- 椅子もお姉ちゃんが座っていると座りたがる
- お姉ちゃんがぬいぐるみを持っていると自分も持ちたがる
- お姉ちゃんの食べているものが食べたくなる
なので何かをさせたり、食べさせたりしたいときにはまずお姉ちゃんに「チビ助の前で『お姉ちゃんはこれをするよー、食べるよー』って見せてあげてくれる?」とお願いしています。
その中でも一番助かったのが、薬の内服です。
うちのネーネは喘息持ちで、かれこれ3年くらい内服治療を続けています。最初は内服させるのも大変でしたが、もう手慣れたもので粉薬を水なしで「あー」と開けた口にざざっと入れるだけで内服してくれるようになりました。
それを見ていたチビ助。
あっという間に「あー」内服を習得しました。
もちろんこれは、お薬が子供用で苦くないからできる芸当なのですが、それでもネーネが小さい時は苦労したのに…ネーネのお陰でチビ助は最初からこんなにすんなりいくなんて!
よっ!物まね名人!
「え?今日も帰ると思ったのに!?」
5月にチビ助の熱が出たり引っ込んだりを繰り返して、連日お休みをしてしまうことがありました。
本人は割と元気そうだけど、37.8度だったり(うちの保育園では登園時37.5度以上で受け取ってもらえなくなってしまうのです)、熱が下がっても昨日の夜は39度まで行ったしなー…と思ってお休みすることもあり、かれこれ1週間近く休んでしまいました。
それでもネーネは保育園に連れていくので(病院にネーネを連れていきたくなかったし)、チビ助も毎日保育園には朝夕の送り迎えの時に行ってはいました。
そしてやっと元気になった日。
私は久しぶりにチビ助の保育園での準備を教室でしていましたが、彼は気づかなかったのでしょう…先生と元気にタッチをしたり、また私のところに戻ってきたりしながらちょろちょろしていました。
準備が終わったので、じゃあお母さんもう行くからね、バイバイ!と言ったら、彼は元気に先生にタッチをして先生にバイバイをして私と一緒に教室を出ていこうとしました。
…今日は違うよ。今日は君は保育園、お母さんは仕事なのだよ。
と先生に託した時のチビ助のびっくり顔!
「えーーー!帰るんじゃないの!?」
という顔が可愛くてたまりませんでした笑
磔の1歳児
上の話でチビ助が熱が出たり下がったりが続いたと書きましたが、その時にレントゲンを撮る機会がありました。
小さな子供のレントゲンを皆さんは見たことがあるでしょうか?
大人は普通に指示された場所に指示された体勢で立っていればいいですが、小さな子供にはもちろんそんなことは無理です。
なので、頭・腕・足と全身をがっちり固定されるのです。
その様子は磔の刑という言葉が一番しっくりきます。
子どもはもちろん嫌だし、怖いし、お母さんも近くに居なくなっちゃうしでもれなくギャン泣きです。
チビ助がそんな磔の刑に処されている時、私は思いました。
「あ、なんか可愛い」
実は、兄助もネーネも各々別の病気で1歳児のころに同じようにレントゲンを撮ったことがあり、同じように磔にされたことがあるのを思い出しました。
兄助の時は、最初の子どもだったので「あぁ…かわいそう…でも肺炎になってないか確認しないといけないから…」と悲しい気持ちだったのを覚えています。
ネーネの時は「泣いてるなー。戻ってきたらどれくらいで泣き止むかなぁ」と兄助の時ほど悲しい気持ちにはならなかったけど、かわいそうだなと言う気持ちと心配する気持ちをがありました。
今回3回目、チビ助の時にはもはや「悲しい」や「かわいそう」という感情は全く出てこず、「なんか、まだまだこう見ると子ザルみたいだなー。可愛いー」と泣き叫ぶ我が子を見ながら思ってしまいました。
私も3人目にして慣れてしまったということでしょうか?
でも可愛かったんですもの。
可愛くないところもある
- ヤクルトをわざとこぼす(ニヤニヤしているのが小憎たらしい)
- コーンフレークを巻き散らかす(やっぱりニヤニヤしてる)
- 姉を威嚇する(あんなに真似っこするくせに…)
- 姉のモノをこっそり盗って逃走する
- 授乳中におっぱいを噛む(痛い!)
- 壁にボールペンで殴り書きをしてばれるとボールペンを捨ててしらばっくれる
- 壁にシャチハタを押してばれるとシャチハタを捨ててしらばっくれる
- 本棚から本を全部出す
- CDラックからCDを全部出す
- タンスから服を全部出す
数年後には可愛い!と思い出すかもしれないけど、今のところ可愛いと思う余裕がないところです。