【クアラルンプール生活】入院費用公開@プリンスコート
先日2泊3日で入院したチビ助の入院費用を公開したいと思います。
ブログ上で何度か通院費用を公開してまいりました。そのたびに説明していますが、我が家は海外医療保険無加入です。
夫が日本の職場で普通の健康保険に加入しているので、帰国後そちらの請求をする予定です。あとは今回は入院だったため出国前に入っておいた民間の医療保険の保険金を請求する予定です。
なので、今回の支払いは10割負担です。そこのところを念頭に参考にしてみてください。
今回の一連の入院騒動でかかった費用
- ひばりクリニックで相談 RM185.00
- プリンスコートの救急受診→2泊3日の入院 RM5384.15
- 退院後の外来受診 RM107.60
計 RM5676.75
でした。RM1≒27円とすると、15万3272円です。
決して安くはない額ですが、目ん玉飛び出るほど!という感じではなかったです。10割で、個室に入ってこれなら…まぁそれくらいはしちゃうよね、と思える額。
以下細かく公開していきます。
ひばりクリニック受診費用
- GP Consultation[<30min] RM35.00
- Examination+Procedure RM90.00
- Documentation fee RM30.00
- Referral letter RM30.00
計 RM185.00
まずはかかりつけ医になっているひばりクリニックへ行きました。
ここでは呼吸状態の悪さから何も検査をせず「すぐに大きい病院に行ったほうがいい」という指示を頂き、紹介状を書いてもらいました。
普段より元気がないことと、コロナウィルスによる新型肺炎が危惧されていたからです。
一応翻訳して、日本円に換算すると以下の通りです。
- 総合診療医の診察料(30分未満) 945円
- 検査、医療手技 2730円
- 書類作成費 810円
- 紹介状 810円
計 4995円
仕方ないとはいえ、高い…。紹介状を書いてもらうためのお金だったと思おう。
プリンスコート入院費用(救急受診含む)
こちらは入院になるので、長くなります。
Hospital Service Charge
- Equipment & Facility ×9 RM204.00
- Laboratory ×4 RM535.00
- Medical Gases ×8 RM364.00
- Medical & Surgical Supplies ×73 547.85
- MO Charges ×3 RM157.00
- Nursing Procedure ×15 RM648.00
- Nursing Care ×1 RM25.00
- Pharmacy ×58 RM1389.55
- Physical & Rehabilitation Medicine ×1 RM6.75
- Registration Fee ×1 RM50.00
- Radiology & Nuclear Medicine ×1 RM100.00
- Single Standard ×2 RM560.00
小計 RM4587.15
Collection on Behalf of Doctors - Disbursement
- Dr. Anthony
Professional Fee ×3 RM562.00 - Dr.Hazman
Radiology & Nuclear Medicine ×1 RM27.00
小計 RM589.00
Package Charges
- LP10000030 : Iron Studies ×4 RM109.00
- LP10000091 : Admission Profile3 ×3 RM99.00
小計 RM208.00
合計 RM5384.15
以上を頑張って訳せるだけ訳して、更に日本円換算してみます。
病院サービス料
- 施設設備費 ×9 5508円
- 検査 ×4 14445円
- 医療酸素 ×8 9828円
- 医療外科処置材料 ×73 14769円
- MO料金 ×3 4239円
- 看護処置 ×15 17496円
- 看護ケア ×1 675円
- 薬剤 ×58 37517.85円
- 物理的・リハビリ治療 ×1 182.25円
- 初診料 ×1 1350円
- 放射線治療 ×1 2700円
- シングルスタンダード部屋 ×2 15120円
小計 123849円
医師への支払い
- Dr. Anthony
専門医費用 ×3 15174円 - Dr. Hazman
放射線治療 ×1 729円
小計 15903円
パッケージ料金
- 貧血チェック? ×4 2943円
- 入院プロフィール? ×3 2673円
小計 5616円
合計 145372.05円
プリンスコート外来受診費用
退院後数日してから行った外来は、入院病棟と同じ6階にありました。
よくわかっていませんでしたが、1階で外来受診の受付をしてから、小児科外来の受付に行かないと行けなかったみたい…。
専門外来は会計も同じフロアにあるので非常に楽々でした。
Hospital Service Charges
- Medical & Surgical Supplies ×1 RM1.60
- Nursing procedure ×1 RM22.00
- Registration Fee ×1 RM5.00
Collection on Behalf of Doctors - Disbursement
- Dr. Anthon
Professional Fee ×1 RM79.00
計 RM109.60
実際の診察内容としては
看護師さんによる体重・身長・体温チェック→医師の診察(問診と聴診)
以上でした。すっかり回復していたので、あっという間に終わりました。
病院サービス料
- 医療外科処置材料 ×1 43.2円
- 看護処置 ×1 594円
- 再診料 ×1 135円
医師への支払い
- Dr. Anthon
専門医費用 ×1 2133円
計 2959.2円
民間の医療保険からの給付金
今回の入院では医師に健康保険の請求用紙と民間の医療保険の請求用紙2枚を記入してもらいました。特にこれらの書類作成費用は領収書の中には書かれていませんでした。
健康保険の方はどれくらい戻ってくるか不明ですが、自ら入った民間医療保険の給付金額ははっきりとわかっています。
今回は入院一時金5万円+入院日額1万円×3=8万円の予定です。
以上の記事での書きましたが、海外旅行保険は我が家の場合1歳児~30代の成人までいずれも一人年間約30万円という概算を出してもらいました。5人家族だと150万円…2年間だと300万円。。かなりの額です。
これがMM2Hや学生ビザを持っているのであればもっとお手頃価格な保険もあるのですが、私たちは入れない…。
そして、日本から既に持病認定されているネーネの喘息に関する通院・入院費用は除外されるとあっては、高額な海外旅行保険に入る選択肢はほぼほぼなくなりました。
ただ、無保険(一応日本の健康保険には加入しているけども)で海外移住も心配…というので民間の医療保険に加入することにしました。
実際親の私たちは既に加入していたので、子ども達の分だけ、出国前に急いで決めて加入してきました。
実際に子供たちが加入したのはネオファースト生命の入院日額タイプ+一時金タイプでした。正直一時金タイプにも入っていたことをすっかり忘れていたので嬉しい5万円+でした♪
まとめ
結果、今回の一連の費用は
15万ー民間医療保険8万ー健康保険での給付金=?
いくらになるかはまだ定かではありませんが、貯金をごっぞり削られる!というほどではなさそうです。
日本の入院費用もすごく安いとは思えないので、少なく見積もっても5万円くらいは戻ってきてくれてもいいんじゃないかと…本当はもっと戻ってきてほしいけど…。期待はしすぎずにおこうと思います。
2泊3日の入院費用が15万円というのは驚くほど高くはないけど、これが年に何回も発生するなら年間約30万円の保険は入る価値があるかも?ですね。…ただし我が家は家族5人で入るとなるとやはりバカにならないので、海外旅行保険に入る気にはなれませんが…。
これが単身赴任とかなら入っていたでしょう。
持病以外なら通院もカバーされますしね。
民間の医療保険は入院1日1万円だとないよりはいいけど…個室代とちょっとをまかなえる程度という印象です。今回は一時金の存在が大きかったです。
あとは、ネオファースト生命では入院日額1万円以上のコースがなかったように思えますが、入院日額を調整できるプランであれば、少し額を上げたほうがいいのかもしれません。1日2-3万円とか?
とりあえず、子ども3人それぞれ年間2万円ちょっとで加入してきた今回の保険、チビ助の入院により保険料分(3人で7万円弱)以上は帰ってきました。
だから何だってわけではないけど、入って無駄ではなかったな、という感想です。
そして当然だけど通院に比較してやはり入院は経済的打撃も大きいことながら、家族全体の生活への負担が大きいですね。。
健康第一!異変を感じたら早めによく食べ・よく寝て・そして常日頃から手洗いうがい!そして入院になる前に受診で自宅治療!