3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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【海外渡航】夫の出国に当たって妻の私がしたこと

夫がマレーシアへ渡航して早2週間。実際のところ大きな変化はありません。
もちろんいなくて寂しいなーと思うこともあるのですが、いかんせん毎日テレビ電話しているので、思ったほどではないかな?

それでも夫が渡航して変わったこと、しなければいけなかった手続きなどはあるので、忘れないうちに書き残しておこうと思います。

 

住民票を抜く

出国2週間前から手続きできます。

まず住民票を抜きました。

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1年以上日本を離れ、海外に居住する場合、市区町村に国外転出届を提出する。これにより転出証明書が発行され、住民登録が抹消される(住民票の除票)。
海外赴任ガイド2019より

これによって我が家の世帯主は私に!何も変化はないけど、なんだかワクワクする♪

出国の2週間前から手続きできるのですが、夫は出国日も仕事してから出国というほど忙しかったので仕方なく代理で私が。委任状があれば、同居の家族が代理で手続きできます。詳しくはお住いの市区町村にお尋ねください!

住民票を抜く時の注意点

①印鑑証明が発行できなくなる

住民票を抜くと印鑑証明が発行できなくなります。車の名義変更や廃車手続きの際など印鑑証明書が必要になることもあるかもしれないので、ご注意を。

我が家の場合は廃車手続き用に印鑑証明書は1か月前くらいに入手しておいたのですが、念のためにと2枚入手してから住民票を抜きました。
そしたら、いざ廃車の時にもともと用意していた印鑑証明の日にちが1か月以上前なので無効と言われてしまい、慌てて予備で何となく入手しておいた印鑑証明書を差し出しました。危なかったー💦

ちなみに、住民票を抜いた後に印鑑証明が必要になった時にどうするか?海外にある日本の在外公館で名証というものがあるそうです。こちらが印鑑証明の代わりになってくれるそう。

②選挙権がなくなる

国外転出届を提出すると、4か月後に国内の選挙人名簿から抹消される。海外から投票するには在外選挙人名簿に登録する必要があり、国外転出届と同時に登録申請ができる。

海外赴任ガイド2019より

日本国民として当然の義務と権利だった選挙権も手続きをしないとなくなってしまいます。でも正直我が家の夫は選挙の当日に選挙新聞を読んでいる程度だったので、海外に行ったら選挙している余裕はないでしょう…特に登録申請はせず。

マイナンバーカードが使えなくなる

日本に帰ってくる日までマイナンバーカードは使えなくなるので、住民票を抜く時に一緒に持って行って、使えないよーという手続きをしてもらうようです。
でも全然そんなことは知らない私は持っていきませんでした。受付の方には「持ってきてくれたら手続きしますが、持ってこなくてもどうせ使えないので、そのままお家に得置いて貰ってもいいですよ。帰国されたら持ってきてください。」と言われました。

帰国時にはマイナンバーカードをもっていかないといけないようですね!

帰国の際には

だいぶ先にはなりますが、帰国の際にはまた住民票を入れてもらわないといけないわけです。

その時には帰国日がわかるもの、パスポートか帰国の際のチケットなどをもって区役所に来るように言われました。

忘れないようにしなくちゃ。

あとマイナンバーカードね!

社会保険制度について

渡航にあたって別の職場に転職となったので…

うちの夫はちょっと面倒くさいことに、最初は昔の上司のつてで海外へ武者修行の旅へ行く!という感じだったので、完全現地採用で日本での社会保障がぷっつり途切れる予定でした。
ところが、その上司が便宜を図ってくれて何とか以前の職場に籍を置かせてもらえることになったのです。(その分帰国後は奉公することが決定しましたが)お給料も雀の涙ですが少しばかり出してくれるとか。でも大事なのはお給料の金額よりも日本の社会保障制度に加入し続けられることです!

しかーし、面倒な作業な全部私に丸投げで彼は飛んでいきました。私は彼の代理として、社会保障の加入手続きをすることとなりました。

面倒ですがとっても大事。健康保険は海外でも効力を発揮します。もちろん後日精算ではありますが。ゆくゆくは私たちもこの健康保険を携えてマレーシアに行くわけです。

子どもの扶養を私に移動させる

社会保障の加入手続きは面倒だけど、大したことではありません。問題なのは子どもを私の扶養に入れることです。

必要なのは

  • もともと加入していた健康保険資格喪失証明書
  • 住民票
  • 申請用紙
  • 事情説明のお手紙

事情説明のお手紙は、私の職場の事務さんに相談したらうまいこと書いてくれました。ありがとうございます。もろもろの書類をそろえて送りましたが…なかなかすぐには来ない健康保険証。
我が家の4歳ネーネは喘息持ちなので2週間に1度は小児科へ受診しているのです…やきもきしながら保険証が来るのを待ちました。途中、仕方なく自費で支払ったりもしました。(もちろん後で返金してもらえるわけですが)
いつもは健康保険証と乳児医療証のお陰で実費0円の治療が診察5000円、薬25000円なのには驚きました!恐るべし、10割負担…

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児童手当の受給者を夫から私に変更する

話は区役所に戻りますが、児童手当の受給も今までは給料の多い夫が受け取っていたわけですが、夫無き今は私の天下です!

区役所の担当窓口に行って、夫の受給を停止し、私の受給を開始すべく私の銀行口座などを登録する。それだけです。

あとは、乳児医療証の発行も同時にしてくれました。保険証を見せて、子どもの名前と私の名前が書かれた医療証をゲットです。

納税管理人の届け出をする

こちらは本当は出国前に本人がしなければいけないのですが、彼は全く念頭にないまま出国してしまいました。ので私が勝手に私を彼の代理人として手続きしました。

郵送でもできるとのこと。郵送なら本人確認も何もないからいいやー、と郵送で手続きしました。

住民税

住民税は、原則として毎年1月1日における住民登録に準じて課税される。仮に12月31日に出国した場合、翌年の住民税支払い義務はないが、年が明けて1月1日に出国した場合支払い義務が生じる。

海外赴任ガイド2019より 

我が家の夫は3月末の出国でしたので、1月1日には日本に居たので当然今年分の住民税は発生するわけです。しかし、こちらは日本でお給料をもらえるので、そこから基本的には差し引きになるのだけど…雀の涙給料だともしかしたら足りなくて追加で払わなければいけないかもしれません…。

4月の給料日以降確認、ということで。

固定資産税・都市計画税

都内にマイホームを残しているので固定資産税の支払い義務が当然生じます。こちらは海外に住んでいようと、国内に固定資産があれば絶対!
この支払は納税管理人というものを届ける必要があります。

「納税管理人」とは国内不在の非住居者に代わって、確定申告の手続きを行い、さらに納税の手続きなども代行するものだ。赴任者が不在の間、納税に関する書類は納税管理人に郵送される。法人、個人いずれに依頼しても問題ない。

国税庁所得税消費財の納税管理人の届出手続」より

どっちにしても彼のもともとの住所と私の住所は同じなので問題ないように思えるけど、一応手続きしておきました。

そして私たちも出国した時には私の納税管理人と彼の納税管理人変更の手続きをしないとな…と4か月後のことへ思いを馳せるのでした。

まとめ

そうなのです。住民票の手続きも社会保障制度の手続きも納税に関する手続きも、また私達が出国する日にやらねばならない作業。

今回のこれは予行練習と思って、文句も言わずに代理で行なっています!(何もかも人任せにして出て行ってしまった夫には存分に感謝してほしい。)

さらに、次の時には私は退職に伴い、雇用保険受給期間の延長手続きとやらもあるらしい。。帰国したらまた仕事復帰したいし、でもすぐに保育園入れるかわからないしね。

※おまけ…夫本人が行った手続き

私がやったわけではないので詳しくは知らないのですが、夫本人がやった手続きもリストとして残しておきます。

  1. スマホSIMロック解除(あ、これは一緒に私もやりました!)
  2. 車の免許の更新(規定更新期間外でもパスポートなど既定の期間に日本に居ないことを証明すれば更新させてもらえるそうです。)
  3. 国際免許証の発行(有効期限は1年だけですが、これがあるとジュネーブ条約批准国では運転可能になるそうです。)
  4. 廃車手続き(印鑑証明予備で取っておいてよかったー)
  5. 現金の準備(空港での両替だと額の大きいお金が沢山になりがちなので、事前にネットで申し込んで自宅に少額のお金を多めに送ってもらいました。)
  6. マイルの勉強(まだ勉強中です。)
  7. 現地のホテルの予約(とりあえず2週間分くらい予約しました。wifiの口コミ評価の高いところを選んだのに、結局wifiが遅すぎて使えないっていう…)
  8. 出発の飛行機の予約
  9. VISAの手続き(以前も記事に書きましたが、とても大変でした…)
  10. 予防接種(ここ大事なとこなので、記事に書きます!)

※おまけ2…おすすめの1冊

海外赴任セミナー、赴任前子女教育セミナーに行ったことは以前記事にかきましたが、そこで自由に持ち帰っていいよーと置かれていた「海外赴任ガイド」、今回沢山引用させていただきましたが、非常にわかりやすく、しかも毎年発行されている様子!

ということは常に最新の情報が載っているということではありませんか!?

ピンポイントでの国・地域の情報は少ないですが、日本でやっておくべきことや、ざっくりと海外に行くにあたって準備すべきことや心構えなど網羅されているので、必読です!

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