【育児】3歳、4歳の癇癪持ち…大丈夫なのかと心配な日々
先日子どもたちのお絵かきや写真などの整理をしていたら、3年前の保育日記を発見しました。保育日記と言ってもプライベートのモノではなく、保育園の先生と家の様子・保育園の様子をお互いに書き合う交換日記みたいなものです。久しぶりにぱらっと見たら、保育園の先生に兄助について相談しているページが開きました。
- 昔の兄助:怒りっぽいこの子は大丈夫なのか?
- 先生「保育園では頑張っていますよ」
- 今の兄助:怒りっぽいこともあるけど思いやりはあるんじゃないかな?
- 4歳ネーネの今・昔
- 1歳チビ助の今・昔
- 3歳から4歳の時って難しいのかも?
昔の兄助:怒りっぽいこの子は大丈夫なのか?
3年前の日記で、私は兄助の怒りっぽさ・思いやりの欠如について相談していました。
- 人にあげるお土産用のお菓子を見つけた時、1歳半のネーネは「これはお土産だから、他のお菓子で我慢してね」というのに納得したのに、4歳弱兄助は全く納得せずずっと泣いて怒っていた。
- 友達と野球で遊んでいて3回打てたら交代ね、と言っていたけど兄助が全然打てず友達がぐずり始めてしまった。「僕はまだ3回打ってない」と怒っている兄助に「でも兄助がずっと待っている立場だったらどう?」と聞くと「長いよ!」と怒る。でもぐずるお友達にも納得できないまま怒っていた。
- ネーネはまだオムツが取れず、兄助だけプールに通っている時に、ネーネが「私も行きたい」と泣いてぐずっているのに、わざわざ「僕はプールに行くけど、お前はお留守番だよ」とわざと言う。
- とにかくすぐ怒るし、暴力的。癇癪持ち。
その当時は毎日毎日悩んでいました。この子はこんな性格でこれから人とやっていけるのだろうか。どうして下のネーネにできて兄助にはできないんだろう。保育日記だけでは相談しきれず、迎えに行ったときに先生にお願いをして個人面談をしてもらったこともあったのを思い出しました。
先生「保育園では頑張っていますよ」
個人面談では私はうっかり泣き出してしまったんだ、ということまで思い出しました。
夫は相変わらず忙しかったでしょうし、相談しても具体的な解決策も出なきゃ、そもそも私よりもはるかに関わる時間が短いので別の見方も何もなかったでしょう。多分、相談はしたけど、「あいつはやっぱだめだな」みたいな一言で終わらされていたんじゃないかな。(というのも、最近も何かを話して「あいつは失敗だ」と言い捨ててイラっとしたので…。冗談っぽくではありますが、我が子を「失敗」の一言で片づけるのはどうかと思う。)
先生は私に希望を持たせてくれました。「保育園では頑張っていますよ!」
もちろん保育園の中でも怒ってしまうことはしばしばあったようですが、手は出さないように頑張って我慢していたり。怒ってない時には他のお友達同士のケンカの仲裁に入ったり。
家だと怒っている場面ばかりで、私やネーネとぶつかることばかりなのに、怒ってない時間がある!?ケンカの仲裁!?目から鱗状態でした。
今の兄助:怒りっぽいこともあるけど思いやりはあるんじゃないかな?
「保育園の先生に相談した時のことを思い出した」と書きましたが、そうです。忘れていました!ずいぶん長いことそのことについて悩んでいなかったみたいです。
今でも確かに怒りっぽいです。特に最近は小学校入学や新しく始めた英語の勉強など彼なりにストレスが溜まっているせいもあってか、瞬間湯沸かし器状態の時もあります。でも今は悩んでいません。なんででしょう?
多分私は「人とかかわっていけるのかな?」ということが一番心配だったんだろうな、と思います。
怒りっぽいことは解決できていませんが、友達が沢山いること、すぐに友達になれること、思いやりの気持ちもちゃんと持っていることを知れたので安心できたんだと思います。
また兄助はすぐに怒りますが、自分でクールダウンできることもわかりました。私と怒鳴り合いのケンカの後(そもそも私も大人げないっていう…反省。。)、1時間くらい寝室にこもったり、もしくはふて寝したりした後はずいぶんとスッキリした顔で「お母さんさっきは怒ってごめんね。」と怒鳴ったことを謝り、冷静にお話しできます。
自ら非を認めて謝れるというのは人間として大事なことだな、と感心するとともに、意地を張りがちな私は見習わなければなりません。
4歳ネーネの今・昔
4歳で今と昔もないだろう…って感じですが、ネーネは小さいころからヒステリーな子でした。何をしても泣くことが多く、私たちはもちろん祖父母達も悩まされたものでした。そして、それは今でも概ね変わりません。気に食わないことがあると泣いて怒り、ヒステリーを起こします。
こういう女子っているなー…
この子の行く末も心配ではあるのですが、こういう女子っているなって思うし、世の中にはこういう振り回す系の女子を好む男性もいるなーって言うのもわかっているので、将来に対してあまり悲観的にならずに済むというか…。
もちろんいいことではないので、徐々にでもセルフコントロールできるようにしたいのですが。
ヒステリーの他にネーネはお姉さんぶる、プリンセスぶるという性格も持っています。世話を焼きたがる習性も持っています。純粋な親切心・思いやりの心というよりは自己満足のためにお手伝いをしてあげたり、世話を焼いたりしている風ですが、そういう女子もいるよねーと思います。(笑)うん、何とかなるんじゃないかしら。
1歳チビ助の今・昔
1歳で今・昔って比較できんの?と思われるかもしれませんが…できます。彼が兄弟の中で一番変化しています。でも他の子たちもこの時期にダイナミックな変化をしていたのかしら???
生まれた時はとても穏やかでした。泣かない!ヒステリーで何をしても泣くネーネの後だったので余計にすぐ泣き止む、泣いている時間が少なく落ち着いている、という印象が強かったです。
3人目はやっぱり違うね。育てやすいね♪なんて言われて私も「そうかも。なんて育てやすい子なのかしら」と思っていました。1歳を過ぎるまでは…
1歳になる前くらいまでは穏やかでよちよち歩きがプーさんに似ている気もして「うちのプー」なんて呼んでいました。人懐っこく、誰にでもニコニコして愛想がよく、穏やかでどこへ行っても皆から愛されるキャラでした。でした!
今彼は、相変わらず基本的にニコニコして愛想を振りまいていますが、かなり暴力的です。ニコニコしながらグーで「バン!」と言いながら振りかぶって殴ってきます。赤ちゃんだからまだわからない?…わかっている気がする、この人。
何だか現在4歳児のネーネより賢いんじゃないか?っていうかずる賢いんじゃないか?という気がしてしまうのです。普段大人の前ではニコニコ愛想を振りまいているのに、視界に大人が入らなくなると、ネーネのおもちゃをひったくったり、叩いたり、おもちゃを取り返そうとするネーネに奇声を上げて威嚇したり…態度使い分けてる?(汗)
こう疑っている私にも気が付いているんじゃないかと思います…。しっかりと自分を純粋に可愛がってくれるお友達のお母さんであったり、保育園の先生であったりを見極めてそこへ一直線で行くのです。その時には母親である私には目もくれません。甘やかしてくれる人物をよくわかっている。
何だか末恐ろしいです。(苦笑)まあ、まだ3歳にもなっていないのでこれからも変化するのではないかな、と思いますが。
※H×Hのこのシーンを思い浮かべてしまう…母としてどうかとも思いますが…。
3歳から4歳の時って難しいのかも?
保育日記の相談は兄助4歳になりたての頃でした。
そして少し前、ネーネが4歳になった後も私はそういえば「この子大丈夫かしら…」と悩んでいたのでした。
3歳から4歳の頃って難しいのかもしれません。私の実体験ではN=2でしかありませんが。
この時期って子ども一人でできることがぐんと増えます。トイレや着替え、ごはんも一人で食べられるようになり、何だかちょっと一人前になった気がしてしまうのかもしれません。
でもやっぱりまだまだ子ども。相手の気持ちを想像するのは難しいでしょう。ルールを守るために自分の気持ちを我慢するのも難しいでしょう。自分の気持ちのコントロールも難しいでしょう。(これは割と大人になっても…)
成長した部分とまだ追いつかない部分のギャップから、「あれ?もしかしてこの子ってもうずっとこの感じなの?」と錯覚してしまうのかもしれません。
あと、家の中の子どもと保育園・幼稚園での子どもも違うということを親は理解しないといけないですね。
家の中には本当に対等な立場の人間がほとんどの場合いません。
親と子は対等な立場が望ましい…と言ったところで、親がいないとできないことは多く、親に甘える存在です。圧倒的な立場の差があります。
兄弟もこの時期の1歳差は圧倒的な差です。できることに雲泥の差があります。そうなるとやはり兄弟も対等な立場ではいられないでしょう。
違う立場、平等とは言えない力の差がある関係である家庭内と、基本的にフラット(先生とは立場が違うし、同級生も数か月の誕生日の差でできることや体格に差があったりはしますが)な関係の中の保育園・幼稚園ではスタンスも違って当然かもしれません。