【マレーシア生活】突然の局地的断水
さあさあ、もうマレーシアでの生活も終盤だよー、多少外に出られるようになったものの観光とかはできずマレーシアを満喫できないなー…と思っていましたら、
流石マレーシア!
マレーシアらしい日常を最後まで提供してくれます。
突然の超局地的断水
朝、普通に起きて、兄助のオンラインレッスンを横目に洗濯機を回します。
最近お決まりになってきた朝の紅茶を飲むためにお湯を沸かし、たっぷりの南国フルーツを切って、兄助のファーストブレイクに皆で食べる朝のおやつ(?)の準備をします。
チビ助のトイトレは遅々として進まず…まぁそんなものかと思いつつ。
昼ごろに洗濯物を乾燥機に入れようと思ったら洗濯物が濡れていないのに気が付き「あら、またうっかりスイッチを入れるのを忘れたんだ」なんて思い、スイッチを入れます。
昼ご飯を食べて洗い物をシンクにおいて、子ども達が遊んでいる隙に買い物に先に行くかと出かけます。
買い物から帰ってくると…
管理人「これから水道管のチェックに入るから15時くらいまで水が止まるから 」
あー…はいはい。じゃあトイレ行けないのかー。
そしたら洗い物も後回しで、先に子ども達とエクササイズして、終わったころにはシャワー入れるかな?
なんてのんきにエクササイズ…
そしたら15分ほどしたところで管理人が突然やってきて
管理人「ダメだわ。今日は水使えない。バケツとかある?水汲んできてあげる」
え?
今日水使えないの?
管理人「そう、この階だけね。幸いここの階には2家族しか住んでないから。」
いやいや…その二家族にしたら最悪ですけど…。
と、突然超局地的な断水に見舞われました。
マレーシアっぽい!すごくマレーシアっぽい!ウケる!
※水道管のトラブルらしい
水がないと困ること
マレーシアの水道水は飲み水として不適…ということで飲み水は9.5Lボトルが20本ほど備蓄されているので、飲み水には困りません。
ただ、これらは帰国までに飲み切れそうな量…万が一足りなくなっても1-2本スーパーで買い足すので間に合うだろうと計算された量。。
生活用水にざぶざぶ使うわけには、ちょっと…。
飲み水が確保されているとは言え、生活の中で水って色々必要なんですね…。
- シャワー
- トイレ
- 洗濯
- 食器洗い
- 床を拭いた雑巾を洗う
- 洗顔
- 歯磨き
- トイレ掃除
そして今一番大事な手洗い!
石鹸だけでは洗えない…水がないと。そして水がないと流せない!
水がない…不潔になる
この時期やはり特に手が洗えないのは辛いです。
- 手が洗えない
- トイレを流せない
- シャワーに入れない
- 洗濯できない
- 食器を洗えない
- 掃除後の雑巾を洗えない
やろうと思えば、バケツ水と飲み水でできるけど、それもすごく使いにくい。
そうなると
- 子どもがトイレ後でを洗わない
- トイレがずっと汚い
- 極力トイレに行かないように我慢しちゃう
- 汗をかかないように習慣の運動もやめる
- 服も極力着替えない
- 食事もデリバリー中心
- 思いっきり掃除はできない
水が自由に使えないと不潔・不健康になるんだなぁと実感しました。
コロナ騒ぎで「手を洗え!手を洗え!」とこれだけ言われているのに洗えない。
その他体、身に付けるもの、家の中…全てが汚い、汚くなる。。
最初は修行!という気持ちで何とかバケツと飲み水を使ってやっていましたが超不便!
そしてシャワーと洗濯機がどうにもならないのでお友達の家に頼りに行ったりしました。
しかし修理が土日を挟んで月曜再開、という告知を受け…修行してられない!とホテルへ避難しました。健康が保てない!
ホテルはホテルで不便なんですけどね。
家より狭いし、結局デリバリーご飯だし。
マレーシアはいつだって私を成長させてくれる
地震などの被災時に水が何より大事というのが身に染みてわかりました。飲み水が確保されている状態でも、蛇口から水が出ないというだけでいかに大変なのか…。
そして世界には蛇口をひねればそれなりにきれいな水が出ない国だってあること、
まして日本のように飲み水が蛇口から出てくる国なんて稀有だということを思い出しました。
管理人には「トイレもシャワーもプールのある階の共用のは使えるから大丈夫!」とか言われたので、被災時や水が豊富に使えない国と比べるのはまだまだ甘ちゃんすぎる!とは思いますが、これでも相当不便でした。
まぁ子ども3人のトイレ・シャワーと共用部分でするのはちょっと…大変すぎる。
もう正直なところ、またかよ!もうことごとくうまくいかないなぁ、マレーシアだなぁとも思いますが、もう最後だと思うとそれも楽しい。…いや水がないのは大変。