ディズニーランドと比べてはいけないLEGOLAND
先日もちょろっと書きましたが、こないだレゴランドマレーシアに行ってきました。カリフォルニア、ジャパン、マレーシアとレゴランド自体はこれで3回目になります。
世界3か国のレゴランドを巡ってきたので、ちょっと一丁前にレゴランドを語ってみたいと思います。
初めてのレゴランド・カリフォルニア
始めて行ったのは4年前、兄助3歳・ネーネ1歳でした。
サンディエゴに家族で行く機会があり、そのうち1日をレゴランドカリフォルニアで過ごしました。
サンディエゴからは電車に揺られ、最寄り駅からはタクシーに乗ってレゴランドまで行きました。
今はタクシー配車アプリなどで楽々タクシーを捕まえられますが、その時はそんな考えもなく…行きのタクシーの運転手さんが「帰り多分タクシー捕まらなくて困るだろうから、困ったら電話してね」と名刺をくれました。本当助かりました。
初めてのレゴランドは子どもたちも小さかったこともあり、私たちにはかなり広大でした。でも今思ってもカリフォルニアのレゴランドは私たちが今まで行った3か所の中では一番広い敷地だったのかも。
敷地全体を見て回ることはかないませんでした。
アトラクションはネーネにはほとんどが乗ることができませんでしたし、兄助も2,3個乗れただけでした。しかも一部年齢をちょろまかして(汗)
でもそれでも子どもたちも所々にある自由にブロックで遊べるコーナーで何かを組み立てたりしながら楽しく過ごせました。
同じ!?レゴランド・ジャパン
次にレゴランドに行ったのは2年前。兄助5歳・ネーネ3歳でチビ助がお腹の中にいたころです。
レゴランド・ジャパン、値段の割に大したことないなどあまり評判がよくありませんが…そんなことないですよ?
東京ディズニーランドやUSJに比べると、確かに値段の割にアトラクションがそんなに沢山あるわけでもないし、ちょっと…かもしれません。
しかし、このお値段は私たちからすると「カリフォルニアと同じくらいだね」という感想です。TDLやUSJと比べちゃいけないんですよー。
あと対象年齢も違います。
TDLもUSJも小さな子どもから大人まで、むしろ東京ディズニーシーとかUSJは大人の方が楽しいかも?という感じかもしれません。
レゴランドは(レゴマニアの大人を除いて)違います。ここはあくまで「レゴブロックで遊べる子ども向け」のテーマパークです。
具体的に言うと4,5歳~小学生くらいまでが一番楽しいんじゃないかと思います。レゴ好きならもっと高学年まで、大人まで楽しめると思いますが…
レゴマニアではない大人が楽しむなら子連れであるべきかなと思います。例えば、東京生まれの東京育ちで小さい時から年1くらいでTDLに行っていた私なんかは効率的にTDLを回ってアトラクションを乗りつくす術を取得しています。そんな私が本気を出したらレゴランド・ジャパンなぞ一日で乗りつくしてしまうし、多分刺激もTDLに比べると今一つ…だったと思います。
子連れだからこそ回り切れない、回り切れないから「もっと遊びたかったな」につながる。子連れだからこそ「もうちょっとなぁ」というアトラクションも親子で楽しめるのです。
と、語りましたが、正直文句があります。
レゴランド・ジャパン、妊婦に厳しすぎ!
メリーゴーランドやデパートなんかでも見かけるような小さい子向けの汽車、はては3Dシアターまで「妊婦ダメ」なのです。
アトラクションの大半がそんな感じで乗せてもらえないので、お腹があまり出ていなかったのをいいことに、さらにはちょうどネーネが基準とされる身長の境目あたりでスタッフの目が「お姉ちゃんちょっと身長チェックいいかなー」とネーネに向いているのをいいことに、ちょろまかして自己責任で乗りました。
レゴランド・ジャパンはとりあえず妊娠中は行かないほうが吉です。それはさすがにお金がもったいない。
子どもたちはというと兄助は十二分に楽しめました。平日だったのでかなりスカスカだったこともあり、アトラクションも乗り放題でした。
ネーネは2年前の兄助と同じ年齢でしたが、そこそこにアトラクションを楽しめました。多少は身長制限に引っかかり、兄助(と親どっちか)だけ乗ってネーネは待機というアトラクションも多少ありましたが、怖がりな性格がこの時は幸いして本人もそこまで乗りたがらなかったので、揉め事にはなりませんでした。
そして行ってきましたレゴランド・マレーシア
そしてつい先日、西マレーシアの最南端・シンガポールとの境の町、ジョホールバルにあるレゴランド・マレーシアに家族5人で行ってきました。
今回は兄助7歳・ネーネ5歳・チビ助2歳です。
レゴランド・マレーシアには隣にウォーターパーク、そしてレゴランドホテルが併設されていますが、今回私たちはレゴランドのみに行ってきました。ランドだけ、そして平日のすいている日で、朝一から行きましたが、それでも回り切れませんでした。
子どもが3人に増えたせいもあるかもしれませんが、体感としてはカリフォルニアが一番大きくて次がマレーシア、一番小回りだったのがジャパンな気がします。
ここまで3か所のレゴランドを回ってきて、概ねの乗り物は把握しています。そう、どこのレゴランドに行っても同じ世界観のゾーン、同じ乗り物がちらほら見られました。
例えば、こちらはジャパン↓
そしてマレーシア↓
更にジャパン↓
そしてマレーシア↓
同じ同じ。、
ただレゴランド・マレーシアでは、しっかりスリルのあるジェットコースターに乗ってきたので、それについては書いておこうかと思います。
本当に水浸しDino Island
Land of AdventureというゾーンにあるDino islandというジェットコースターは、パット見た感じTDLのスプラッシュマウンテンのようです。
大きな山?のてっぺんから体感では真っすぐヒューっと落ちる系のジェットコースターです。周りは水なので、落ちた瞬間水しぶきがすごい勢いで上がりますし、見るからに「あぁ濡れるの注意だね」ってわかりますが、それはTDLのスプラッシュマウンテンの濡れる程度に比べるととんでもありません…。
着替えが必要になるレベルで濡れます!
正直レインコートを着ても役に立つのか?というレベルで濡れます。
久しぶりにジェットコースターでスリルを味わいたい私は唯一身長も年齢もクリアしている兄助と二人列に並びました。
ここでは荷物は一切携帯してはいけません。スマホも荷物置き場に置くように言われます。※ただし、紛失しても誰も何の責任も取らないし、全然ただの棚です。カギとかはありません…
席に座ると…席濡れてます。もれなくおしりが濡れます。
TDLだと席を一応モップ的なもので拭いてくれていたと思いますが…まぁ後でわかりますが、拭く意味がないので拭きません。
しかも乗った瞬間に船?が若干沈んで、それはまぁ多少は当然だと思うのですが、沈むと同時に底から水が水浸しになります。
穴?穴っていうか…隙間が空いている構造なのかな?
足も速攻でびしょびしょです。サンダルがおすすめですね。
動き出すと山に登るまで多少回遊し、レゴで作られた恐竜がいたりしますが、彼らは動きませんし、それもほんの4-5体くらいです。あっという間に山に登ることになります。
TDLのスプラッシュマウンテンのようなストーリー性はありません。
何となく恐竜がいる横を通って山に登る。シンプルな作りです。
山の中もいたってシンプル。動かないレゴの恐竜や恐竜の卵がいくつか展示され、なんだかクライマックス的な恐竜の唸り声が聞こえますが、どこからも何も恐竜が出てきたりはしません。ただ私たちが順路を回る…というか山に入ってすぐに出口が見えるので、そこまでの道をたどるのみです。
そしていよいよ落下!
これはなかなか迫力があります!ひゅーと落ちる感覚が久しぶりだし、マレーシアのジェットコースターって大丈夫なのか?ってちょっと怖くなったり、もろもろのスリルを感じて急降下!!
で、ずぶ濡れ!
1つの船は4列あり、私と兄助は一番後ろの4列目に座りましたが関係なくずぶ濡れ。
落ちた瞬間私はあまりの状況に笑いましたが、濡れることが大嫌いな彼はおしりが濡れるのと足が濡れるのを何とか我慢したのに、最終的にこんなことになり…泣きました。
しくしくと…
「乗るんじゃなかった!」
ときっぱり言われてしまいました。
ただその間も、母爆笑中。
このジェットコースターの近くには不思議な大きな箱があります。
乗る前は何だろう?と思っていましたが、乗った後はよくわかりました。これは巨大ドライヤーです。
1回RM10で3-5分くらい温風が出ます。
結構薄手の服だったのですが…結局「多少ましになったかな?」という程度で完全には乾きませんでした。1時間後くらいには乾きました。
でも大丈夫。だってマレーシアだから。暑いから。風邪ひきません、多分。
日本では無理ですね…完全に夏季限定の乗り物になってしまうでしょう。しかも天候によっては運行できないかも。採算合わないから作りませんね、きっと。
兄助はドライヤー後もずっとぶちぶち文句を言っていました。
一度車に戻って着替えを取ってきたい、もしくは売店で服を買ってくれ、と。
皆同じ要求になるんでしょうね、ジェットコースターの近くの売店にはTシャツが大小それぞれ沢山置いてあります。が、ズボンはありませんでした。
大体RM50~90くらいでした。
こちらの乗り物に乗る際は…というか、ところどころ水濡れ注意のアトラクションがあったりするので、濡れるのが嫌いな方は着替えを持っていくのが吉です。
3か国回ってみてLEGOLANDについてわかったこと
- レゴ好きでなければ最適な対象年齢は4,5歳~小学生とその家族
- チケットの値段は高いけど世界各国そんなもの
- レゴランドジャパンは妊娠中はいかない方がいい
- アトラクションによっては身長制限・年齢制限があるので小さい子連れの場合は事前にチェックしておくと吉
- レゴランドマレーシアに行くときは着替えを持っていくといいかも
- アトラクションは結構各国かぶる
- 食事、お土産はもちろんテーマパーク価格なので割高なのはある程度仕方ない
- お土産コーナーは半分以上がレゴブロック(ランド限定ではないものも多いので持ち帰りを考慮して購入)
- お土産も一部各国でかぶるものあり
というわけで、もちろん海外のレゴランド行ってみたい!という気持ちの方はいらっしゃるとは思いますが、実はアトラクション等かぶっているところも多いのがレゴランドなので子どもが小さくて飛行機移動は大変、交通費なども大変であれば名古屋のジャパンで十分楽しいよ、とお勧めしたいです。
海外まで行ってホテルとって…と考えると日本住まいであればやっぱり日本のレゴランドが一番リーズナブル。
ただし、もちろん各国によって違う部分もあります。
その代表はMINILAND!
レゴを使った有名な建築物が並べられた空間で、建築物だけでなくその周辺の町も再現されていたり、中にはボタンを押すと動き出す仕掛けなどもあり「見るだけなんでしょー」と最初乗り気でなかった子どもたちも何だかんだ楽しんでいました。
MINILANDのゾーンはどこのレゴランドにもあるのですが、中に含まれている建築物であったり国・地域は異なります。
カリフォルニアではアメリカの都市が展示されており、それらをクルーズで回るというアトラクションでした。ラスベガス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントンDCなどなど。アトラクションですが、船に穏やかに乗りながらレゴの建築物を見学するだけなので身長制限も年齢制限もありません。
↑ジャパンでは東京・大阪・京都・名古屋が並びます。東京と一口に言っても名所は色々あるので見ごたえ十分です。
↑マレーシアではマレーシアの首都クアラルンプールとピンクモスクが有名なプトラジャヤ、そしてレゴランドのある町ジョホールバル、その他シンガポールやタイ、ベトナム、カンボジアなど東南アジア各国の有名な建築物が展示されています。↓
最後に今回レゴランドマレーシアで食べた食事を載せておきます。参考までに。
マレーシアは周囲に何もないし再入場不可なので、ランド内でご飯を食べるしか選択肢がありません。
しかしジャパンの場合はランドの横にご飯屋さんが結構あるので、多少高めのところもありますが、ランド内よりはましなので其処で食べるのもありだと思います。
↑結構量がありました。子ども達はこれで十分。
↑こちらもまずまず。辛くないので子どももいけます。
↑残念ながら思ったほど美味しくなかったらしい(夫談)