【マレーシア生活】Rangoli作り@インターナショナルスクール
兄助の通うインターナショナルスクールでDeppavaliのRangoli(ランゴリ)作りをするというのに参加してきました。
行く前はビビっていたのですが、行ってみたら・やってみたらすごく楽しかったです。今日はそんなご報告♪
まずはDeppavaliのお勉強
なぜインターナショナルスクールでDeppavaliをやるかと言えば、もちろん勉強のためです。色々な文化や宗教を理解する、という目的でDeppavaliに限らず色々な国や宗教のお祭りやお祝い事を調べて、学んで、実践してみる!という方針のようです。
そうでなくともマレーシアはイスラム教国家ですが、ヒンディー教の人たちも少なからずいて、のDeepavaliはマレーシアでは国民的行事の一つで祝日になってます。
今回は保護者参加イベントの最初に、インド人の先生からDeppavaliに関する簡単な講義と今回のイベントの意義などを話してもらってからKolam作成となりました。
Deppavaliに関しては先日もチラッと書きましたが、せっかく先生が教えてくれたので書き残しておこうと思います。
Deppavali:光の祭典
光が闇に勝利したことを祝うお祝いだそうです。光が闇に、精霊(なんか良いもの?)が悪魔(悪いもの?)に、知識が無知に勝利したお祝いだとか。ずいぶん長いこと戦ってようやく勝った、ようなことを言っていました。(私の読解力が追い付いていれば多分そう言っていた)
途中スライドで肌が青くて剣を持った人が、体は一つなのに頭がいくつも横並びにくっついている人と対峙していました。見た目からすると顔いっぱいの人が悪者…というか化け物ですが、果たして青い肌の人が正義の人なのかもわからず…。難しい。
お祭りの由来はふわっとした感じにしか聞き取れませんでしたが、お祝いの具体的な方法などは聞けました。
- 家や職場をきれいにする
- 服を新調する
- Deppavali用のご飯やお菓子を食べる
- 家族や親せきで集まる
- オイルキャンドルを灯す
- 最後は花火をする
掃除できれいにした床にお米などでRangoli kolamを作ってその周りにオイルキャンドルを飾るのが通常のようです。
このRangoliはきれいな床の上に下絵もなくそのまま米などを置いて美しい絵を作り上げていくようです。
床の上に直置きなんて、吹き飛んで行っちゃうじゃん!と思いますが、それがいいようです。来客は福を持ってくるとされているみたいで、人の出入りなんかでRangoliが徐々に吹き飛んでいくのが福がやってきてる証みたいです。
とはいえ、せっかく作った大作が消えちゃうのは勿体ないなぁ…諸行無常。
Simple, best peacock feathered HAPPY DIWALI Festival Kolam | Easy HAPPY DIWALI Rangoli by Sangeeta |
Rangoli作り@インターナショナルスクール
学校での作ったRangoliは糊付けされているので壊される心配がなく、また紙の上に作るので管理が楽です。
まず材料
- 染色された米や豆や粉(砂?)
- 適当な大きさの紙
- ボンド
やり方は実にわかりやすいです。
- 紙をテーブルに広げる。必要があれば下絵つきの紙を準備する。
- 少しずつボンドを塗り、米などをそこに貼り付ける
ただそれだけ!
紙は持っていきましたが、先生が下絵付きの紙を配っていたので、それをもらいました。何を描いたらいいのかよくわからないし…他の家族も大体は下絵付きの紙をもらっていました。
インド人家族は流石ですね!下絵からご自身たちで独自のものを描いていました。
そして各々好きな感じに米やら豆やらを張り付けていきます。中にはスパンコールやシールを持ってきているご家族も。そっかー何も米・豆にこだわる必要はなかったのか!と目から鱗でした。
約1時間かけて完成。途中で飽きてお母さんだけ熱中してやっている家庭もあり、隙間があっても気にせずそこそこで仕上げて早々に休憩に入る家庭もあり、家族総出ですごい大作を作り上げる家庭もあり…と色々でした。
我が家の場合は、私も兄助も工作が好きなのもあってかなり集中して取り組みました。気が付くと時間ギリギリになっており、「あ、他のお母さんと交流するの忘れた…」とプチ後悔をしました。大丈夫…すぐにDeppavali Fesが開催されるから。私個人の課題はともかく、Rangoli作りは楽しかったです。
本当は床にただ置くだけのもやってみたいけど…
家でもやってみた
必要以上に沢山米を染色してしまったのと、想像していた以上に面白かったので、その日の夜に家で飾るようを自分一人で作ってみました。
ボンドを塗って、その上にパラパラお米をまいて…という作り方なので、しかも米も長くて大きいので繊細な絵を作るのは難しいですが、ざっくりした感じなら簡単に作れます。
こんな感じです。
特に何かっていうわけでもなく適当に花っぽいかな?どうかな?っていう感じですが、それなりに飾ってもよさそうなものができました♪
水色と緑の対比が孔雀を思い起こさせます。次は孔雀を意識してやってみよう。
時間があったので子どもたちの名前もアルファベットで書いてそれぞれ米をくっつけてみました。
Rangoliとは関係ないけど、なんかいい!それにこっちは更に簡単!
なるほど、これなら小さい子供にもできそう!ハートとか星とかの形にボンドを塗ってやって、その上にごちゃまぜでも何でも好きな色のお米をまくだけなら、年齢関係なく(もちろん食べないように見張りは必要ですが)できそうです。
出来上がったものを切り取って、床に置いておけば少しそれっぽくなるかしら?
わかってはいたけど、終了後は家が米だらけになりました…。もう少し大人の人数を増やすか、もしくは口頭指示を守れる人達とやりたいな。(大人1対子ども7歳~1歳3人は無謀でした。)