【マレーシア生活】Lockdown中の子どもとの生活
Lockdownして1週間経ちました。
潜伏期間を考えると早くてもLockdown開始してから1週間しないと効果は表れないだろう…と思っていましたが、まだ落ち着く様子はありません。
そして4/14までLockdownが延長されることが決定してしまいました。
Lockdownしてからの日々
あくまで私の目で見た範囲ですが、マレーシア・クアラルンプールの様子をお伝えします。
3/17Lockdown前日
前日はスーパーなどに買い物客が殺到したらしいです。私の見た範囲では大きなパニックはなさそうでしたが、お米や缶詰、インスタント麺など日持ちのする食料品は一時棚からなくなりました。※テレビ、新聞等ではパニックが起きていたといわれていたので、パニックだったところもあるのかも。
ただ、そこはあまりびっくりしてはいけません。
マレーシアでは結構スーパーの商品棚の補充が遅かったり、在庫の管理も日本ほど徹底されていないことが多いのです。
欠品は結構しばらく欠品。今月の目玉商品みたいに広告に載っているのに、いつまでたっても出てこない…なんてこともざらだったので、普段より買い物客が多かったのは確かですが、商品が並んでいないことに驚いてはいけないのです。割と普通。
トイレットペーパーも基本的にマレー系マレーシア人は使わない人たちなので、朝には一度棚から消えましたが、夕方には復活していました。
3/18Lockdown開始
この日から基本的に外出は禁止されていましたが、まだ交通機関にはそれなりに人がいましたし、普段より少ないものの車も走っていました。
近所のショッピングモールはスーパーなどの必要最低限の部分が開いているものの、ファッション・娯楽などはもちろん閉店になっていました。
レストランはデリバリーや持ち帰りのみ対応でそれなりに開いていました。
私の中で不思議だったのは「クリスピークリームドーナツ」と「31アイスクリーム」が開いていること…これは必要なの?
スーパーに買い物に行くとお米やインスタント麺など一部欠品のままのものもありましたが、生鮮食品などは十分補充されていて困ることはなさそうでした。
もちろんトイレットペーパーやオムツなどもたっぷり補充されていました。
ところがこの日は、まだ出歩く人が多数いたようで警察や軍隊などが取り締まる事態になったようです。罰金や禁錮の刑罰が追加されました。
他国でも一部見られるようですが、お休み気分で実家に帰ったり旅行に行ったりする人がいたようで…州の境を超える場合には警察の許可が必要になりました。
実は私たちも週末に旅行を計画していました。もちろんLockdown宣言後すぐにキャンセルしましたが。キャンセル料が返ってこない時期になっていたので「運がなかったなー」と話していたら、それはちゃんと返ってきてくれました。いつかリベンジしたいな、イポー。
3/19Lockdown2日目
この日は一日家にこもっていましたが、窓から見える車の数が圧倒的に少なくなりました。
コンドミニアム内のプールで子どもたちを遊ばせて何とか体力を発散させます。
あとはスクールからの課題を出されているので、それをやっつけます。
3/21Lockdown4日目
買い物へも代表者一人で行くようにとのお達しがきました。
私は実際につかまっている人は見かけなかったのですが、夫は職場の近くで歩いている二人組のカップルが警察に尋問されているのを見かけたそう…本当に警察が出回っているんだと知り、恐怖…
ネット上では軍の装甲車的なものが道路をふさいでいる画像もあり、心底怯えていたらSMSにマレーシア警察(MKN、多分警察?政府?)から「軍の車が道路をふさいでいる画像はフェイクなのでむやみやたらに怯えないように!」とか「偽物の警官が罰金を要求してくる事案が発生しているので注意!」ときました。
悪い人間はいつだってどこにだっているものだなぁとうんざり…。
ちなみにこのSMSのメッセージは英語できたこともあったけど、最近は全てマレー語…。さっぱりわからないけど、Google翻訳にコピペすると訳してくれるので非常に助かっています。
3/22Lockdown6日目
ついにコンドミニアム内のプールなどの共用部分も閉鎖になってしまいました。他のコンドミニアムではもっと早くから閉鎖されているところもあったらしいので、ウチのコンドミニアムはのんびりなほうではありましたが…。
3/23Lockdown7日目
スーパーの開店時間も制限がかかってきました。まあ当然ではあるかな、と思いますが…。平日のみで、土日も開かないようです。普通に計画的に生活していれば、土日のスーパーが開いていなくても対して困ることはありませんが、日々厳しくなっていく状況に不安になっていきます…。
交通機関も時間制限がかかりました。朝と夕方の通勤時間のみ、タクシーは変わらず動いているものの…もう町で見かけることもほぼありません。
3/24Lockdown8日目
スーパーで入り口前で検温をされることになりました。店内も50人までしかお客さんは入らないようにする、と入り口の立て札に書かれています。ただし、カウントしている人はいる様子はないので、気持ち多くなったら制限するくらいかな…という感じでしたが。
3/25Lockdown9日目
そしてLockdownが4/14まで延長されることが発表されました。
長い…
この国はそんなに長くLockdownして持つのだろうか…
Lockdown中の生活
マレーシアに限らず他の国々でもLockdownしていますね。
そして何とか抑え込んでいる日本…素晴らしいですが、今後Lockdownする可能性もゼロではないとのこと…。
そうでなくとも、学校再開までにはまだ時間があって子持ち家庭は大変かと思います。
我が家のLockdown中の生活は…
- 勉強
学校からの課題、オンライン授業、買ってきたドリル、語学アプリ、他にYou tubeで教育系の動画を見たりしています。
↓この動画は色々な種類があってなかなか面白いです。Safety Measures For CORONAVIRUS | Coronavirus Outbreak | Pandemic | Dr Binocs Show | Peekaboo Kidz
あと今、小学館の日本の歴史シリーズが無料で読めるというのをお友達に教えてもらい、上二人は気が向くと読みふけっています。4月12日までです!
- 運動
前々からやっている筋トレアプリで子ども達と一緒にエクササイズをやったりしています。ジャンプなしメニューとかストレッチメニューとかありますし、何より基本的に道具は必要ないので家で手軽にできるのでいい!(せいぜい椅子やダンベルやマットくらいのもんです。)
他にはYou tubダンスの動画を見ながら子どもと一緒に踊っています。コンドミニアムの床は石なので飛んだり跳ねたりしても下に響かないのが最高です。日本では木だったから下の階が気になっていつもいつも「走らないの!」「大きな音立てないで!」と叫んでいました…。 - お手伝い強化
あまり順調にはいっていませんが…挑戦中です。
もともと兄助の担当はトイレ掃除、時々お米研ぎでした。ネーネは洗濯物たたみでした。
最近はお米研ぎを徐々にネーネにもやらせています。その分兄助はごみ捨て係も兼任することになりました。
今後は…洗濯物をしまうところまでやってほしいとか、というかそもそも自分たちの出したおもちゃを確実に片づけられるようにしてほしいとか希望はあるのですが、なかなか親の思う通りには動きません。
ひとまずお手伝いの習慣化と少しずつ様子を見てレベルアップを図っていきます。 - 工作
ずっと家にいるので大きめの工作をしてみることにしました。段ボールハウス作りです。最初は一緒に作るつもりだったのですが、結局子ども達で勝手に動き出したので、指示されたときに支持された部分の段ボールを切る係になりました。
余った段ボールでミニカーレース場も作っていました。といっても、長い段ボールの端をソファに立てかけて坂道をつくってある、という程度ですが。途中にトンネルを作ったり落とし穴を作ったりして工夫して遊んでいます。 - 読書
家でやる趣味といえば読書、と私は思っています。そして最近は電子書籍などもあって便利ですが、やっぱり紙が好き。紙の本が好き!
なので、Amazonで日本語の本を、BookXcessで英語の本をそれぞれ頼んでしまいました。
だってAmazon、今5冊以上3500円以上で海外(対応国はアジアとなっているようです。もちろんマレーシア含む)でも送料無料なんですもん。何を頼んだかといえば、英和辞典を頼みました。もちろん他にも楽しい本を発注しました。なぜジーニアスを頼んだかというと…兄助用に買った辞書が学校の宿題、近所の本屋さんで買ったドリルにすら対応できないことが分かったからです…。
プログレッシブ小学英和・和英辞典を最初に購入しました。これは全頁カラーで予備知識的な情報も載っていて読む分には楽しかったのですが…7歳用の算数のドリルの単語も調べられないのです…。というか、ここの英語の子ども用の教科書とか絵本には、大学受験を乗り越えそれなりに勉強してきたつもりの私でも 知らない単語が載っていたりします。そりゃ子ども用の時点では間に合わないわけだ…。
- 映画鑑賞
今は便利ですね、家に居ながらなんだって買えるし、借りれるし。
最近はアマゾンのprime videoにお世話になっています。
夫とは専ら「SHORLOCK」を見ています。マレーシアはどちらかといえばイギリス英語なので、勉強にもなるし。
子ども達も適当に、一日分の課題と手伝いが終われば好きなものを見せてあげています。チャンネル権で争うのが悩みの種ですが…。
日本もLockdownに備えておいて損はない!
日本でもLockdownするかも…という話が出てきているようですね。
世界中大都市がLockdownする中、Lockdownせずに自粛要請だけでなんとか過ごせているのは日本のすごいところだと思います。
ただ、この先はわかりません。感染者数もまだ増えるでしょうし、世界情勢の影響も受けるかもしれません。
どうか日本のみんなが無事でありますように。