【海外移住】渡航中、日本の家をどうしようか?
海外移住を計画しているわけですが、現在私たちが日本で済んでいる家は持ち家で、ローンの支払い真っただ中です。
ローンの支払いについては前々から貯蓄することで、マレーシアで給料激減の中でも何とか月々の払いはできるよう目途を立てましたが、家の管理をどうするかについてなかなかすぐには決まりませんでした。
海外移住中の持ち家の管理
もし今住んでいるのが賃貸なら
賃貸に住んでいるならば解約するだけでOKです。帰ってきたときもまた契約すればいいだけ。(もしくは購入?でも購入にはまとまったお金が必要だし…お金持ちか海外で一山当てた人しか難しいかな…。)
家具をどうするかはいくつか選択肢が出てきます。
- 海外移住先に持っていく or 送る
- 実家に送る
- 貸倉庫で保管する
- 処分する(リサイクルショップなどに売る or 廃棄する)
持っていくのはよほどのお気に入りだけかと思います。海外に送ったり持っていったり、そしてまた持ち帰ってくることを考えるとかなりの手間です…。
実家が田舎だとかで広い敷地があるなら、実家に送る作戦はかなり有効ですが、これは実家の両親次第の部分もあります。
貸倉庫は便利ですが、都内など利便性の高いところはやはり賃貸料が高いので、海外移住など頻繁に使う予定がないならいっそ少し郊外に置いてしまったほうがいいかも。
リサイクルショップで売れたら嬉しいけど、なかなか買い取ってくれない場合もあったりして。。私はそれでリサイクルショップ難民になったことがあります…。
もし今住んでいるのが持ち家なら
持ち家の場合はまず「売却」か「賃す」か「キープ」かの3択になるでしょう。
家を買うのもなかなか登記名簿がどうとか、ローンの組み方とか色々面倒でしたが、売るのも大変そう。売ったことがないから、ただの想像ですが…。
賃貸に出すのも、もし正式に不動産などを経由して貸し出すのであれば自分の住宅用のローンと賃貸として出す用の物件のローンは異なるので組みなおさなきゃいけない?内内で知り合いなどに貸し出すという方法もありますが、何かトラブルがあった時面倒くさいかも…。
キープするとなったら家の管理が必要になります。家はそのまま空き家状態にすると傷んでしまうので、風を通したり、水を適宜流したり何かしらお手入れが必要です。親親戚知人など身近な人にお願いするか、管理会社にお願いするか…と言ったところでしょうか。
我が家の場合
ローン残りまくりの持ち家・分譲マンション
我が家はローンが半分以上残った都内の分譲マンションです。
正直な話、売ろうと思えばローンを帳消しにするくらいには余裕で売れると思われます。
でも、私と夫の母校である大学がほど近く、交通の便がいいけどそんなに騒がしくなく、なかなかに住み心地のいい見知った土地のこのマンションを手放す気は毛頭ありません。
「売却」 「賃貸」 「キープ(管理)」
マレーシア移住は期間限定の短期間。「キープ」かな?
でもマレーシアに移住している期間は長くても2年程度です。期間限定。短期間。そんな短期間で借り手が見つかるでしょうか…
それにもし賃貸に出すのであれば中の家財道具も全部外に出さないと…(面倒くさい)
しかも、もしうっかり私や子どもが海外生活に精神的に参ってしまって早めに帰国したいってなったら???せっかくの我が家があっても、他の人に貸していたら、「今日から帰ってきたからどいて」とはさすがに言えないし。
そうなると、キープして親兄弟に管理を任せるのがベストかな。
「売却」 「賃貸」 「キープ(管理)」
知人が手をあげた。条件次第では貸すのもあり?
ある日夫から「先輩のAさんが借りてもいいって」と話が上がりました。地方勤務のAさんは定期的に仕事で東京に来るので別宅扱いで借りたいと。しかも、たまにきて泊まるだけだから家具家電はもちろん荷物も置いたままでもいいというので、これは嬉しい申出かも!と思いました。
さらに高給取りで先輩という立場のAさんならそこそこに賃貸料を出してくれるのでは?と淡い期待。
「売却」 「賃貸」 「キープ(管理)」
しかし、実際に話を細かく聞いてみると…
- 定期的にAさんが泊りには来るが、鍵はAさんの彼女(東京の実家在住)が管理をが行う。
- Aさん彼女が家の手入れをしてくれるので彼女に支払う手間賃と賃貸料を相殺し、実質無料。(という提案をされた)
- Aさんの彼女とは面識はあるものの私たちと直接的な関係はない。
世の中そうそううまい話はありませんね…。もし仮にAさんが彼女と別れてしまうと本当に何もつながりがない他人である彼女が我が家の鍵を持つことになってしまいます。そこには強い抵抗を感じ、Aさんの申出は丁重にお断りをしました。
「売却」 「賃貸」 「キープ(管理)」
やっぱり「キープ(管理)」か。
最終決定!弟に貸す
どうしようかなーと思っていたら、私の実弟が手をあげました。
7歳年下の弟に貸すと私たち双方に大きなメリットがあることがわかりました。
- お給料のまだ多くない弟にとって安い家賃で一人暮らしができるチャンス!
- しかも家具家電付き!
- つまり私たちの荷物をそのまま置いておける
- 私たちは一応家賃収入がわずかながら入る
- 人が住むので家が必要以上に傷まない
- 急な帰国でも弟なら同居も一応可能だし、何なら弟を実家に帰せばいい
しかも郵便物の管理なんかもお願いできるし、かなり助かる!
これはもう弟を住まわせるしかない!という感じで決まりました。
…そう、多分留守中の家の管理としては最もいい選択だとは思うのですが…問題は管理(お手入れ)方法を教えるために始めた同居生活でした。
これがなかなかにストレスフル…
それについては長くなりそうなので、次回書いてみようと思います。