【マレーシア生活】本帰国・オーナーとの話し合い
マレーシアのMCO(活動制限令Movement Control Order)は延長に延長を重ねて5月12日までとなっておりました。
それが5月4日から一部制限解除となり、Social Distanceを保ちながらほとんどの社会活動が再開しました。(学校等一部再開されていない部分はあり)
この新しい状態をCMCO(条件付き活動制限令Conditional Movement Control Order)というらしく、これが6月9日まで続くことが先日発表されました。
入国管理局は稼働し始めたものの「一部再開」となっているので、学生ビザを持たない私たち一家はどうせ出ていかなければいけない…かつまだまだ外国人の受け入れが再開されるには時間がかかりそうなので、撤退が本決まりしました。
本帰国前にすること
撤退…すなわち本帰国です。
幸いにもMCOからCMCOになったので、引っ越し業者さんを依頼したり諸々の解約等手続きはしやすい状態になりました。
本当はマレーシアに来てからまだ1年もたっておらず残念無念な気持ちでいっぱいですが…でも本来の目的であった夫の仕事のスキルアップやら英語力アップ、私と子ども達の異文化体験としては十分目的を達しているので、これ以上は無理をする必要はないか…というか無理すらできないし、ビザないし。
特に兄助はインター校に通うことで英語への抵抗がかなり低くなり(決してペラペラにはなっていない)、中国語も少し齧ることができました。
オンライン英会話を一人で受講できるレベルなので、日本に帰ってからも勉強しやすい状態にはなっているので万々歳です。
さて、本帰国が決まってこれからすべきことは
- 家の引き渡し
- 車の処理
- 学校の退校手続き
- スマホの解約(夫はプリペイドなのでほっておいてOK、私はポストペイドなのでデポジットの回収)
- Wifiの解約
- 引っ越し業者への依頼
- 飛行機の手配
- 前泊のホテルの手配※必要時
こんな感じです。
退居の手続き・オーナーとの話し合い
我が家のコンドミニアムはオーナーが同じコンドミニアムの上の階に住んでいるので比較的連絡がしやすい環境にあります。
今までも乾燥機が壊れたり、オーブンがうまく使えないとオーナーに連絡してアドバイスをもらったり、オーナーと連絡を取りながら修理屋さんに入ってもらったり、場合によっては直接見に来てくれて「あー確かにこれはどうにもならん」と確認してくれたりしていました。
当初の契約内容
1年単位や2年単位での契約が主なようですが、2019年7月中旬から2021年4月中旬までの契約でお願いしていました。
日本でいう敷金に当たる2か月分のSecurity Depositと1か月分のUtility Depositというものを支払ってありました。
契約書には
契約以前に解約する場合には解約の2か月前に言うこと。途中解約の場合には3か月分の家賃を追加で支払うこと。
とありました。
今回ドタバタの中での急な本帰国決定でしたが…これもしかすると、6月頭には帰国予定だけど、2か月後の7月中旬まで家賃を支払い、なおかつ途中だから3か月分の家賃を支払うのだろうか…?
住んでもいないのに5か月分の家賃を支払わないといけないのだろうか…?
自己都合(自己都合というかコロナによる入国制限のせいだけどオーナーからしたら関係ないだろう)とはいえ手痛い出費だなぁ。
オーナーがやってきた
オーナーは中国人で、なかなか気さくな人です。よく子ども達にも「コンニチワーゲンキデスカ?」と日本語で声をかけてくれるいいおじちゃんです。
オーナーは「どうしてもマレーシアに居られないのかい?」と聞いてきましたが、
ビザがないため6月頭までには出国しなければいけないこと。
外国人の入国制限が解除されなければ当分ここには戻ってこれないこと。
子どもの学校のこともあるので、日本でマレーシアの開国を待つよりは日本の学校に通わせた方がいいだろうと考えていること。
あとは、夫の仕事についてもちょろちょろ問題が発生していたのでそのことも含めて説明をしました。
オーナーは「そうか。とても残念だが、仕方ないね。日本での成功を祈っているよ!」と理解してくれました。
解約に関する料金に関してもドキドキしていましたが、既に支払っているSecurity Deposit分で良いということになりました。
Utility Depositの方で家のメンテナンスが必要な部分があればその支払いをし、差額分は返してくれるということになりました。
これが実のところ通常の対応なのか、オーナーが私たちに同情してまけてくれたのかどうかはわかりませんが、私たちとしては既に支払った分で賄えるのであれば大きな問題はありません。
帰りがけに「困ったことがあったら手伝うから声をかけてくれ」と言ってくれました。
ありがとうオーナー!
実際の受け渡し(予定)
実際の受け渡しは飛行機が早朝便だったため、前日にすることになりました。
前日何時ごろかは当日連絡を取り合って決めるとして、そこで最初にあった備品などで亡くなったものはないか、大きな破損はないかなどを点検してもらい、カードキーなどは翌日の出発時にセキュリティの事務所に渡しておく、ということで話が付きました。
さぁ、帰る準備をせねば!
一番大きなお金の問題であった家のことがとりあえず話が付いたので、あとはこまごまとしたことを片付けていきます。
いや、車とかはあんまり細々って感じではないですけど…。
慌ただしい1か月になりそうだ!(既に半分近く終わりそうだけど…あ、急ピッチでやらないと。。)