3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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【小学生・お小遣い制度】お小遣い制度導入1か月目の報告

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4月に我が家の長男・兄助くんが小学生になり本人の希望もあってお小遣い制度を導入しました。

本日は1か月施行してみて、どうだったかについてお話ししたいと思います。

 

二人で話し合って決めたお小遣い制度

 

www.mw3mom.work

 制度導入に際し、二人で話し合いを行いました。それについては上記の記事をもって割愛させていただきますが、端的に言うと我々の取り決めた制度は以下のようなものでした。

  1. 毎日自ら決めたお手伝い(トイレ掃除と食事前のテーブル拭き)を行うこと
  2. 毎日2個のお手伝いを完遂した暁には希望額である1,000円をお小遣いとして支給すること
  3. 完遂できなかった場合はお手伝い1回につき15円換算でお小遣いを支給すること
  4. 月の最終日に支給すること
  5. お小遣い帳に記録すること
  6. 現金ではなく現物支給とすること

2の毎日2個のお手伝い完遂は無理だろうなと思っていましたが、案の定無理でした。

結果報告

結果は以下の通りです。

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毎日お手伝い2個完遂目標は早々に6日目にして敗れました。しかし、それでも前半はまぁ頑張ったほうです。問題は後半。スタンプの数を数え、1,000円は無理だったけどこの額ならまぁいいか、ともらえる予定額に満足し、お手伝いのさぼり癖がついてしまいました。
※27日以降はGW、なおかつチビ助の急な発熱など色々な要因から祖父母宅にネーネと疎開していたので仕方ありません。

合計スタンプ38個、金額にして570円

 小学1年生、初のお小遣いとしてはちょっと多い気がしましたが約束なので支給しました。

支出内訳

彼へのお小遣いは現金支給ではなく現物支給制なので、すべて私の管理下となります。

ただし、彼が自分でお手伝いをして得たお小遣いですので、私の管理下にあるものの口出しはすまい!と心に決めていました。

ポケモンゲーム:300円

お菓子    :220円

柏餅     :145円

ーーーーーーーーーーーーー

合計支出   :565円

(繰り越し5円)

ポケモンゲーム:300円

正直とても口出ししたい部分です。しませんけど。

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ポケモンガオーレというゲームなのですが…たまたまお友達がやるのを横で見ていたら、私がネーネをトイレに連れて行っている間にお友達のお母さんが良かれと思って兄助に1回やらせてくれていた…!ということがあり、そこからはまってしまったのです。
と言っても私もその場に連れていくことはなかったし、今まで彼には自分で自由にできるお金もなかったのでやる機会は最初の1回以降なかったのですが、覚えていたようで、やりたい!と…。
仕方なく連れていきました。やっぱり好きにはなれません。

  • ゲーム1回100円、そのゲームでゲットしたポケモンをカードにするのに100円。コスパが悪すぎる!(家にハード機があるゲームに比べると)
  • それなのに湯水のようにお金を使う子どもたちがうじゃうじゃいる(怖い!)
  • ボタンをダンダン押す音がうるさい&薄暗い(健全な雰囲気と思えない)

なんだか…ギャンブルをやっているような場の雰囲気が好きになれません。

そして兄助は200円でゲームをし、カードを手に入れ、その後に妹ネーネに「お年玉の残りの100円でゲームできるよ」とそそのかしたのです。まぁ横で見ていたネーネはそそのかされなくたってやりたがっていたかもしれませんが…。でも結局うまくゲームはできないので半分位は兄助が手伝う…というか兄助が遊んで、カードにする段階で彼は自分の100円を使いました。ゲームはネーネのお金でしたものだったので、カードは一応ネーネに渡していましたが。

言葉巧みに妹のお金も使って遊ぶ感じが、なんだか釈然としません。

やめてほしい。すごい口出したい。

お菓子:220円

お菓子は想定内の支出内訳でした。好きなお菓子を買える、というのは嬉しいでしょうし、私もそんなに目くじら立てる使い道ではなかったので心安らかに見守ることができました。

しかも、妹にも分けてあげる優しさがあったので◎!

ただ、その後もすぐに「〇〇円ならお兄ちゃんが今度のお小遣いで買ってあげるよ」と妹に安請け合いしているのが気になりました。

お金稼ぐの大変じゃなかったのかな…やっぱりあげすぎたのかしら…

柏餅:145円

柏餅って?と思われるかもしれませんが、こちらはお菓子ではなく、 プレゼント‼️

これは嬉しい予想外でした!

スーパーで皆で買い物をしている時に、「お母さんこれは消費税を入れるといくら?」と柏餅を持ってきて、値段を伝えると「それなら僕のお小遣いで買えるね!」と。
しかし、3個入りの柏餅をお小遣いで本当に買いたいのか?そんなに柏餅好きだったっけ?と本当に買うのか何度も何度も確認して買ったら、
「皆で食べよう。僕からのプレゼントだよ!」

兄助、良い子に育ってくれてお母さんは嬉しい。(泣)
あれかな?初任給で親にプレゼントするあれかしら?小学1年生でそれするのかい?早‼️

ただその後、買い物から帰ってきてすぐに

兄助「お母さん今どんな気持ち?」

私「え?今おトイレに行きたい気持ちー。後でね!」

トイレから出たら

兄助「ねえ?じゃあ今はどんな気持ち?」

私「?」

にぶちんの私でしたが、数秒後に模範解答に気が付きました。

私「兄助が柏餅を買ってくれて嬉しい気持ちだなー」

兄助「そんなに喜んでもらえて僕も嬉しいよ!」

食事中も

兄助「ねぇお母さん、お母さんは食べ物で何が好き?」

私「焼肉かなー」

兄助「焼肉の他には?」

私「?…!…柏餅とかも好きかな。食後の柏餅が楽しみだなぁ。ありがとう兄助。」

兄助「そんなにお礼を言ってもらえると照れるなー」

柏餅は美味しかったです。しばらくこのことを忘れないようにしないといけないと思っています。(苦笑)

反省点・今後の課題

  1. 途中からお手伝いをサボりだした
  2. 自ら決めたお手伝いだったのに嫌がりだした
  3. 月の最終日支給に不満を言い出した
  4. お金の有り難みを感じられていない?
  5. ポケモンゲームが嫌だ

お手伝い内容の変更・額の再検討については来月以降

トイレ掃除は結構負担だ!ということに気が付いたようで、後半はさぼりがちでした。なので再度話し合い、お手伝いの内容を変更することにしました。

トイレ掃除・ごはん前のテーブル拭き⇒お風呂掃除・ごはん前のテーブル拭き

お風呂掃除もトイレ掃除と同じくらいやってほしいことではあったので、5月はこの内容で様子を見たいと思います。
やはりさぼるようであれば再度会手伝い内容の検討と、その内容次第では金額の変更のやむなしと思っています。
お金の有難みを感じさせるためには、もっと額を下げたほうがいいのかもしれませんが、本人もトイレ掃除は負担が大きいとわかったよぅですし、正直お風呂掃除もそこそこ負担ではあると思うので、それの対価として1回15円は妥当かと考えています。
ただ手抜きとして、テーブル拭きだけやるようであれば、そちらは15円分の負担だと思えないのでやはり再検討かと思っています。兄助にもそれについては通達済です。

支給日について

月の最終日の支給に不満を言い出しました。でも確かに兄助の買い物をしたい場所にいつでも連れて行ってあげられるわけでもないし、スタンプの数によって支給額は決まるので、月の途中に途中分までの金額を支給しても額は変わらないか…と兄助に歩み寄ることにしました。ただ、頻繁だと紛らわしくなるので、基本的には最終日支給の応相談という形にしました。

ゲームについて

口を出さない、という約束なので禁止にはできません。ただ、お母さんは好きではない、ということだけ伝えています。

正直私も小学生の時、祖父母にもらったお小遣いを親に内緒でため、3,000円くらいになったお金を握りしめてゲームセンターで思いっきり遊んだことがありました。UFOキャッチャーに1500円くらいかけて別にすごく欲しかったわけでもない人形をゲットして帰り、ふと我に返りました。「これ、無駄使いだ!」と…。

そう思うと、人は自分で経験して学ばないと、真に学ぶことはできない。(少なくとも私はそれ以降ゲームセンターにそんな大金を使い込むことはなくなりましたし、ケチ節約家に転身しました。)

使える額も結局のところ限られているし、そうでなくとも夏にマレーシアへ行ったらこのゲームとはおさらばです。少し様子を見守ろうと思います。

結論:まだまだ改良の余地あり。でもとりあえず導入してみて良かった

お互い初めてのことだったので、改善の余地はまだまだありそうです。毎月話し合いながら最良の方法を探していきたいと思っています。

わがままプリンセスのネーネと構ってプリンスのチビ助に押されてなかなか家で兄助とゆっくり話す時間が作れていませんでしたが、目的をもって話し合うと、短時間でも内容のある話し合いができていいことだと感じました。兄助もお小遣いに関しては関心が高いので、積極的に意見を言ってくれますし。(笑)

兄助と話す機会を定期的に持つことができ、お小遣いを通して兄助の優しさを感じることもできたので、導入は正解だったなと満足しています。

家庭によってやり方は様々かと思いますが、新たな我が子の一面を発見できるかも!お試しあれ♪