【クアラルンプール生活】3児の母 映画館へ行く
少し前ですが映画館に行ってきました。
まずは子どもたちがそれぞれスクールに行っている間に一人で。そして2回目は子ども3人と私一人で。
正直チビ助2歳が映画の間、静かにしていられるかが一番の鬼門ではありましたが何とかなりました。
あと、どうやら子連れに優しい「Family Frendly」という上映枠もあるようなので、そちらも次回は使いたいな。
マレーシアの映画料金事情
KLCC駅の近く、そして市内無料循環バス・GOKLも停留所になっていてアクセスの良いスリアKLCCの3rd FloorにあるTGV cinemasへ行ってきました。
スリアKLCCはISETANもあるのでちょこちょこ行ったことはあり、そして「映画館があるなー」とも思っていたのですがなかなか行く機会はありませんでした。
ところが先日、私のスマホには今MAXISという通信会社のSIMカードが入っており、残りのデータ量や月の料金の支払いをMAXISの「Hotlink」というアプリから行っているのですが、このアプリ…利用者特典みたいなものがついているのです。
その中に「TGV cinemasで映画チケットRM7」というクーポンがあるのを見つけ「RM7…これ200円弱じゃないのよ!」とお得魂に火がついて俄然行く気になったのです。
実際のところマレーシアでの映画館のチケットの価格がどれくらいなのかよくわからないのですが、どうやら大人一人RM10~25くらいみたいのようです。そうなるとRM7は目が飛び出るほどの安さではなかったのかな…
でも日本に比べたらはるかに安い!
どうせ日本に帰ったら平日は仕事にまみれ、土日は子どもにまみれ…映画館に行く暇なんてないどころか、家で映画鑑賞をする暇すらあるやらないやら…と思うと、私の人生の夏休みである今がチャンスなのでは!と今後頻繁に行ってやろうと心に決めました。
TGV cinemas KLCCへ行く
ネットで座席の予約・支払いもできるのですが、スマホのクーポンをネット上でどう使えばいいのかわからず、とりあえず映画館に行きました。
自動券売機的なタッチパネルからも予約購入できますが、やはりこちらではクーポン券の使い方が分からなかったので奥の窓口へ。お兄さんがフレンドリーに一緒に四苦八苦してクーポンを使わせてくれました。
平日日中は、そしてコロナ騒ぎの今は特にガラガラです。
初回、平日日中に行ったときには映画が始まった時点でも大きなシアター内に10人いるかどうかといった人数でした。
2回目子ども連れで土日に行ったときには開始時点ではウチ以外誰もおらず超不安!でも皆CM途中に来て、最終的には20人前後になりました。でもそれでもスカスカ。
ちなみにコロナ騒ぎ真っただ中だったので、シアターに入る前のチケットのもぎりブースで全員体温チェックをされました。このご時世なので当然ですかね。
マレーシアの映画館
噂には聞いていましたが、マレーシアの映画館調寒い!!
初回は一応長袖の薄手の羽織を持って行ったのですが、薄手なんかにするんじゃなかった…何の役にもたちゃしない。
2回目は前回の教訓を生かして、フワフワモコモコのパーカーを持っていきました。飛行機エアアジア対策で購入したものが、市中でも役立つとは…お陰で2回目は快適に映画を見ることができました。
あとは私は英語の映画しか見ることができないので、もちろん英語の映画を選択したわけですが、そうなると音声は英語、字幕はマレー語と中国語になるようです。
速いスピードの英語を聞き取るのも大変なのですが、マレー語はアルファベット表記でついつい読もうとしてしまったり(読んでも9割以上わからないのに…)、中国語は中国語で分からないけど漢字だから何となく目に飛び込んできてしまったり、、
正直英語もあっぷあっぷな状態なのに字幕で他の言語をうっかり追ってしまうとセリフが全く分からなくなってしまいました。
あとは映画館内の雰囲気が結構ラフです。
日本だと静かにするのは当然のことながら、あとから入ってきたら気持ちかがんで他の人の視界を邪魔しないように配慮するものですし、スマホなども当然上映中に出したりはしません。
けど、マレーシアでは別にいいのかも?
べらべらしゃべるわけではないですけど、結構爆笑してたし、家で映画見る時くらいの感覚で隣の恋人に「これサイコーだね」みたいなことをポロっとしゃべったりしているし、あとから来ても全然直立のまま前を横切っていくし、スマホも見てるし…。
何となく「これ、ウチの上の子二人なら連れてきても大丈夫なレベルじゃない?」と思いました。チビ助2歳は流石に場合によってはギャン泣きするかもしれないから迷惑だと思うけど。
映画の感想とか
「SONIC the Hedgehog」
Sonic The Hedgehog (2020) - New Official Trailer - Paramount Pictures
本当はFrozen2(アナ雪2)を見たかったんです…。ところが見に行ったときにはFrozen2のシアターはカップルシートしかなく、カップルシートにはクーポンが不適応ということで、しかもカップルシートは1シート(2人分)でRM50超えだったので、仕方なく他の映画を選びました。
とはいえ、Frozen2しか考えていなかったので、他にどんな映画があるかもよく分からず…何となく「SONICってあのゲームのソニックなんでしょ?多分わかるんじゃないかな」と思って選びました。
とはいえ、全然ソニックに思い入れはない。。
話自体は「勧善懲悪」的なよくあるアメリカ映画でした。最近増えてきた実写とCGの融合も珍しく感じなくなってしまった…ただジム・キャリーのキレキレのキャラと動きが久しぶりに見れたのは嬉しかったです。
ジム・キャリーは悪役なのですが、ヒーロー役より断然存在感があり、そりゃ映画のポスターにもでかでかと載るわな、と納得しました。
「Frozen2」
2回目は子どもたちを連れて話題の「Frozen2」を見に行ってきました。
カップルシートでRM50超えで、断念していましたが、3月はInternational Wemen's Dayとかで1人RM10(MaybankのカードならRM5)で見れるというので、これなら払ってもよかろう、と行ってきました。チビ助は2歳でまだ料金がいらないので3人分でRM30.※3歳以上からお金かかるみたいなことを言っていた気がします。
もともとネーネも見たがっていたし、そうなるとついでに兄助も見たいだろうしというので夫不在でしたが、母一人子三人で行ってきました。
兄助・ネーネは途中オラフのシーンでゲラゲラ笑っていたので一応「もうちょっと静かに」と注意しましたが、周りから白い目で見られたりすることもなくセーフ。
英語の音声にマレー語・中国語の字幕で彼らには多分さっぱりわからなかったでしょうが、でもそこは流石ディズニー。セリフが分からなくても表情や動きで大体の話の内容はわかるようで、楽しんでいました。まぁ最近は英語のアニメなどをもちろん字幕などなしでそこそこ楽しんでいるので、そういうものだと慣れてきたのかもしれません。
チビ助は最初半分くらいは何となく見ていましたが、やはり集中力が続かないので途中で「おっぱい飲む?」?と授乳に誘導して、授乳しながら最終的には寝ました。最初から途中で授乳するかも、と想定していたので端の席にしておいて大正解でした。
それほど怖いシーンはなかったので、怯えたり大きな声を出したりすることもなく、助かりました。
びっくりだったのはエンディングでネーネが大声で歌い始めたこと…早速歌詞を何となく覚えたようで、ノリノリで歌っていました…。幸い映画の音声自体が大きいのでネーネの声はそれほど目立たなかったけど…。隣のお兄さんだけ「え?」という顔をしていました。
家に帰ってからも歌ったり飛び跳ねまわったりしています。十分楽しかったようで母も満足です。
Family Frendlyについて
一部の映画の一部の日時がFamily Frendlyというものになっているようです。
- 泣いてよし
- 走ってよし
- 明るいシアター内
- 音も大きすぎない
- オムツ交換台完備
という子どもに優しい仕様になっています。
そしてそのお値段は12歳以下の子供はRM5、大人はRM10で、3歳以下の子供は無料
※大人1人につき子ども2人まで
我が家は子ども3人なので夫がいないとこのFamily Frendlyは使えなさそうですが…うまくタイミングが合えば是非使いたい。Family Frendlyじゃなくても映画の内容によっては何とかなりそうな気もするけど、やはりFamily Frendlyの方が安心だし…。
まとめ
- マレーシアの映画料金は日本に比べてかなり安い
- 寒いから防寒着必須
- 英語音声だとマレー語と中国語の字幕付き(字幕に気を取られすぎないよう注意)
- 笑っても平気、多少なら声を出しても平気
- コロナ騒ぎで嫌煙されがちだけど空いているから結構いいエンタメかも?まぁ3月中は閉鎖してるでしょうが…
- Family Frendlyという仕組みもある
機会があればおすすめです♪