3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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【マレーシア生活】マレーシア国立図書館と子ども向け英語の絵本

いつもブログ越しに役立つ情報を教えてくれるR(id:RnMtravelwithkids)さんが先日も図書館に関してよい情報を教えてくださったので、兄助の冬休み中に二人で行ってきました、マレーシア国立図書館へ!

そして何とか子ども向けの我が家の子どもたちには手ごろな絵本を見つけたので、せっかくなので紹介したいと思います。

 

 マレーシア国立図書館

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さすが国立というだけあって建物が立派です。私はGoogle Mapを見て「歩けそうな距離かも!」と早まってしまい、KLCC駅から約30分かけて兄助と二人歩いてしまいましたが…決してお勧めしません。歩道はあるものの、横断歩道がない部分もちょくちょくあり、そもそも歩いている人をほぼ見かけませんでした…。

一応バスが通っているようで、図書館のパンフレットには

  • セントラルマーケットかKeramatからKg. Baru行きのRapidKLバス220
  • Titiwangasa(Pekeling Bus Terminal)かKLCCからPNM行きのRapidKLバス402
  • RapidKLバス402に乗ったら、Institut Jantung Negara(IJN)で降り、歩道橋を渡って国立図書館に行く

と書かれていました。

もしくはGrabが簡単確実です。

 

この立派な図書館はGrandフロアから11階まであります…が、私の聞き間違え出なければ、私たち外国人はGrandフロアの子ども図書館以外は入れないとか…。

U-PARL » 【世界の図書館から】マレーシア国立図書館(マレーシア)

ただ、上記の東大のHPに載っていた紹介だと何だか私たちも図書カードさえ作れば借りれるような雰囲気を感じます。

後日、再度確認してみようかな…。

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図書カードは1階(Grandフロアではありません!1階!)の総合受付で係のお姉さんに声をかけると教えてくれます。
パスポートを出して、PCの登録画面に必要事項を名前や住所、パスポート番号などを入力していきます。そしてそれらをパスポートと照らし合わせてお姉さんが確認し、問題なければ5分前後くらいで発行してくれます。

その日対応してくれたお姉さんは日本に来たことがあるらしく嬉しそうに日本旅行のことを話してくれました。
マレーシアでは親日の方が多く、親しげに話しかけてくれる人が多くて嬉しいです。…と同時に自分の英会話力がまだまだ低すぎて楽しくおしゃべりがなかなかできないのがもどかしい…。

 

確実にマレーシア以外の国籍の人も借りたりできると聞いたGrandフロアの子ども図書館の方へ行きました。
子ども図書館には小さな乳幼児から中学生くらいまで楽しめるような多種多様の本がそろえられています。

が!問題が…

問題は、英語とマレー語が同じ棚に分けられることなく並べられていること。
一応中国語とタミル語に関しては専用の棚が用意されていましたが…タミル語は判別がつきませんが、とりあえず中国語は時々他の棚に混ざっているのも確認しました。

まぁ、仕方ないといえば仕方ないですよね…
図書館だからその場で子どもたちも本を読みますし…となると、係の人たちがいくら整理したとしても、その場で子どもたちが本を手に取り、移動し、読み。そして何となく適当なところに戻す…ということも日常茶飯事でしょうし。

あと、本の大部分がハードカバーでなく、ペーパーバックの薄っぺらい本なのです。
(小さな子用の破きにくい頑丈そうな本は入り口は言って右奥の小さい子向けコーナーにあります。)

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ウチの兄助もまだまだ英語に慣れていない時期なので、ペーパーバックの薄っぺらい、やる気をそがない程度のボリュームの本が望ましいのですが…薄すぎて、並べられても本の題名が分からない…。いちいち引っ張り出して表紙を確認して、という作業が必要で、そしてそれらが英語だったりマレー語だったり…

ちょうどいい本を探すのがとても大変でした。きっとどこの棚にどんな感じの本があって、好みの本がどこら辺にあって、と図書館の配置について慣れるか、もしくは英語・マレー語・そのほかの言語の本をもっとぱっと見ただけで分類できるくらいに見慣れれば、探しやすくなるんでしょうけど…。

今しばらく本を探すのにも修業が必要みたいです。

子ども向けの英語の絵本

とはいえ、何とか探し出してきた絵本がまずまずだったのでご紹介したいと思います。

Pete the Catシリーズがなかなかいい

猫のピートとの出会いは実は兄助が1歳の時にさかのぼります。
じーじばーばが兄助ように絵本を用意してくれて、その中に「ねこのピート」がありました。

 

ねこのピート だいすきなしろいくつ (海外×参加型×うた【3歳・4歳児の絵本】)

ねこのピート だいすきなしろいくつ (海外×参加型×うた【3歳・4歳児の絵本】)

  • 作者:エリック リトウィン
  • 出版社/メーカー: ひさかたチャイルド
  • 発売日: 2013/05/13
  • メディア: ハードカバー
 

 このピートは非常にポジティブな猫なのです。若干ネタバレになりますが…

 

 


彼は白い靴がお気に入りで、そのお気に入りの靴を履いてお出かけしては汚れてしまったりするのです。
私だったら「せっかくの白い靴がー!」と泣いたり怒ったりがっかりしたりするところですが、ピートはといえば…「泣いてない!」そして歌を歌うのです。
ピートは物事をポジティブに受け止めることを教えてくれます。

 

 

そんなピートを主人公にした絵本がシリーズ化されていまして、いずれも英語初心者の子ども向けになっています。

Pete the Cat: Play Ball!

Pete the Cat: Play Ball! (My First I Can Read) (English Edition)

Pete the Cat: Play Ball! (My First I Can Read) (English Edition)

  • 作者:James Dean
  • 出版社/メーカー: HarperCollins
  • 発売日: 2013/02/26
  • メディア: Kindle版
 

 野球をするピート。彼はおそらくチームの中心人物?っぽいのですが、全くと言っていいほど活躍しません。。でも持ち前のポジティブさで前向きにGameに取り組んでいきます。
野球をしていた夫に言わせると「こういう考えでは上達しない」と言われていましたが、まぁポジティブはポジティブでいいんじゃないかな?と。
と、まぁこんな感じでお話自体も意味があるというか、話としてまとまっているというか、大人でも議論の余地があって面白いです。

野球は私もルールなどわかっていることもあり、話の内容も苦も無く読めました。テンポもよく、また決め台詞?的な同じフレーズが繰り返し使われているので、子どももなじみやすくていい感じです。

Pete the Cat: Pete's Big Lunch

 

Pete the Cat: Pete's Big Lunch (My First I Can Read)

Pete the Cat: Pete's Big Lunch (My First I Can Read)

  • 作者:James Dean
  • 出版社/メーカー: HarperCollins
  • 発売日: 2013/02/26
  • メディア: ペーパーバック
 

 お腹が減ったピートがサンドイッチを作るお話です。…が、これってサンドイッチなの?と親子ともども疑問でした。どうみても、これは私たちがイメージするサンドイッチではないんじゃないだろうか?世界にはこういうのもサンドイッチと呼んでいたりするの?と既存の固定概念を崩すきっかけになりました。とは言いすぎか…

ここでは色々な見慣れた食べ物が出てきます。小さな子どもも大抵知っているものばかりなので絵を見ながら「あぁこれは英語でこういうのか」というのがわかりやすくていいんじゃないかと思います。

話の内容としては「サンドイッチにそれはさんじゃうの?」みたいな意外性が面白し、使われる英単語は難しすぎないので、丁度いい感じです。

Pete the Cat: Pete at the Beach

 

Pete the Cat: Pete at the Beach (My First I Can Read) (English Edition)

Pete the Cat: Pete at the Beach (My First I Can Read) (English Edition)

  • 作者:James Dean
  • 出版社/メーカー: HarperCollins
  • 発売日: 2013/05/21
  • メディア: Kindle版
 

 ピートが海で遊ぶお話。ここでは「あれ?ピートも苦手なことがあるのかな?」と思いますが、最終的には失敗も乗り越え、やってみたら意外と好き!なことがあるというのを教えてくれます。

ピートの本はどれもそうですが、一部繰り返し同じフレーズが使われるのがいいなぁと思います。覚えやすいので子どもも初回でも後ろのほうになってくると「そろそろあのセリフを言うぞー」とわかってきて、一緒に読んでいる風になれるので自信をつけさせるうえでもいいです。

話の内容も意味があるというか、学びがあるというか、短いながらも読む甲斐のある「本」という形になっていて好きです。

 

 

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