クアラルンプール観光【リトル・インディア】
先日お話ししたDeepavali(別名Diwali)の続きです。
ネーネとチビ助がそれぞれプレスクール・ナーサリーでDeepavaliのファッションショーをするから、それ用の衣装を着てくるように!と指令を受けたので、衣装を探しに行きました。
行先はリトル・インディア!
リトル・インディアって?
その名の通りインド人街です。さながら小さなインド、というわけ。
マレーシアにはマレー系の人が7割弱、中華系25%、インド系が1割弱、その他という構成で多くの人たちが住んでいます。よ、多民族国家!
その中のインド系の人の多くがヒンディー教で、今回の観光の元となった指令「Deepavaliの衣装探し」のDeepavaliはヒンディー教のお祭りなのです。
クアラルンプールにはインド人街が2か所あります。
- KLセントラル駅近くのリトル・インディア(ブリック・フィールド)
- マスジッド・ジャメ(masijid Jamek)駅近くのトゥンク・アブドゥル・ラーマン
今回はKLセントラル近くのリトル・インディアに行ってきました。
リトル・インディアへの行き方
駅から歩いて5分なので歩いていきました。
KLセントラル駅は大きいので迷いやすいですが、駅にくっついている大きなショッピングモールNUセントラルに向かえば大丈夫!
NUセントラルを突き抜けて、外に出ます。すると既に向かい側に何やら3連ずつになったアーチが見えます。もし見えなかったら、NUセントラルを背に大通りを右側に進んでみると多分見えます。
私たちはうっかり駅にかなり近い場所で「インドっぽい服屋さんあるじゃーん!」と食らいついて子どもたちの服を買ってしまいましたが…この先本格的なリトル・インディアにはもっと沢山のお店が並んでいて、もしかしたらあっちの方が安かったのでは。とか考えてはいけないことが頭をよぎります…。
ずんずんNUセントラル前の大通りを右側(方角的には南西かな?)に進んでいくと5分歩くか否かで、鮮やかな噴水に出くわします。ここいら一帯が本格的なリトル・インディアとなります。
ちなみにGoogle Mapで検索するなら「リトル・インディア(Little India)」で検索するとここへ連れてきてくれます。「ブリックフィールド」で検索すると更に広範囲となって、うっかりするとブリックフィールド学校へ誘われます…。私たちは誘われました。
「静かだね…インド人街感ないね。」
と、暑さにわめく子どもを抱えながら夫婦でちょっぴりだけ途方にくれました。
キラキラ可愛いインドの子ども服
うっかり駅近のまだリトル・インディア内ではないお店でインドの服を買ってしまいましたが、インドの服に変わりはありません。
可愛い!キラキラと華やかなものが多いです!
ただし、作りは意外と雑?高い服を買ったわけではないのでそんなものなのかもしれませんが…
ズボンのウエストも「自分で調節してね」とゴムも紐も何も入っていない状態でした。自分でやりますけども。
生地は硬くて張りがあります。ネーネはプリンセス気取りでいいのですが…
男子の服もしっかりとした生地で、やはりキラキラしたものが多いです。上の写真のは兄助用の服です。兄助の学校でもまたDeppavali Festivalがあるというので購入しました。ボタンとか飾りも多くて「チビ助だと引きちぎらないだろうか…」と不安になります。
チビ助はまだ1歳児。しっかりした服なんてせいぜいちょっといいブランドのポロシャツくらいしか着せたことがないので、硬い生地の服は着てくれる自信がありません。あと、地味にネーネのドレスよりも1.5倍以上の値段がするのも気が引ける。着てくれるかもわからないのに…
店先のもしかしたら普段着なのかもしれない?場所から、きれいな刺繍のされている比較的薄手の生地の半袖シャツを発見したのでそれにしました。
店のおばちゃんからは「それはズボンがセットになってないから」と言われましたが、いいんです。何となく雰囲気でいいです。
お値段はネーネとチビ助のは駅近くのお店で購入したのでリトルインディア内のお店で買うより高かったかも…。ただお店のおばちゃんが「あなた達外国人だから少し安くしてあげるわ」と二つ合計でRM100。本当は確かネーネのがRM80-100、チビ助のシャツはRM50だったので結構安くしてくれました。
ただ先ほども申し上げたように、もっと駅から離れたリトルインディア真っただ中の方が安いのかも…全く同じものは見つけられなかったので比較しようはないけど。
兄助は後日、リトルインディア真っただ中で購入しました。ズボン付きでRM40!ただ現品限りという感じでしたし、他のはRM60-100と並んでいたので、特に安いのを見つけられただけかも…。
大人の女性のインドの服
大人の女性のインドの服と言えばサリー!私だってそれくらいは知っています。
すごく素敵だし、こんな機会でもないとサリーを買う機会もないしすごく欲しいけど…買って自分で着れる自信もなし。
しかしサリー以外にもインドの女性の服ってあるんですね。確かに街で見かけたことあったな、と思い出しました。
兄助のDeppaval festivalには親も参加できるのですが、インドの服かもしくは自分の国の伝統衣装が望ましい、とあったので私もインドの服を買いました。
※ちなみに一応浴衣は持ってきたのですが…以前兄助が学校に甚平を着ていって圧倒的地味さで残念な思いをしたので、ちょっと着れない。確かに他の民族衣装に比べると特に私の持ってきた浴衣はキラキラ要素0の地味浴衣。
ワンピースタイプのインドの服が着やすかろうと思って購入しました。これもリトルインディア内には沢山のお店に、更に沢山の種類があって目移りします。ただ「これ可愛い!」と思うものはやっぱり高い…。RM40~…上はきりがない感じです。そりゃそうか…。でも圧倒的に日本で買うよりは安いと思います。素敵だなーと思うサリーや違うタイプのドレスもRM300くらいだったので、10000円はしないくらい。
ただ私は今回RM30のを見つけてしまい、しかも割と私好みの柄と色。現品限りだし…と買ってしまいました。
Deppavaliのキャンドルホルダー
Deppavaliは光のお祭りなので、キャンドルをともすものらしいです。
モールのDeppavaliフェアではきれいなキャンドルホルダーが売られていて「はぁー欲しいなぁ」と思っていました。しかしお高いモールのお高いキャンドルホルダーは小さいので1個RM25(650円)ほど。
うーん…買えなくはないんだけどね。多分もっと安く買える気はするのよね…と見送っていたのを、ここリトル・インディアで探しました!
上の写真のようなキャンドルホルダーをイメージしていったのですが、実際にお店で「これよ」と紹介してもらったのはこんな感じ。キャンドルではあるけど、ホルダーなの?って感じですが、床に直置きしても大丈夫な使用にはなっているようです。なんと12個入りでRM20弱。確かにモールのRangoliの周りに飾られているキャンドルはこんな感じだった気もする。置いてあるだけで可愛いし、何よりガラスではないので割れる心配がないのでこれを購入しました。
他にも「Happy Deepavali」と書かれたステッカーや飾り付けのためのグッズがたくさん売っていました。ちょっと前に行った、バトゥケイブ(バトゥ洞窟)で飾られていた花飾りも、造花でも生花でも沢山ありました。造花の花飾りは小さい(本当に小さくてキーホルダー的なサイズ)はRM10位であったので買うかどうか非常に迷って、今のところつけるところがないので断念。
点けられる場所が見つかったら買おう。もしくはお土産とかにもいいかも♪
10月のリトルインディアはお祭り騒ぎ
10月のリトルインディアは10月末のDeppavalに向けてお祭り騒ぎです♪※といっても、他の時期に行ったことがないので、比較ができないけど。
Deppavalでは皆新しい服を着るようなので、インドの服もたくさん売られていましたし、飾り付け用のキャンドルやRangoliキット、既に出来上がったRangoliステッカー、そして最後は花火でお祝いという話だったので、花火も売られていました。
お祭りの準備のためのグッズを売っていて、まさにお祭り騒ぎ♪
きれいなショッピングモールでいいとこどりできれいなディスプレイも素敵ですが、どうせなら本場感のあるごちゃっとした感じも楽しいです!
今度はDeppavalと関係ない時期に行ってみよー。