【MM2H】無犯罪証明書を手に入れよう!
もっぱら家事育児に追われていますが、渡航の準備もチマチマと進めています。
今日は兄助の家庭訪問の為に午後休を頂いたので、せっかくの平日休み…家庭訪問前に「無犯罪証明書」申請の手続きをしてきました!
※写真はこないだ行った地元のお祭りで内容とは無関係です。楽しかったなぁ
MM2Hの必要書類
MM2Hの説明は以前書いた記事で省略するとして…
申請のために必要な書類について一応書き出しておきます。
MM2H必要書類一覧
- Cover Letter(VISAの申請理由を手紙として書く。志望動機みたいな感じ)
- 代表者の経歴(これはフォームがあるって書いてあったけど…?後日詳細を)
- MM2H申請用紙 1人1枚(これもフォームに入力するだけ)
- IM12フォーム 1人3枚(ダウンロードして記入するだけ)
- パスポートサイズの顔写真 1人4枚(背景青という指定)
- パスポートコピー 各々(顔写真のあるページと出入国スタンプが押されたページ全部)
- 健康に関する自己申告書 1人1枚(これもフォームに入力するだけ)
- 結婚証明書 ※配偶者を同行させるなら(戸籍謄本を英文にして公証役場とかで認証してもらう)
- 出生証明書 ※21歳未満独身の子どもを同行させるなら(これも戸籍謄本を英訳・認証してもらうのでOK。生まれた時に病院とかで発行される出生証明書とは違います!)
- 直近3か月分の財産証明と収入証明(経済的に私は自立しています!という証明)
- 財務書類に関する開示承諾書 (依頼があったら詳細を開示しますという承諾書。ダウンロードしてサインする)
- 無犯罪証明書 代表者のみ(県警本部でお願いすると発行してくれる。2週間くらいはかかるとか)
- 在籍確認承諾書 (提出した書類に嘘偽りはありません!という誓いの紙。ダウンロードしてサインする)
我が家の場合は夫はもうすでにプロフェッショナルPASSでマレーシアに無事入国・滞在しておりますので、8の結婚証明書はいらない。そして子どもたち3人を同行するので9が必要ということです。
今回の肝である「無犯罪証明書」とは?
無犯罪証明書…って普通に生活していたら聞くことない単語ですね。
犯罪経歴証明書(はんざいけいれきしょうめいしょ、英: Certificate of Criminal Record)とは、各都道府県警察または警察庁が発給する、ある人物について犯罪経歴が無いまたは有ることを証明する公文書である。日本語に加えて、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語によって犯罪経歴の有無が記される。一般的には無犯罪証明書、警察証明書などと呼ばれている。
無犯罪証明書、犯罪経歴証明書、警察証明書の名前の他に「渡航証明」という名前もあります。基本的に海外移住の際などに移住先の国に要求されて手に入れる書類です。MM2Hの申請書にはLetter of Good Conduct from main applicant's relevant government agencyと書かれています。
申請に必要なもの(とりあえず東京は無料発行)
- パスポート
- 運転免許証など現住所が確認できるもの
- 無犯罪証明書の発行が必要だとわかる書類
3の発行が必要だとわかる書類ですが、MM2Hの場合はオンラインフォームで入力・印刷したMM2Hの申請書類を持っていけばいいそうです。上の一覧表だと3に該当するものです。
「名前が入った書類を確認できればいいから、完成してなくてもいい」と言われました。
この書類は渡航目的、渡航先によって異なるので事前に電話で確認することをお勧めします!
警視庁代表電話 03-3581-4321 に電話して、「渡航証明について聞きたい」と言いましょう。
私の隣にいたお姉さんは留学されるようでしたが、持ってきていたのは学校からのレターで、それではダメで移民局に行ってレターをもらってきて、と言われていました。可哀想に…。
それと申請費用は無料だそうです。どこもそうなのかな?と思っていたら、申請中に担当の人が電話からの質問で
「他の県警では費用を取るところもあるようですが、東京の警視庁では無料で発行しています。」
と答えていたので、どうやら費用が掛かってしまうところもあるのかもしれません。
申請場所
申請先は県警本部なので、東京都民なら霞ヶ関の警視庁です。私は近所の警察署でいいのかと思っていましたが、ちゃんとネット上に書いてありました。
近所の警察署なら仕事帰りに寄ってから保育園お迎えとかできる~なんて思っていましたが、霞が関!!
家→保育園→仕事→保育園→学童→家…と分刻みのスケジュールで動いてる私に霞ヶ関へ行く余裕ないじゃん!しかも平日日中だけじゃん!と絶望的でしたが、タイミングよく家庭訪問でもらった午後休があったので何とかなりました。
でもお陰様で分刻みの午後休になりました。
申請しに行ってみる
いざ霞が関、桜田門の警視庁へ!
仕事が終わって即電車に乗って霞が関へ。13:30頃到着。
警察署へは免許の更新や落とし物などで行ったことはありますが、警視庁はさすがに初めて。ドキドキしながら入ろうとしたら、いきなり呼び止められる…
門番の警察官「健康診断ですか?」
私「???…えっと…渡航のー」
門番の警察官「あ、申請ですね。どうぞ受付へ。」
何に間違えられたんだろう?健康診断?
即入はできないシステム。待合室で待機
玄関から入るとゲートが並んでいました。
私(え?普通の警察署と全然違う…)
警察官らしき人達がゲートでタッチして入っていきますが、もちろん私にタッチできるものはSuicaかPASMOくらいしかありません。おろおろしていたら、横の受付に行くよう促されました。
受付のお姉さん「今日のご用件は?」
私「えっと…渡航の…」
受付のお姉さん「はい、渡航証明ですね。」
あわあわしているうちに紙を渡され、おろおろしながら記入。
受付のお姉さん「では待合室でお待ちください。」
中には2組の人々が…その後も3-4人くらい次々とやってきて、ほとんどの人が渡航証明目的の様子でした。
完全マンツーマン状態で渡航証明係の部屋へ連れられる
15分後くらいに声がかかりました。
担当者「渡航証明でお待ちのJさん、ご案内します。」
私「お願いします」
私にもカードが与えられ、先ほど通れなかったゲートを通り中へ。
入場から渡航証明係の部屋まできっちり付き添われて案内されました。中を写メることもまして見物することもできない雰囲気。さすが日本の警察の中枢!
しかもなんか普通のわかりやすいビルと違って、変な構造?なんで細い道?全体像のわからない私には「???」な建物でした。
申請に必要な書類を提出&申請書の記入&指紋の採取
言われていた必要な書類を提出します。パスポートと運転免許証はコピーを取って返却してくれます。無犯罪証明書が必要と書いてある書類は確認したらすぐ返してくれます。
そして渡された申請書を記入します。見本もあるし、担当の人が慣れた感じで教えてくれるので何も迷いませんでした。
そして本日のハイライト(?)指紋採取!
機械に指をギュっとくっつけるのですが、最初私の指が酷く乾燥していたため指紋が取れず…専用の泡タイプの保湿剤を手に付けてくれました。4本の指と親指、反対の手も同様に、それから指一本ずつを今度はローリングしながら指の横の指紋も取る徹底ぶり。
自分の指紋をこんなにまじまじと見たことなかったので、何だかちょっと楽しかったです。ローリングしながら取るのは特に面白かった。あー指紋ってちゃんとつながってんだなーと当然すぎる感想を持ちました。
受取は12日後以降の平日日中
最後に受取のための紙と受取の際の注意事項を伝えられました。
- 受取には受取のための紙とパスポートが必ず必要
- 郵送はしない
- 受取は代理人でも可能(ただし申請時に代理人受取の旨を伝えること)
- 受取は平日の8:30~11:30、13時~17時(昼休みは対応してくれない…)
なに?受取も平日だけだって?
薄々わかってはいましたが…またどこかで分刻みのスケジュールの合間を縫って霞が関に来なければいけないみたいです…。
そして玄関までの帰り道ももちろんぴったり付き添ってくださいました。
徹底的に中をうろうろすることはできないようです。