3児の母 マレーシアへ行く

7歳 6歳 2歳 ワンオペ助産師ママ2019年夏からマレーシア生活開始(帰国済)

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齢1歳の司令塔

我が家の1歳時チビ助が最近司令塔になっています。

なかなか視野が広く目が行き届く司令塔です。

 

 

 そこ、グラス空いてる!

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飲み会で重宝しそうですね。食事時、皆に飲み物が行き届いているかどうかをチェックしてくれます。

正直洗い物増えるの面倒くさいし、夫婦何年目だ、という私達夫婦は時々コップをシェアしてたりするのですけど、司令塔はそんなこと許しません。

一人一コップ。

すぐさま見つけて、「とーたん、おちゃ」と(おい、お前ら父さんにお茶用意するの忘れているぞ!)と指摘します。
もちろんご飯中にコップが空になってもすぐに発見します。透明じゃないコップの時は「にーちゃ、にーちゃコップ!」と(兄ちゃんのコップは空になってないのか?大丈夫か?)と確認されます。中身を見せて、まだ入ってるから大丈夫です、と伝えないと勘弁してもらえません。

ふりかけは基本だろうがー

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ウチの司令塔はご飯大好きご飯党です。そして更にふりかけも大好きです。

そしてその価値観は絶対なのです。

白米にふりかけは必須。

そういう固定観念で生きているので、私達にもそれを強要します。

ふりかけのかかっていない白米を見つけるとすかさず、「かーちゃ、かーちゃ!」とふりかけを手渡してきます。かけるまで許してもらえません。
おかわりの後も抜かりなくチェックされます。
おかずがあるからお父さんはふりかけなくて大丈夫だよ、と言っても聞く耳持ちません。(何言ってんだ!ふりかけは基本だろうが!)とばかりに差し出されます。

しぶしぶ ふりかけをかけています。

オシャレ番長

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お出かけのコーディネートにもうるさい司令塔です。
自分のコーディネートはもちろんのこと、一緒に歩く人間のことも気にしているようです。

自分の帽子を取ってくれと要求したかと思ったら、「ぼーし、かーちゃぼーし」と私も帽子をかぶるよう指示されます。拒否は許されません、
そしてお気に入りのショルダーバッグを首にさげて、ネーネには「ねーちゃ、ねーちゃ、はいどーじょ」と手ぶらの姉にも姉のショルダーバッグを持ってきてやります。拒否は許されません。

ネーネの子ども用のサングラスもお気に入りで、しばしば姉から奪い取って自分に装着していますが、たまに私に装着させることもあります。
それはサイズ的に厳しかったので何度か強く拒否して、外出だけは何とか許されています。

靴はちゃんと片付けないとダメだ

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今の我が家、マレーシアの家ではいわゆる土間と言うものがありません。
玄関入って即居間、と言う感じで、日本の家に慣れた私たちにとっては最初は何だか不思議な感じでした。もう慣れましたが。

なので、玄関?室内には靴置き場と言うものがありません。
靴は家に入る前に脱ぎます。そして、日本のマンションなら共用部分と言われてしまうような玄関脇にシューズラックを置いて、そこに靴を並べています。
他の部屋の人たちがそうしているんだからきっとこれが正解の在り方なんだと思います。

そのため靴を脱いで家に入ろうとすると、シューズラックまでちょっと距離があるので、子どもたちはもちろんのこと、私たち大人も荷物がいっぱいだったりするとついつい入り口前で靴を脱いで、それっぱなし。後でシューズラックに置けばいいか―と言う感じです。

でもさすが司令塔。そんなことは許しません。
大抵一番最後にエレベーターからとっとこ追いついてきて、皆の靴を「にーちゃの」「ねーちゃの」「とーたん」「かーちゃ」とみんなの靴をシューズラックに置いてくれます。
ただし並べられないので、ボンボンのせていく感じ…それでもありがとう。気の利く司令塔になってくれてかーちゃは嬉しいです。

あれ、ロスバゲしちゃうんじゃないの?

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先日飛行機に乗って旅行に出かけました。トランジットありの旅行だったのですが、乗り継ぎの飛行機は最初の飛行機と同じ空港会社でしたし、そもそも最初の出発の時点で「トランジットの時も荷物はこちらで移動しておくので大丈夫」と言われていたので、特に気にしていませんでした。

ただ、トランジットの際に偶然私たちのトランクが流れているのを発見。しかし、即座に係のおじさんが「大丈夫。これは目的地までちゃんとついていくから」と言ってくれたので、あぁ良かった。と思っていたら…

抱っこ紐の中の司令塔が我が家の荷物だということに気が付き、更に私たちが手に取りもせず、更に奥へ流されているのを見てパニックになってしまいました。
体をすごい勢いでのけぞらせて「かばーん」(何やってるんだよ!ロスバゲしちゃうじゃんか!早くウチの荷物を回収しろー)と大暴れしました。
まだもう一つ飛行機乗るんだよ!大丈夫、荷物は後でちゃんと持っていくから、大丈夫なんだよ!となだめるも聞かず…ずいぶんと大暴れをしました。
そしてそんな司令塔を体に括り付けたまま、次の飛行機の搭乗口まで来るとピタッと泣き止みました。どうやら、もう一本飛行機に乗るということが伝わったらしい。

思った以上に危機管理能力の高い1歳児でした。

このままいけばいい上司になれると思う

人の意見を聞かないところが珠に傷ですが、広い視野で皆を見守ってくれ、気が利く精神は、このままうまくいけばいい上司になれるのではないかと期待できます。

今日も元気にごはん中の皆の白米とコップの残量を見守り、お出かけの際には適宜皆に声をかけて「おいでー」と言いながら各自持ち物の指示を出し、置いてきぼりの人間はいないかを確認してくれます。

ありがとうチビ助司令塔!