3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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マレーシア観光【コタキナバル】ロッカウィ・ワイルドライ・フパーク、マーケット

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マレーシア国内旅行楽しんでいました。最近はコロナのせいで難しいですが…

少し前ですが、東マレーシアのコタキナバルに行きました。

 

コタキナバルってどこ?

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東マレーシアで一番大きなの都市がコタキナバル、通称KKです。

日本からマレーシア航空の直行便もあり、日本人観光客も多い年です。野生動物が沢山いるキナバル山やビーチなどが有名です。

フィリピンが近いせいかマレーシアでは珍しくフィリピン系の人がいる都市でもあります。確かに街中にモスクもあるし、ヒジャブの人もいるのですが、人の雰囲気が違うような?中華系でもないし…とはいえ、夫に言われるまで気が付かないくらいでしたが。

ハンディクラフトマーケットという大きなマーケットの別の名前もフィリピンマーケットというようで、ここはどこかフィリピンが混ざっているようです。

コタキナバルの観光

キナバル山へ野生動物を見に行きたいという気持ちはありましたが、ウチの子ども3人を連れて行くのはかなり厳しい…と思い断念しました。

ビーチへは行く気満々だったのですが、家族が次々と発熱し、最終的には旅行先に来てまでホテルで缶詰め状態になってしまいました。

が、ヒルトン・コタキナバルに宿泊したのですが、ラッキーなことにスイーツの部屋に止めさせてもらえたので(スイーツで予約したわけでは決してない…そんなお金持ちじゃない)、スイーツの部屋とエグゼクティブラウンジを堪能しまくってそれはそれで楽しい旅行でした。今まで旅行に行ってホテルを満喫する、という経験があまりなかったので、ホテルも満喫できるものなのだと知りました!

ロッカウィ・ワイルドライフ・パーク

野生動物は見れないまでも、せめてコタキナバルまで来たのだからテングザルやオラウータンを一目見ておきたい!と行ってきました。

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ここはアニマルショーが熱いです!このアニマルショーは見る価値ありです!

動物たちのショーを見るだけではあるのですが、一部参加させてもらえるコーナーもあります。日本人カップルが参加していました。いいなー。

そしてネタバレになるので言いませんが、かなり近くまで動物たちがやってくるシーンがあります。おすすめはステージから見て右奥から中央辺り。会場全体をよく見ておけば、どこをどんな感じで動物が通るのかを予測できるはずです。
我が家は空いている席がその付近しかなかったので、意識せずに座ってしまいましたが、かなりの臨場感、動物接近で思わず子どもたちが恐れおののくほど笑

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ここに来たなら是非是非見ておきたいのがテングザル。日本ではなかなかお目にかかることができないテングザルが沢山います。

本当に天狗。赤ちゃんや若いサルほど鼻がまだまだ控えめで、でも普通のサルの鼻とは違って可愛いです。

この鼻を見ていると、芥川の「鼻」を思い出す…何のひねりもないけど。

 

羅生門・鼻 (新潮文庫)

羅生門・鼻 (新潮文庫)

 

 ↑あーこの絵!テングザルそのもの!

 

ワイルドライフパークの入り口には左右にお土産屋さんとお菓子屋さんが分かれていますが、もしアイスを買うなら断然お菓子屋さんをお勧めします。

うっかりお土産屋さんに入って「何かないかなー」と探している間に子どもたちが「アイス欲しい!」となって、その場でアイスを買う流れになってしまいましたが、ほんの数メートル先のお菓子屋さんにもアイスは売っており、そっちのほうがラインナップも価格も魅力的だったのは、アイス購入後に気が付きたくない事実でした…。

 

ここからの帰りの足に注意が必要です。コタキナバル空港、街中では問題なくgrabは捕まりますが、ワイルドライフ・パークはちょっとはずれにあるので全然grabは捕まりません…。

途方に暮れたところを、親切な受付の係のお兄さん?が声をかけてくれました。彼の友人に個人タクシーをしている人がいるというので電話をして迎えに来てもらいました。行きに比べるとやや高額になってしまいましたが仕方がありません。(息の金額は忘れたけど帰りはRM60ほど)
もしくはロッカウィの町に行けば、中心地息のバスがあるようなので、ロッカウィの町まで行くことができれば何とかなるのかも?

トゥンク・アブドゥル・ラーマン公園

行きたかったビーチ。行けず…

ここは本土からちょっと離れた美しい島々で、ボートで行くそうです。ボートは当日予約でも大丈夫だけど、定期便というより人数が集まったら出向する感じらしいです。

ちなみにこのトゥンク・アブドゥル・ラーマンという名前、クアラルンプールにもあります。クアラルンプールではこの名前のインド人街があります。他の地域にもいくつかこの名前が使われているみたいです。
なんの意味があるんだろう???と思っていたら、この名前は初代マレーシア首相の名前だそうです。

ja.wikipedia.org

マレーシア建国の父と呼ばれているそうです。マレーシア建国記念日周辺には国旗が至る所で翻っているし、皆自国のことが好きなんだろうなぁ。そして建国の父のことを尊敬していたんだろうな…だから至る所に名前があるんだろうなぁ。

 

そしてやっぱりビーチ行きたかったなぁー

ウェット・マーケットとフィリピノ・マーケット(ハンドクラフト・マーケット)

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海岸沿いにある大きなマーケット。広い空間にデデンと広がっていてなかなか見ごたえがあります。

野菜や果物、麺類や香辛料やスナック類の売られている食べ物マーケットゾーンとその場って買って食べられる飲食ゾーンがあるのがウェット・マーケットで、お土産品などがてんこ盛りの民芸品ゾーンがフィリピノ・マーケット(ハンドクラフト・マーケット)と別れています、多分。まぁここら辺にマーケットが詰め詰めになっているので、行って楽しめばいいかと。

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民芸品ゾーンは小さな店舗がみっちり詰まった感じです。隣と隣は微妙に違うけど、2つ3つ前のお店とここは同じ??というくらい、売り物がほとんど同じ。
さながらお店の神経衰弱…洋服屋さん・アクセサリー屋さん・かばん屋さん・洋服屋さん・革製品屋さん・かばん屋さん…みたいな。
そして似ているお店同士は間違い探しのような…さっきのお店では洋服と一緒にマグネットも置いてあったけど、ここにはマグネットはないな。その代わりペンが売られているな。とか。

商品がぎゅうぎゅう詰めで並べられ、通路も天井からつるされているので、だんだん自分がどこにいるのか分からなくなったり、探すのが嫌になったり…
でも意識をしっかり持てばきっと楽しめます。嫌になってきた後も頑張って目標を決めて歩き続けたら何だか一周回ってハイになっていきました。(あ、むしろ意識がしっかりしていないかも…)

値切り交渉OKですので頑張りましょう。

マレーシアで有名なバティック製品、革製品、ここいらは淡水パールも有名だそうでそのアクセサリー、藤製品などなど盛りだくさんです。

サンデーマーケット

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サンデーマーケットは名前の通り、日曜日に開かれるマーケットです。すっかり病人まみれになってしまった我が部隊…。帰りのエアアジア対策として長袖を見つけないと、という思いで行ってきましたが、商品に既視感を覚えました。

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そうこれ…日本のジャージ!

他にも韓国語や中国語、英語で元の持ち主の名前が書かれた服を発見しました。

思うにここは、リサイクルに出した服の終着点。

無料・有料でリサイクルとして引き取ってもらったまだ切れる服たちが、まわりまわってここに来ていたのか…と何だか納得。

大きな業務用の巨大な袋に詰められた服たちをここにきて並べたりハンガーにかけたりして売っているようです。

 

www.mw3mom.work

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お金を出してリサイクルとして引き取ってもらった服、全く同じではないけど同じ要領で集まった服を、遠い土地でお金を払って購入するという不思議。 

一応値切りましたが、そもそも彼らの生活のためでもあるリサイクルだったということを思うと、あまり根切交渉はできませんでした。

今日買った服たちはまた日本に帰るころにはリサイクルに流れるでしょう。

 

商品は毛玉いっぱいなものもありましたが、基本的にはちゃんと着れるものたちばかりでした。(当然か)
私もきれいなワンピースをRM10で発見したので買ってきました。よくよく見ると裾が若干ほつれていたけど…これくらいなら自分で頑張って何とか修理できそうです。

レストラン「Yee Fungイーフン」

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地元感の強いお店でした。でも割ときれいで現代っ子な我が家の子ども達も落ち着いて座って食べていられました。ご飯自体はどうせ食べられないだろう…と最初から踏んでいたので、子ども達はホテルのラウンジで食べさせてきたので問題なし。

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ラクサが美味しいというのをガイドブックで見て、それを目当てに行きましたが…ラクサはマラッカで食べた味はどうしても超えられませんでした。マラッカはやはり観光都市として完成されていて、洗練されていたなー。

ただ、個々のお店は安くて明朗会計、呼びたいときにすぐに気が付いてくれキビキビ動き続ける店員さんたちには好印象です。呼びたいとき全然気が付いてくれないのがマレーシアなので。

おまけ:Hiltonコタキナバル

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町の真ん中にあるだけあって眺めはさほどいいわけではありません。全部町viewで学校や開発途中の山、道路、24時間営業の店舗など生活感ある感じなので眺めは期待しないほうが吉。

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ただ初めて利用したエグゼクティブラウンジはサービスが流石エグゼクティブで最高でした。朝食も1階のレストランでブッフェも食べられるけど、ラウンジでも食べることができ、内容は同じでしょ?と思ったらちょこっとだけ違うのがまた特別感があっていいのでした。

夜も無料でカクテルと軽食を楽しめるので非常にありがたかったです。何と言ってもマレーシアはイスラム国家なだけあってお酒は売っているものの割高なのです。
そしてきれいな環境で、奇をてらいすぎないサンドイッチやポテトなどが食べられるのは子ども的にもばっちり。子どもはラウンジで軽食をお腹に入れさせて、大人はそのあと町で地元のご飯を食べる!というのができて最高でした!

おまけ2:ジョリビーがあった!

フィリピンの有名ハンバーガーチェーン店ジョリビーがありました!

 流石、フィリピンが近いだけある!

兄助は見つけた瞬間大興奮して、ジョリビーでお昼ご飯を食べることになりました。

ジョリビーは上の子二人が大好きなハンバーガーあり、下のチビ助が大好きなライスがありで我が家にとって平和なハンバーガーショップです。

www.mw3mom.work

買ってきたお土産

  • サバティー
  • うちわ
  • スナック
  • ご当地マグネット

コタキナバルはサバ州という州にあり、この地域には有名なサバティーという紅茶があるのです。
紅茶は好きだけど違いのよくわかっていない私はやはりよくわかりませんでしたが、でも美味しい特に癖もない紅茶でした。

 

あとはウェットマーケットでスナックを買ってきました。ラウンジでおやつに食べておいしかった花柄の生姜味のおせんべい?…食べつくしてしまったので写真もないのですが…コタキナバルではよく見かけたので、見かけた際にはぜひぜひ食べてみてください。
色は白?灰色?茶?と何だかよくわからないし、一見するといい色ではないのですが、食べてみると生姜風味で美味しいです。

あとは店員さんにごり押しされて試食したら美味しかったとんがりコーンのような形状のスナック。美味しかった!結局食べだしたら止まらなくなってしまいました。。

ウェットマーケットでは頑張って値切ろうとすると、かえって他の商品と抱き合わせで売り込まれる…という事体になりました。結局欲しいものは買えたし、抱き合わせで買ったスナックも美味しかったから文句はないけど。

 

隣のフィリピノマーケットではご当地マグネットとうちわを買いました。
最初ご当地マグネットは3つでRM10、きれいなうちわはそれ一つでRM15と言われましたが、マグネット1つとうちわでRM10がいい!というと、実は交渉していたのは隣のお店の店員さんだったことが途中で発覚!
お姉さんは「ウチのお店じゃないから彼女(このお店の人)に聞かないと」と言われしばらく待つとお店の店員さんが帰ってきました。そしたらこちらから言う前に「あ、これとこれ?なら二つでRM10でいいよ」と交渉する前に希望の値段になりました。

なんだか…希望の値段になったけど…もっと交渉の余地があったんじゃないかとなぜか敗北感…。

 

根切交渉もマーケットの醍醐味!欲しいものの言い値の半分、何なら3割くらいから大胆に値切っていこうと決意しました!皆さんも是非!笑